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吐く息は白かった |
11月19日 |
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また夜更かししてしまった。
昨晩はいつものように呑みながら日記を書き、わけがわかるのかわからないの
かよくわからない(たぶんわからない)内容になって、
「まあいいや、あとは読者のほうで勝手読みしなさい」
と投げ出す気分でアップ作業をした。そもそも、
あらゆる本意は善意を持ってしか理解されない
という格言もある。食器を洗い終えてキッチンの掃除をしてさあ寝るべと房総弁
で考えたところでPCにむかい、ネットで将棋を指してしまった。
持ち時間1分、それ以降は1手30秒。
ふつうは30分もかからないだろう(酔っているから指し手がテキトー)と思う
じゃないか。それがなぜか大熱戦になってしまい、矢倉戦で作戦勝ちになってい
るはずなのに追い込まれ(だから酔ってるからだよ!)、
こんな勝ち将棋を落としてたまるか
とムキになって差し続け、「なんか今夜は冷えるなあ」と思った(だから酔いが
覚めてきてるんだよ!)。気がつけば午前2時半。1時間以上も指すとは思わな
かったよ。後悔の記述はここまで。
10時起床、くもり。
なんだか恐ろしく寒い。長袖Tシャツとカーディガンを室内着にしてきたが、
毛糸のベストを重ね着することになった。
いつのまに冬になったんだ?
といぶかしみながら朝食のオムレツを作っていると、雨が降りだした。冬の雨は
心を暗くするし、何より寒い。
外出できないし、したくもないので、家でできることをいろいろやった。
早くも年度末の大掃除。ゴミ捨てですね。今年はワセヨビの仕事が増えたので
、それだけ付随するゴミがたまっていたから。いまだに年間スケジュールの把握
ができていなくて、
現役生の12月は20日まで通常授業がある
なんてことを確認した。今回はこの春と違ってダブルブッキングのミスは発生し
なかったが、危ないところだったかも。来年度は、もう少し配慮しながら予定を
組めるだろう。
新しい手帳への移行。
12月1日は「手帳の日」というそうだ。知らなかったな。その年度のマトメを
して、新しい手帳を用意しましょうという区切りの意味らしい。なるほど、と12
月以降の予定を新しい手帳に転記する。
けっこうヒマだなあ(-_-;)
去年はこの時期に16連休というのがあったけれど、今年は虫食いで6連休と5
連休がある。学校の冬休み期間にもヒマヒマなタームがあってがっくり。少し忙
しいのは1月の初旬だけのようだ。1月は平常月とほとんど同じで、これはほぼ
例年通り。こういうことを書くと、リーマン諸氏はすぐに
「休みが多くて良かったじゃん」
という感想(嫉妬)を寄せてくるので確認しておく。仕事がないと、それだけ収
入が減るの。そういう職業なの。ボーナスとか失業保険とか厚生年金とか社会保
険とかないの。ふん。
家事雑事。
雨の中でのアイロンがけは楽しくない。寒い中でのトイレ掃除は、え〜と、寒
い。昼食を取りに出る気分にもなれないし、行動量が少なくてそれほど空腹にも
ならない。出勤時間ギリギリにおうちでパスタ。こういう日は
家で読書をしつつグダグダしていたい
けれど、そうもいかない。仕事は仕事だ、柏校へワープ(手段:雨中の徒歩と電
車)!
授業は順調に。
速読ゼミ→Qクラスという比較的上位の組み合わせなので、長文の内容がなか
なかエグイ。エグイって死語だろう。こんな内容。
1:美術品の盗難? そんなの共謀に決まってんだろ、甘いこと言ってんじゃね
ーよ、バーカ
2:「子ども時代」や「青年時代」という言葉は、近代になって創出されたもの
だ
どちらも、ウブな高校生にとっては難しい内容だ。
1は彼らの「善き前提」をくつがえすものだし、2は言葉=世界の成り立ちの
ありかたを示唆するものだ。広い表現を選べば、狭窄した世界観だけでは世界を
見ることはできない、といった内容である。どちらも文系的な発想ではあるけれ
ど、
世界はこういうあり方をしている
という事実の指摘である。例としての英語がわかるかわからないかといった問題
ではなく、体感できるかどうかは別として、こういった物事の捉え方ができるかといった抽象化の能力を質問している。大学入試にふさわしい。
ときどき、この日記が難しい(から読めない)といった意見を頂戴する。
そうだ、このくらいのことが読めない(読みたくない)のはその程度の知性だ
からだ、と僕は裏側で言っている。難しくて、
考えなければ読めないように
書いている。もちろん、考えてもよくわからない局面は多いのだけど、そこで「
ナンなんだ、これ?」と思わせることも狙いだ。もはや死語となった「人気ブロ
グ」などはTVと同じで、
どんなバカでも読めるように書かれている
ことに気がついているだろうか? あの手のブログは、実は読者をバカにしてい
るって、気がついているだろうか? なーんて、ちょっと煽ってみました(^^ゞ
寒い寒いと帰宅して夕飯。
豚バラ肉と大根の中華煮込み。手間はかかるが絶品。ショウガがよく利いてい
る。サーモンの刺身。昨日のハマチのしぐれ煮には自作の大根の葉を加えて。キ
ュウリの辛み漬け。生レタス。
日本酒は新潟県上越市の『能鷹 特別純米』。
ラベルに鷹の絵が描かれていて豪華そうな感じ。能アル鷹は、ということな
のかしら。
隠すほど立派なモノなのだろうか。
常温でグビリといけば、中口かつ旨い苦味。ヌル燗にすると味がギュッとしまる
感じで旨い。酒米などの情報がラベルにないのが困るかな。これはグッドです。
それにつけてもオヤツはカール。
じゃなくて、それにしても寒い。この時期としてはちょっとおかしくないか。
床暖房は当然として、セーターを取り出して着るほど寒い。件名は帰宅時のこと
。風邪の症状はないけれど、気をつけるべきかもしれない。
これはヌル燗より熱燗の季節かもしれないな
と思いつつこの日記を書いた。読者の皆様も体調に注意してくだされ。
追記:冒頭の格言は僕がさっき作った。 |
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