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抽象で捨てられたもの |
11月24日 |
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今日はできる限り抽象的に書いてみよう。
理由は3つだ。1つの理由は、具体的に書くことに疲れたってこと。もう1つ
は、具体的に書くと読者様が嫌がること。最後の1つは、たまにはそういう趣向
も、ということである。
8時間睡眠の小規模寝坊。
昨晩は早寝をするつもりだったが、ついついPCで余計な時間を費やしてしま
った。そろそろデスクトップの壁紙でも替えるべなと、
未来嫁あおいの画像を検索
なんてことをやってしまったからだ。2年ぶりくらいかな。
それにしても、ずいぶんとネットも進化している。
あやふやな記憶だが、2年前だと1つの画像にたどり着くまでもっと時間がか
かった。検索をかけて、あるサイトを開いて、その画像が欲しいものかどうか検
討するためにクリックして、やれやれここで
自分のPC(あおいの部屋)にダウンロード
という流れだった。この名前のつけ方はどうなのよ・・・。
じゃなくて、今は即座に画面にアクセスできる。
検索エンジンで見える小さな画像から、それを拡大した大きな画像まで1クリ
ック。グーグルの力なのか、ネット全体がそうなっているのかは知らない。ただ
、検索の精密化にともなって検出結果が巨大になりすぎるのは欠点かも。だって
、
>3,300,000件がヒットしました
みたいなことを言われるからね。これだけ細分化しているのに、ネットはTVな
どに比べてはるかにマイナーというのが凄い。もちろん、凄いのはTVである。
午前中は、ジョーカーを切った。
トランプのジョーカーだ。切り札と意訳することもある。おおむね、ジョーカ
ーで上がることはトランプではできない。上がる一歩前に切るか、切らずに上が
りきるのが常道だと思う。トランプでは、ジョーカーをワイルドカード(万能札
)とすることが多い。そういうゲームは、ポーカーでわかるように、わりに単純
化されたものが多い。
だから、ジョーカーは使いたくなかった。
あくまで52枚で勝負するのが人生だと思っているからだ。ジョーカーなしで成
立するのが、人生というゲームである。人生ゲームではない(読者様の声:くだ
らねえ)。まあ、こういうことをするのも人生で初めてだし、四十路を目前にし
てこういう試みをしておくのも、
我が人生で必要なことかな
と考えたわけだ。たぶん、いわゆる「証文の出し遅れ」に相当すると思うが、失
敗しておくのもいいではないか。もう、これで終わりだ。
日常はふつうに過ぎた。
スーパー、整骨院、クリーニング店、プールその他。あ、具体的になってしま
った。体重は65Kジャスト。今年は体重の話題がいやに多いと思うだろう。とく
べつな含意とかはなくて、ヒンパンに書くことで自分を追い詰めようとしている
だけ。本当にここのところ体重が落ちないんだよ。これって、
独りSMごっこ
じゃないかと気がついた。肉体的に、ではない。
精神の面では、SM具有ということになるだろうか。
追い込むのも好きだし、追い込まれるのも(望むわけじゃないけど)好きだ。
程度の差も個人差もあれ、
銀玉を打つ人にはそういう性癖があるか
と思う。ギャンブルもだいたい同じだ。ただ、自分でも行き過ぎだなと思うのは
、人生までSM具現を狙ってしまうこと。もう、こういうのって、ビョーキなん
だろうね。
遅い午後はヒミツの花園。
午前中こそ晴れ間もあったけれど、天気はどんどん下り坂。授業が終わったこ
ろに降りだした。今年の秋は雨が多いように思う。
秋→秋晴れ→布団干し→気分爽快
という『よびわるの公式』が実現しない。天気が何かを象徴するわけではないけ
れど、気力が落ちているときはそう感じるのかも。ところで、そんな公式はいつ
成立したんだ?
出勤前に相撲観戦。
稀勢の里、冴えないなあというのは具体的か。「仕切り時の手つきをちゃんと
やれ」と2年前くらい(不祥事が相次いだころ)に言ってたのに、
最近ぜんぜんちゃんとやってないじゃん
という話は書いたかな。そのときだけ大騒ぎしておいて、ほとぼりが冷めるとす
ぐ忘れるんだもんな。遠くを見ていないということ。
今日も解説の北の富士親方は辛口。
苦し紛れな相撲で勝った稀勢の里には、
>そんな取り口してっからダメなんだよ。横綱大関に自分の相撲が通じなくて腐
ってるんだろうね。それが伸び悩みってことなんだけどさ
と来た。琴欧州が2敗目を喫すれば、
>まったくもう、何やってんだよ
みたいな解説というか感想。引用は要旨だけどね。2人とも、というか2人に限
らず頑張っているわけだけど、勝負事であるからこそ、こういう
辛らつ研究家みたいな人
は必要かもしれない。それにしても両横綱つよい。僕は悪役が好きなので、青い
ほうを応援する。
ワセヨビの授業は順調に。
授業後に校舎長と12月13日(日曜)の体験授業について電話会談(会ってない
から語義矛盾)。1年生向けの講座は標準〜基礎向けに設定したいという意向。
う〜んそうかなと思ったが、これは僕が決めることではない。開始ギリギリまで
待って募集状況をフィードバックし、
参加者のレベルなどを見てからテキストを決定
という流れになった。これはかなり技巧的に面倒だが、職務なので頑張りたい。
この手の体験講座の組み立て方は、予備校によって異なる。
ワセヨビの場合は現場主導で、このように校舎と担当講師がすり合わせしなが
ら内容を決める。メリットは講師にとって組しやすい授業になることで、デメリ
ットは手間がかかること。僕はテキスト作成代を拝受できるが、
時給としてはコンビニのバイト以下
である。
市進の場合は、全講座が予備校主導。
日程や時間もそうだし、テキストも共通。メリットはコストという負荷が減る
ことで、デメリットは細部のすり合わせができないこと。僕は(最近やったこと
ないから知らないが)手間をかけなくて良いが、
教壇での戦略を決めにくい
とも言える。
優劣の話ではない。
どちらにも苦労とメリットが同居するということだ。僕個人としても、どちら
が好みとは言い切れない。ただハッキリしていることは、授業だけで生徒を集め
ることは非常に難しい時代になっていること。大げさかもしれないが、
システム全体で生徒様を取り込む
ことが必要になる。大手と違って、中堅予備校はネームバリューだけで(正確に
は「だけ」ではないと想像するが)集めることはできない。これは、僕が『よび
わる』を始めた動機の1つである。
帰宅して夕食。
メインはネギトロ。ネギトロ用と表記されたマグロのクズ肉を買ってきて、白
ネギの輪切りを加えるもの。文句なく旨いが、マグロが日持ちしないのは欠点。
こそげ落とした部分だから、いくら醤油をたっぷり振っておいても、
賞味期限翌日の明日までもつかどうか
(色が悪くなるのもイメージで劣る)心配だ。小さなパックで買うと高いから、
こうして100グラム入りくらいのパックで苦しむことになる。
独りぐらしは独り苦しい
とは、言い得て妙である。イイエテミョウ、もう30過ぎの人でも通じない言葉に
なった。いつもよりは抽象的になったかと少し満足。 |
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