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準備の功罪 |
11月26日 |
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昨日の日記にレスを頂いた、感謝。
24時間以内にメールをもらうことは非常に珍しい。TVネタを書けば受けるこ
とは知っているけれど、そういう主義じゃないし、そもそもTVってほとんど見
ないからどうにもならない。本当にAKB48なんて見たこともないのだ。
ちなみに、こういった余談は授業前に準備していかない主義だ。
たぶん1回書いたはず、そういうのは職業的に無関係で無意味だと考えている
。それを主義として守ったところで悲惨な末路を迎えるかもしれないが、それは
いいとする。方針がなくて負けるなら、間違った方針で負けるほうがましだ。そ
もそも、その場で思いつくから笑いが取れるものだし。
9時半起床、ほぼ1日晴れ。
将棋の竜王戦のTV中継を観る。渡辺竜王の3連勝で迎えた第4局。僕の期待
に反して、そのままズルズルと森内が負けてしまうのだろうか。朝の雑事がある
ので、10時までの中継はチラ見程度しかできなかった。
時間はジャンプして感想文。
結果は渡辺竜王の勝ち。4連勝であっさり防衛。持ち時間を2時間余しての楽
勝だった(森内は残り3分)。これで6連覇。いやはや、強い。渡辺が希代の棋
士であることは今まで何度も書いたが、ここまで強いとは。
竜王戦は防衛の難しい棋戦
といった風評が昔はあったけれど、渡辺の登場で時代が変わってしまった。惜し
みない拍手をおくりたい。
いっぽう、森内は。
得意とする研究将棋が悉く(ことごとく=何もかも)不発だったか。永世名人
称号資格者(←通常は引退後に名乗る)であることから明白なように、長時間の
将棋に強いはずだったが、歯が立たなかった。文句なしの実力者でありながら、
誰かの引き立て役に回る
ことが多いのは、運命だろうか。1回り以上年下の渡辺にここまでの完敗を喫す
るのは、大きな痛手かもしれない。「ダメ、渡辺強すぎ」というのが衆目の一致
するところだろう。
良い天気だというのに腹しぶり。
昼間には暖房がいらないくらい暖かいのに、腹しぶり。布団も洗濯物もよく乾
いたのに腹しぶり。ムリして3回つづけてみた(特に意味はない)。面倒くさい
書類書き。この、
同じようなことを何度も手書きする
のって、一種の苦行だよね。修行かな。書くたびにかわる内容ならともかくとし
て、スタンプで捺しても問題ない情報を書かされるのは疲れる。また恐ろしいこ
とに、
手書きだからこそ価値がある
なんて考える人もいるそうで、世代間格差というのは本当に困ったものだ。あれ
、この日記の冒頭にループしてしまった・・・。
それでも何とかプールはこなせた。
精神状態が非常に良くないだけに、肉体だけは元気な状態を保ちたい。スイミ
ングのみ500メートルだが、久々に偉大な達成。
泳いでいるときに少し眠れた。
これは前にも書いたと思うが、本当の話。
もちろん時間にすれば1秒足らずのことだろうけど、水中で浮いたまま首が「
カクッ」となったのだ。力を抜いて、何も考えずに、早い話がリラックスしきっ
て泳いでいると、ときにこうなる。何回も楽しんだ。なかなか信じてもらえない
話ではある。
何が偉大かといって、かなり個人的なことだが、クロールでの達成だったこと
。
今までは平泳ぎだった。クロールの練習を始めて3年近くになるけれど、やっ
とここまで来た。それだけ、泳ぐこと自体に意識を払うことなく(そりゃ多少は
払ってますよ)泳げるようになったのだ。小さいながらも確かな幸せ。ただ、こ
ういったときに自戒するべきなのは、
今日はたまたまそうだった
という可能性を想定すること。上達が目に見える結果としてあらわれるのはマレ
なことで、明日はどうであるかわからない。少しだけ前進・進歩したんだという
自信を、少しずつ確実なものにするべく努めるべきだ。たとえば、明日もサボ
らずにプールに行く、といったように。
昼食は市販のオニギリを3つだけ。
腹しぶりもあるが食欲もない。掌に汗をかきながら柏校へ出勤。授業は順調。
Qクラスの定例試験の結果が出ていた。クラス内最下位者で偏差値58。前回が良
かっただけにイマイチに見えるが、ふつうに悪くないだろうか。
Qクラスでは、連立共通語の記述問題を多めに扱った。
演習してもらうと、なるほどデキが悪い。先の定例も、この形式の得点率がひ
どく悪かった(注:一般の模試としては難しすぎるという批判はきっとある)。
だから、この形式の問題を用意していった。
>嘘だッ、嘘だッ、そんなの嘘だっ! 定例の結果が悪いから、連立共通語の問
題プリントを用意していったなんて、そんなの嘘だッ! おかしいじゃないか。
校舎に入らなかったら、定例の結果が悪かったなんてわからないはずじゃないか
! インチキだよ・・・。裏切ったな・・・父さんと同じに、僕を、読者を裏切
ったんだ!
あんたバカァ?
本当にバカね。そんなもん、解いた時点でどの問題のデキが悪そうかなんて、
予想できるに決まってるじゃないですか。そして、模試の結果が出揃う今週の授
業では、テキストに連立共通語の記述問題が載っていると知っているのだから、
あらかじめ準備をするのは簡単なこと
なわけですね。ちなみに、問題形式別になっていないFクラスに向けては、同じ
趣向のプリントを先週くばって宿題にしておいた。おとといの授業で答え合わせ
をしておいた。自慢にもならないが、若い人向けに書いてみた。
帰宅して夕飯はしのぎ飯。
メインは八杯豆腐。昨日(11月25日)の毎日新聞の「余録(朝日の天声人語に
あたる)」に出ていた料理。江戸時代のレシピだという。引用。
>ただ大関の八杯豆腐は今では見られない。江戸時代の料理本「豆腐百珍」には
そのレシピがあって、だし汁6、酒1、しょうゆ1の八杯汁が煮えたところに絹
ごし豆腐を入れる。ころ合いを見て器に取り、おろし大根をのせて食べるそうだ
「そんなところまでチェックしているのか・・・」
ふだんの勉強で技が増えるものです。
なかなか美味しい。
しょうゆをケチってしまった(小鍋を使っても汁が多くなりすぎるため)ので
味のバランスが絶妙とはいかなかったけれど、湯豆腐の亜流として楽しめそう。
温かい豆腐料理にはレシピが多く、まだまだ前例はあるし研究の余地もあるだろ
う。基本的には
温かい豆腐+おろしショウガ
という黄金の組み合わせもある。いや、冷奴でも同じことが言えるけれど。掌の
汗は、帰宅時には収まった。あ、「掌」は「てのひら」と読みます。手じゃ書け
ないけど(@^^)/~~~ |
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