予備校講師でわるかったな!





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盛者必衰 12月3日
  電話番号は、いくつ覚えていますか?

  むかし、と言っても僕が小学生のころになる(あれ、昔か)。
  人がランダムに羅列された数字を覚えるのは、6桁が限界で、それを基準とし て電話番号が6桁になった、という説明があった。当時でも、すでに東京などは 7桁だったような気がするけれど、こういった説明は世の中にありがちで、

「そのあたり、誤差」

とゴマかされてしまう。言われてみれば、まあ6桁なら何種類か覚えられるよう な気がする。今は東京などは8桁で、千葉でも7桁で、ケータイも8桁かと思う 。なにしろ電話嫌いなのでよく知らない。

  あれ、覚えているのはギリギリ3つだ。
  自宅と、自分のケータイと、実家だ。前の2つにかけることは絶対にないけれ ど、何かの書類書きで必要になるときがある。ケータイには、実家の番号を登録 していない。だから3つで済む。むかし、と言ってもせいぜい10年前は、頑張っ ていくつか覚えようとしていたんだけどな。今日の無意味なネタはここまで。


  やや寝坊で10時起床、冷たい雨。
  お昼くらいまでは降らないかな、何とかプールには行けるかな、と思っていた ので残念。結果的にプールはサボり、授業=仕事を中心とする1日となった。つ まんないの・・・って、それが普通ですよね。

そういう人生って面白くなさそう

と思うにしても、読者減らしの悪行にも限度があるからやめておこう。


  新聞を読むと、めずらしく予備校関係の記事があった。
  毎日新聞のサイトから見出しのみ引用

>雇用契約:予備校非常勤も「雇用」 河合塾と講師和解、団交可能に

  感想は2つに分かれるだろうか。
  1つは「やっぱ大手は違うなあ」であり、もう1つは「なんだ、この業界って まだ近代化されてないのか?」であろう。僕はどちらでもない。正直に言って、

「今日はそんなにニュースが少ない日なのか」

である。最近の新聞は文字が大きくなって記事が少なくなっているから、こうい ったマニア向け(なんて言っちゃいかんですかねw)の記事はめったに読めない 。ついでに思い出したのは、10年くらい前に某予備校で、

源泉徴収のない出講料もらったなあ

ということ。時代は流れ、人は移ろい、諸行無常の金の音。おい、「鐘」だろ(^^ ゞ


  在宅時間が長いので、もろもろ雑用。
  きのう直前講習のテキストを拝受したのでざっと見た。細かい準備はまだまだ これから。寒いことも、いろいろ人生寒いこともあるのか、腹しぶり。出勤前に ご飯を炊いてカレーライスを食べた。読書もできたので、感想文を書いた。


  『採用力のある面接』辻太一郎を読了。
  企業の採用担当面接官の心得を説く本。
  人を採用する側がどういった立場にあるのかを知ることができた。

  ただ、評価は難しい。
  タイトルをパッと見したところ、僕は「実は(学生が)面接をクリアする方法 を語る本かな?」と思った。しかし副題が「ダメな面接官は学生を逃がす」とな っているので、なんだそりゃと興味を持った。立ち読みすると、

企業の採用者が学生にどうやって入社を希望させるか

という内容だったので驚いた。「面接」なんて、企業が学生を振り落とすシステ ムだと思っていたからだ。

  読んでみると、いかに良い人材を学生の中から発掘するか、そしてその学生に いかに自分の会社に興味を持っていただくか、が説明されている。
  なるほど確かに、「若者は3年で会社をやめる」時代(なんと3割の新入社員 がそうなるとか)だから、企業としては

いかにちゃんと働いてくれる人材を確保するか

が問題になってくるのだろう。もちろん面接だけで普通の大学生を判断しなけれ ばいけないから、

いかにちゃんと働いてくれそうな人材を発見するか

も重要になっているわけだ。だから面接官には、人を見抜き、人に気に入っても らう(正確には自分の会社を気に入ってもらう)という職務が発生する。最後の 1ページから引用。

>おそらく人は、昔以上に、仕事に精神的な満足感を求め、仕事において個性を 出したいと思っています。(中略)企業の側も、できればその個性を引き出しな がら仕事をさせていきたいと、思っているはずです。「人を活かす」という意味 で、さまざまな視点で人に注目しておくことが、組織をうまく回す上でも必要に なってきます。

大学生諸君、不況なんて気にすることないぞ、風は君たちに吹いている、面接官 は君たちの味方である、かどうかは不明だけどね。


  Qクラス対応速読ゼミの店じまい。
  昨年とちがうのは、やはり偏差値60程度の受講生に絞れば効果があるな、と感 じたこと。完全な精読まではできなくても、

知らない単語が多少あっても困らない

くらいの精読力で良い。授業はもとより、演習する生徒様はキツかっただろうが 、確実に力の蓄積になったと見る。多少の例外もあったようだけど、まあそれは どうでもいいか。偏差値40台で、こんな講座受けても意味ないと思うけどねえ。

  Qクラスも店じまい。
  非常にうまく回せた。MARCHないし間違って早慶上智という目標のこのク ラスレベルを、充足させることができたと思う。人数が増えなかったのが不思議 なところだが、時代ということだろうか。人様が何を評価しようが、自分として はうまくやったと思うので問題はない。ただ、

早慶上智まではもう2押し必要

と思ったことも付け加えたい。来るべき直前講習では、何かを見つける手助けに なる一服を盛り込まねば。


  雨の中を帰宅して夕飯。
  メインは鶏そぼろと豆腐の煮物。シイタケとショウガおろしともろもろの調味 料を入れて、水溶き片栗粉を加えてスープ風に。輪切りの白ネギを散らして食べ た。あったまるし、それなりに旨かったが、これはもう一工夫が必要かも。

  これで通年授業の残りは1日だけ。
  明日は休日だが用事が少しある。洗濯を済ませておいた。1日全体として、無 理に元気なフリをしたかもしれない。冷たい雨は、人をそういう気持ちにさせる 。
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