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悪人往生可否伺い日記 |
12月7日 |
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おとといの「一言」で、サッカーW杯のことを書いた。
岡田監督は「なんとかなるのでは」みたいなことを言ったそうだが、ホントか
よと思った。僕はサッカーのことをよく知らないにしても、オランダに必敗、カ
メルーンに何かの間違いで勝ち、ひょっとしてデンマークに引き分け、早い話が
何もかもうまく行って勝ち点4、つまり予選敗退
だろうと思う。1回コッキリの勝負事で弱者が勝ってしまうことはなくもないが
(受験なんてのがその典型だろうか)、W杯くらいのハイレベルな勝負になると
、
キッチリ実力通りの結果
がふつうかと思われる。例外はあるにしても、少なくとも未来予想図はいちばん
可能性が高いものにしておく、という考えでもある。
ところが、「なんとかなるのでは」が世間にウケの良い発言なのだ。
立場があるから弱気なことは言えないというよりも、メディアのためには前向
き発言、といった気概が感じられる。ここで岡田監督が、
>いやぁ〜、どう転んでもオランダには勝てないでしょうな。なんでこういう組
に入るかなあ。デンマークねえ・・・何かが起こればいいんですが、起こらない
でしょうな。カメルーン、ここでナンとしても引き分け、あわよくば勝ち。今ま
で2回も勝ってますし。いや、そりゃランキングが30くらい離れてるから、こう
いう大勝負は厳しいでしょうけど。はは。勝ち点1ないし3は見込めますね。正
直、ツイてないと思いますが、やれるだけやってみたいと思います。
みたいに言ったら僕はゲラするけれど、そんなことは言わないのが大人の常識な
んだろうね。早く大人になりたいものです。
7時半起床。
今日も冬晴れで、北風が強いぶん寒くなった。室内にいれば太陽の光が暖かく
、室外に出れば北風が冷たい。空気もパリパリに乾燥して、なんていうのかな、
絶好の放×日和
なんて書いちゃマズイんだろうな。黒いジョークって、まったく通じない人もい
るからね。×火、ダメ、ゼッタイ。え、のりピー?
年賀状書きはほぼ終了。
昨日「年賀状は確認行為に適している」と書いた話の続き。日記なのか連載エ
ッセイなのか。
これが、歳を重ねてくると、もっと大事な確認をするものになるらしい。
誰に聞いたのか忘れたけど、
「あ、この人まだ生きてたんだ」
と年賀状を見て生存確認をするそうだ。ディープやなあ。死人に口なし、とよく
言うではないか。
あくどいジョークはともかく。
幸いなことに、僕の周りでは年賀状を交換している人に「万一」は起こってい
ない。ただやはり、やむをえないことだが、喪中の葉書はじりじりと増えている
。僕も人生の折り返し点は過ぎているから、そういうことである。
死は「万一」ではない。
必然にカテゴライズされる珍しい現象だろう。そう考えれば、こうやって年賀状
をコリコリ書けるのは(かりそめであるとは言え)幸せなことかもしれない。生
きることの証が年賀状と言えば大げさすぎるし、まあ実際にヤッツケで書いてい
るんですけどね(^^ゞ
外出して酒店。
最近見つけた良い酒店は空き瓶を引き取ってくれると言っていたので持参した
ところ、本当に引き取られてしまった。
ビン保証金変換なし(-_-メ)
なんだよそれ、納得いかねえよ。「引き取る」が言葉のアヤなんて汚いよ! リ
サイクル社会なんてウソばっかりだ。2本持参したから、事実上10円も損した。
家計が苦しいだけに痛い。
昼食をすませて再び外出。
所用は所要2時間くらい。首尾は良くも悪くもない。そそくさ帰宅し、いろい
ろ調べものなど。細かい時間を突いてヒミツの花園もだいぶ進捗した。
夕方から都心へ。
某業界関係者とサシ呑み忘年会である。この数年、こういう呑みの機会が激減
している。不況のせいではなくて、単純に僕が落ち目だからだろう。お座敷(俗
に言う接待のこと)の声がかからないのは良いとしても、
落ち目になると同僚諸氏からも誘ってもらえない
のである。たしかに「悪運を移されちゃたまんねーよな」と考えるのは、業界的
にアリだろうなと思う。性格が悪いようだけど、
運を身につけてでも勝ち抜いていきたい
とふるまうのは、職業的に適切かもしれない。そういう世界である。世の中、綺
麗事だけでは通らないし、渡っていけないのだ。
では、今日はこのへんで。
泥酔して帰るはずなので、出かける前にアップしておきます。件名は『歎異抄
(たんにしょう)』でよかったのかな。著者は唯円(ゆいえん)? 慈円(じえん)は『愚
管抄(ぐかんしょう)』だっけ?
受験生は最後まで基礎の確認を怠りなく、
と締めてみた。あれっ、これじゃあ善人じゃないか! |
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