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そんなもん、夢じゃない |
12月12日 |
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タイガー・ウッズが叩かれているそうだ。
自動車事故がどうとか、愛人問題がどうとか、それに付随する家庭問題がどう
とか。著名人にありがちなゴシップで、デビューして10年以上もこういったこと
のなかったスターだけに、マスコミは嬉しそうだ。
世の中は嫉妬だな、と改めて思う。
ずば抜けた才能を持つ人はほとんどいないから、たいていの良識ある市民はそ
ういう人を崇め、尊敬する。その一方で、ほんの僅かなお利口が、そういう人の
瑕疵を必死で見つけ出し、囃したて、笑いものにする。してやったりと思ってい
る。自分がスターの立場に回れないことを喧伝し、認めている。
自分にはない才能に嫉妬
を覚えている。何とも貧しい心であることかねえ、ってなんかジジくさいですけ
ど。
ところで、愛人がいたからどうだと言うのだ。
倫理的にどうなんだという意見はあるだろうけど、私人が何をしていようが、
勝手ではないか。犯罪をおかしたわけではないのだし(ん? 愛人所有を禁ずる
法律があるのかな?)。日本の某政党の幹事長が、
>どの女と寝ようが勝手だ
と言ったのはいつだったか。あの比喩に眉をひそめた人は多かっただろう。ただ
、個人的信条としては、「聞かなかったことにしよう」くらいがまともな反応か
と思う。しかし、公人が人前で言うことかね、とは思う。話がそれたのでネタは
ここまで。
9時半起床。
寝汗をかいたので朝風呂。この休みはどこまで続くのだろうと指折り数えたら
、とりあえず今日までだった。明日はワセヨビで体験授業がある。その後は飛び
石で休みだったはず。のんびりしてるのね。
お昼過ぎまで仕事。
ジリジリというかダラダラというか。この時期、去年は今年以上にヒマだった
けれど、いったい何を過ごして生きていたのかと思う。自分で日記を読み返して
みても、
何をしているのか不明
という記述が多かった。なお、この数日引きこもっているのは、実はインフルエ
ンザにかかっている、のではない。どうせかかるなら今のうちに、と思わなくも
ない。
授業準備は1月ぶんまでまとめて進めている。
なにぶん12月がヒマなので、自転車操業にならなくて良いのはメリットだろう
。職業的には、
授業準備もそこそこにとりあえず教壇
というのが儲かるのだけど(おっとっと)、現状は認めるしかない。今日1日で
だいぶ進捗し、全体の50%は超えたはず。2種類の速読ゼミとFクラスが面倒な
感じ。
外出してスーパー。
昼食も買って帰宅すると、ケータイに着信があった。スーパーくらいの用事だ
と、ケータイを持ち歩くことはない。急ぎ折り返しかける。良い方向で決着。縁
があって良かったと思う。一時シノギにしかならない気もするけれど、何とかし
て生きていかなくてはいけない。その気力をなくせば、人生は終わるのだ。
そうそう、宝くじを性懲りもなく買った。
年末ジャンボをフンパツして9,000円も。1発ドカンと当てて住宅ローン返済、
という目的は今までと同じ。こいつを返しきれないと、
人生完全にアウトという人生最大のピンチ
である。いつもの3倍買ったのは、来年の収入が少ないから。実に解決になって
いない行動なので、若い人は参考になさいますよう。
ただし、宝くじを買うのは社会貢献だ。
銀玉店とは異なる(あいつら、追いはぎとか辻強盗とかシルクハットをかぶっ
たペテン師みたいなもんだからな)。いっぽうで宝くじは、詳細は知らないが、
たしか購入金額の半分が公共のために使われる。平たく言えば、税金を自己申告
で勝手に納めるようなものだ。ほとんど募金に近い。
前も書いたはずだが、
宝くじを「庶民の夢」と詐称
するのはやめて欲しい。
寄附と言ってもいいくらいだし、社会貢献活動として表彰してもらってもいい
。そもそも、こんなもん、人生負け目に入っている人が、自分をごまかすために
買っているのだ。すごい自虐でビックリした。でも本当だよ(どこが?)。
遅めの午後はヒミツの花園。
このところ熱心なことである。早朝に雨はやんだらしく、お昼から晴れた。午
後には短時間とは言え布団も干せたし、洗濯物も薄手のそれは乾いた。最高気温
も15度くらいあっただろう。週明けから強烈に寒くなるそうなので気をつけよう
。
夕方はもろもろ。
昼寝、読書、エッセイ書きなど。エッセイは鉄道旅行記なので真剣に書いている。事実をどこまで盛り込むか、どこまで削るか。読者が「読んでトクした」と思う部分を少しだけ入れることができるか。
鉄道紀行文の大家である宮脇俊三先生
を見習うべく修行している。もっとうまく書けるはずだ、と自分を励ましながら
。
「どうせ、テツの話でアツくなって書いてんじゃないの?」
テツの気持ちが、オマイラ非テツなんかにわかってたまるか!
夕飯のメインは小さな鍋。
鶏ツミレは卵・鶏ひき肉・大蒜・下仁田ネギの青いところを材料とした。野菜はシンプルにシイタケと白菜のみ。ときに、ミニ白菜ってけっこう便利かも。知ってますか? 身長20センチくらい、体積で言えばふつうの白菜の半分以下のもの。カットされた白菜よりも日持ちするし、何より
白菜の外側と内側を等量つかえる
のがありがたい。品種改良って素晴しい。
サブメインは湯葉豆腐。
完全な湯葉ではなく、湯葉の裏側(表か、どっちだ?)に豆腐が貼りついた、厚さ5ミリくらいのもの。2枚で100円と高いだけあって味は良かったが、食感がイマイチで、
湯葉なのか薄切り豆腐なのかハッキリしろ
と叱りつけておいた。他は昨日の続き。おでんとか、納豆にキュウリとキムチのみじん切りを加えたものとか、ナスとキュウリの昆布漬けとかハムエッグとか。
これで4連休は終わり。
記憶にある範囲では、今日の3分ほどを例外として、口をきいていない。ヒキコモリは快適だ。早く、こういう身分になりたい。とは言え、明日からは何のかのと用事だの仕事だのがあるようで、少しずつアクティブな生活に戻っていくだろう。面倒だけど、無事に社会復帰できればいいけれど。
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