予備校講師でわるかったな!





各ページのご案内はコチラ 

proflile 自己紹介

diary 日記

essay エッセイ

bbs 掲示板
  

Copyright (c) 2004 
takeshi nobuhara All Rights Reserved. 

そんなもん、夢じゃない 12月12日
  タイガー・ウッズが叩かれているそうだ。
  自動車事故がどうとか、愛人問題がどうとか、それに付随する家庭問題がどう とか。著名人にありがちなゴシップで、デビューして10年以上もこういったこと のなかったスターだけに、マスコミは嬉しそうだ。

  世の中は嫉妬だな、と改めて思う。
  ずば抜けた才能を持つ人はほとんどいないから、たいていの良識ある市民はそ ういう人を崇め、尊敬する。その一方で、ほんの僅かなお利口が、そういう人の 瑕疵を必死で見つけ出し、囃したて、笑いものにする。してやったりと思ってい る。自分がスターの立場に回れないことを喧伝し、認めている。

自分にはない才能に嫉妬

を覚えている。何とも貧しい心であることかねえ、ってなんかジジくさいですけ ど。


  ところで、愛人がいたからどうだと言うのだ。
  倫理的にどうなんだという意見はあるだろうけど、私人が何をしていようが、 勝手ではないか。犯罪をおかしたわけではないのだし(ん? 愛人所有を禁ずる 法律があるのかな?)。日本の某政党の幹事長が、

>どの女と寝ようが勝手だ

と言ったのはいつだったか。あの比喩に眉をひそめた人は多かっただろう。ただ 、個人的信条としては、「聞かなかったことにしよう」くらいがまともな反応か と思う。しかし、公人が人前で言うことかね、とは思う。話がそれたのでネタは ここまで。


  9時半起床。
  寝汗をかいたので朝風呂。この休みはどこまで続くのだろうと指折り数えたら 、とりあえず今日までだった。明日はワセヨビで体験授業がある。その後は飛び 石で休みだったはず。のんびりしてるのね。

  お昼過ぎまで仕事。
  ジリジリというかダラダラというか。この時期、去年は今年以上にヒマだった けれど、いったい何を過ごして生きていたのかと思う。自分で日記を読み返して みても、

何をしているのか不明

という記述が多かった。なお、この数日引きこもっているのは、実はインフルエ ンザにかかっている、のではない。どうせかかるなら今のうちに、と思わなくも ない。

  授業準備は1月ぶんまでまとめて進めている。
  なにぶん12月がヒマなので、自転車操業にならなくて良いのはメリットだろう 。職業的には、

授業準備もそこそこにとりあえず教壇

というのが儲かるのだけど(おっとっと)、現状は認めるしかない。今日1日で だいぶ進捗し、全体の50%は超えたはず。2種類の速読ゼミとFクラスが面倒な 感じ。


  外出してスーパー。
  昼食も買って帰宅すると、ケータイに着信があった。スーパーくらいの用事だ と、ケータイを持ち歩くことはない。急ぎ折り返しかける。良い方向で決着。縁 があって良かったと思う。一時シノギにしかならない気もするけれど、何とかし て生きていかなくてはいけない。その気力をなくせば、人生は終わるのだ。

  そうそう、宝くじを性懲りもなく買った。
  年末ジャンボをフンパツして9,000円も。1発ドカンと当てて住宅ローン返済、 という目的は今までと同じ。こいつを返しきれないと、

人生完全にアウトという人生最大のピンチ

である。いつもの3倍買ったのは、来年の収入が少ないから。実に解決になって いない行動なので、若い人は参考になさいますよう。


  ただし、宝くじを買うのは社会貢献だ。
  銀玉店とは異なる(あいつら、追いはぎとか辻強盗とかシルクハットをかぶっ たペテン師みたいなもんだからな)。いっぽうで宝くじは、詳細は知らないが、 たしか購入金額の半分が公共のために使われる。平たく言えば、税金を自己申告 で勝手に納めるようなものだ。ほとんど募金に近い。

  前も書いたはずだが、

宝くじを「庶民の夢」と詐称

するのはやめて欲しい。
  寄附と言ってもいいくらいだし、社会貢献活動として表彰してもらってもいい 。そもそも、こんなもん、人生負け目に入っている人が、自分をごまかすために 買っているのだ。すごい自虐でビックリした。でも本当だよ(どこが?)


  遅めの午後はヒミツの花園。
  このところ熱心なことである。早朝に雨はやんだらしく、お昼から晴れた。午 後には短時間とは言え布団も干せたし、洗濯物も薄手のそれは乾いた。最高気温 も15度くらいあっただろう。週明けから強烈に寒くなるそうなので気をつけよう 。

  夕方はもろもろ。
  昼寝、読書、エッセイ書きなど。エッセイは鉄道旅行記なので真剣に書いている。事実をどこまで盛り込むか、どこまで削るか。読者が「読んでトクした」と思う部分を少しだけ入れることができるか。

鉄道紀行文の大家である宮脇俊三先生

を見習うべく修行している。もっとうまく書けるはずだ、と自分を励ましながら 。

「どうせ、テツの話でアツくなって書いてんじゃないの?」

テツの気持ちが、オマイラ非テツなんかにわかってたまるか!


  夕飯のメインは小さな鍋。
  鶏ツミレは卵・鶏ひき肉・大蒜・下仁田ネギの青いところを材料とした。野菜はシンプルにシイタケと白菜のみ。ときに、ミニ白菜ってけっこう便利かも。知ってますか? 身長20センチくらい、体積で言えばふつうの白菜の半分以下のもの。カットされた白菜よりも日持ちするし、何より

白菜の外側と内側を等量つかえる

のがありがたい。品種改良って素晴しい。

  サブメインは湯葉豆腐。
  完全な湯葉ではなく、湯葉の裏側(表か、どっちだ?)に豆腐が貼りついた、厚さ5ミリくらいのもの。2枚で100円と高いだけあって味は良かったが、食感がイマイチで、

湯葉なのか薄切り豆腐なのかハッキリしろ

と叱りつけておいた。他は昨日の続き。おでんとか、納豆にキュウリとキムチのみじん切りを加えたものとか、ナスとキュウリの昆布漬けとかハムエッグとか。


  これで4連休は終わり。
  記憶にある範囲では、今日の3分ほどを例外として、口をきいていない。ヒキコモリは快適だ。早く、こういう身分になりたい。とは言え、明日からは何のかのと用事だの仕事だのがあるようで、少しずつアクティブな生活に戻っていくだろう。面倒だけど、無事に社会復帰できればいいけれど。
diary 日記  
これまでの日記はコチラ