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AKB48って、歌手? |
11月25日 |
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今日は能力のかぎり具体的に書いてみよう。
理由は3つだ。1つの理由は、抽象的に書くことに疲れたってこと。もう1つ
は、抽象的に書くと読者様が嫌がること。最後の1つは、たまには読者様に嫌が
らせをしようという趣向である。
「てめぇ、昨日の日記は釣りだったんかぁ!」
なんで昨日の時点で気がつかなかったの? 予想しないで読んでるから、学びを
得られないのでは。
9時過ぎ起床。
その時間が過ぎてから、将棋の竜王戦のTV中継があったことを思い出した。
今日は初日だし、まあいいやと思う。ハムエッグと食パン1枚の朝食を終えてP
Cを開くと、業界関係者からメールを拝受。得意の勝手に引用。
>最近の生徒や、大学の入試、特に推薦入試の結果を見ていると、「鳩山さん、
大学も仕分けしてくれ」と言いたくなります。タバコの値段ばかり欧米にあわせ
ようとせず、もっと大学の基準も韓国とかを見習えばいいのに、です。
韓国は死ぬほど大学入試がむずかしいんですよね、たしか。
大学の仕分けってのはわかるようなわからないようなだけど、推薦入試に関し
ては同感。単に学力が低い受験生を拾いあげる(お金のために)システムにしか
なっていないように感じる。その制度を利用した学生が卑怯だとか、そういうこ
とを言っているわけではない。むしろ生き方上手かもしれない。
もちろんこの時期まで予備校に在籍する生徒様は、一般入試で挑むわけだ。
予備校というのは大学に受かるための道具だから、推薦やAO入試で合格すれ
ば必要はない。これは当然で、何の問題もない。ただ、とくに中堅ないしMAR
CHレベルの大学で考えると、
どうみても一般入試のほうが受かりにくい
という現状を目の当たりにすることが多い。先の関係者の視点は、「そんなオバ
カでその大学うかるなんてズルクナイ?」ということになる。このあとの論を進
めていくと、
予備校業界、やんぬるかな
という暗い話題になっていくのでやめよう。それにしても、早稲田のAOだけは
相変わらず難しいみたいですね。あそこだけは、一般入試のほうにチャンスが多
いような気がするが(特別な根拠はないけど実感)。
午前中は授業準備の確認など。
長文を読み直しておくだけだが、いやに時間がかかる。どうでも良い副詞なん
ぞに目が行ってしまい、「この意味なんだっけ?」と考えてしまったりする。授
業で喋るはずもないが、無視するわけにもいかず辞書を引くと、
実にそのままどうでも良い意味
だったりしてめげる。不調ね。今の話は1ヶ月くらい前にも書いた。
日常業務は順調に。
プールはスイミング550メートル、ウオーキング200メートル。体重は昨日より
100グラム減った。外出前に炊飯器のスイッチを入れておいた。めずらしく自宅で
昼食。さあ何を食べましたか? って正解できたら、あなたは病的なよびわるチ
ルドレン!
ネギトロ丼。
やはり昨日書いたように、期限切れの翌日夜に食べるのは怖いから。ナマモノ
だと当たるといけないからね。
いまだに収穫できる自家製大葉3枚
を刻み(マジでいつまで生えるんだコレ?)、ご飯にお酢5・砂糖1を混ぜ込ん
で酢飯を作る。ヅケっぽくしておいたネギトロをのっけて食べる。おいしい。残
ったご飯はオニギリにして校舎に持参。節約しなくちゃ。
授業は順調に。
しかし速読ゼミは2分延長でバカ丸出しだったかも。説明しすぎたのが良くな
かったはず。ある程度までテキトーに説明するほうがスッと通じるときもある。
Fクラスは相変わらず重たいテキスト。
だから面白いとも言える。長文は2題で120行オーバーだから、実はそんなにき
つくないのかも。何しろ、速読ゼミと違って予習できるからね。3世代同居の世
代間格差問題について語った。東大の小説は世界観を問うから面白い。以前のセ
ンター試験もそうだったが、
ちゃんと練られた背景のみえる小説
は、入試の題材として好ましいと個人的に思う。どうでもいいような広告文を読
ませる問題と、質的な違いがあり過ぎると思うがどうだろう。
こんな堅い話ばかりしてもしょうがない。
英作文は大阪大学だった。この大学、真剣に英作文が難しい。
>知らないことはご愛嬌だが、間違って知っていることはどうしようもない。
な〜んとも難しいですなあ(@_@;)
これは翻訳の試験なのか? 「愛嬌」と「ご愛嬌」は明らかに異なる意味だか
ら、そのあたりの語感を持つ英語を選んでこないといけない。しかし、こういう
のって、高校生にとって実感ある文章なのだろうか。何か、例を出さねば。トー
ク。
>いいかお前ら。知らないことはご愛嬌、たとえばどういうことなんだ。考えて
もみろ。そうだな。
僕は黒板に書く。
>AKB48
生徒様、ここで吹く。僕はたたみかける。
>エーケービーよんじゅうはち、かと思ってたオサーンが世の中にいるらしい。
ありえないだろ。フォーティーエイトや。っていうか、俺テレビ見ないから、俺
もマジで知らないけどな。っていうか、誰? っつーか、何?
生徒様、腹を抱える。僕は詰めの言葉を探す。
>しょうがないだろう、信原オッサンだからと思っただろうオマイラ。あきらめ
ただろう。受け入れるしかないだろう。それが、ご愛嬌ってことだ。
僕が示した解答例は、a で始まる過去分詞。これが絶対の解答だとは思わないけれ
ど、単語を生徒様に「入れていく」って、こういうことかな、と。
帰宅して夕飯。
サンマのオリーブオイル焼きは工夫した。
1:オリーブオイルをフライパンで熱し
2:低温時にニンニクと玉ねぎのみじん切りを入れ
3:サンマを追加して弱火で焼き
4:塩コショウをして焼きあがり直前に酒をふる
という手順。バリウマ。今日は皿で水菜をあわせたけれど、普通の塩焼きと同じ
く大根オロシ・カボス汁というトッピングも可能。サンマの料理法に悩んでいる奥様はち
ょっと試してみてください。分量なんか、適当でOKです。
味噌漬けはレンコン。
薄切りにしてざっと茹でて味噌に投入して1日後。旨いが、味噌の味が入りす
ぎて濃かったかも。さらに油揚げとキャベツのサッと煮。
1:しょう油を少量加えた出し汁に
2:乱切りしたキャベツと薄切りにしたショウガを入れで数分ほど煮て
3:最後に油揚げの千切りを投入して塩を少し加えて味の調整
という手順。キャベツの食感を維持するために、煮すぎないこと。材料費が安く
、典型的な副菜として食卓に加えることが可能。
何をしても、気は晴れない。
何とかして自分を盛り上げなきゃいけないともがいている。そうか、僕は信頼
していたけれど、相手は僕を信用していたんだなと気がついた。朝に降っていた
らしい雨はやんで、お昼前から晴れ間も見えた。でも、ちゃんと晴れ上がるまで
には至らなかった。そういう1日だった。実に具体的だ。 |
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