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いんちきダイエッター 12月21日
  受験生もそろそろストレスを感じているころだろうか。
  解消方法は人さまざまだろう。まさか受験生が酒に逃げるわけにもいかないから、僕のオススメは過食ですか ね。オヤツとかはちょっとアレですけど、食事を食べ過ぎるというのは意外にス トレス解消に良い。太っちゃう?

ダイエットなんてやるには、アンタはまだ若い。

本当にダイエットが必要なのは初期中年なんだよッ! と良い話が逆ギレになっ て終わってしまった。今日のネタはここまで。


  7時半起床、10時半に外出。
  とりあえず1回目の昼食を立ち食い系ソバ店で。新聞のオリコミ広告にあった

クーポン券を使いたかった

という不純な動機または打算による行動。仕事ないからお金ないのよ。イカ天そ ば。イカに含まれるタウリンは、ダイエットに・・・効かないだろうな。

  続いて銀行へ。
  ドサッと金をおろして、その1部を別の銀行の口座に移動。もちろん振込み( 手数料を払えないほど貧しい)はせずに、物理的に持ち歩いた。これで年内のお 金に関する沙汰はすべておしまい。両親へのお年玉も準備した。

  電車に乗って移動。
  安くて旨い魚屋さんへ。今のような講習期間の合い間だけ利用する店。事情は 秘密。とって返して地元の安いスーパー。豆腐と果物を調達。無事に帰宅。まだ 、お昼だ。


  すぐさま外出。
  今度は新古書店へ。年末年始用の買いだめ。文庫と新書で11冊。続いてディス カウント系酒店へ。ふつうの日本酒と高いウイスキーと、週末の来客に備えノン アルコールも。5,000円ぶんくらいかな。重いのなんの、

でもダイエットになるぞ

と愛車を飛ばして帰宅。自転車である。


  三度外出。
  なんか疲れてきたぞ。最近見つけた良い日本酒を置く酒店へ。

>さっきも酒を買ってたじゃないか

店によって目的が違うんだよ、バーロー。この店では入手の難しい地酒が買える の。1升ビンを2本。その足で2回目の昼食を取る店を物色。すでに2時に近く 、目ぼしい店はナシ。「サービス券配布中」のノボリに騙されてやろうと吉野家 へ。

>つましい日記だな、オイ!

うるさいなあ。並と味噌汁で430円。やっとこ帰宅、とっとこハム太郎。なんのこ っちゃ。いやいや疲れた。

自転車の運転時間はのべ1時間

くらいになったんじゃないか。しかも荷物を運んでいる時間が長かったから、き っとダイエットになったはず。足腰も多少痛む。今日も冬晴れで、布団はよく干 せた。良い気分だ。


  1時間ほど昼寝。
  よく知られているように、昼寝はダイエットに有効である。脳に関する 学説なので真偽はアヤシイところがあるし、これからも検証が進んでいくだろう し、脳科学者の茂木健一朗氏が賛同しているあたりも、

「ちょっとうさんくさいんじゃないの?」

と思える話ではある。信じるか信じないかは別の話と言っても良いくらいだ。

  こんな感じの内容だったはず(引用ではない)

>脳下垂体から分泌されるβ−エンドルフィンは、脳の活動が続くことによって 分泌量を減らしていく。しかし、起床6〜8時間後に30〜90分の睡眠(つまり昼 寝)を取ると分泌量が起床当時に戻る。すると、甲状腺ホルモンの1種であるカ ルシトニンの分泌が同時に促進され、肥満の原因となる分泌物(←これの名前を 忘れた)の量がわずかながら抑制される。

  うろ覚えで申し訳ないが、簡単に言うと、昼寝によって得られる脳の活性化が 、肥満の原因となる分泌物の働きを抑えるということである。極度な栄養摂取過 多や極度な運動不足でない限り、

肥満だって脳の働きが司っている

ことは、いかにも納得できる話である。もちろん、だからといって昼寝をすれば ダイエットになるといったことではないにせよ。夕方に読書。


  『工学部・水柿助教授の逡巡』森博嗣を読了。
  主人公がミステリィ作家としてデビューするエンタテイメント小説。
  冗長すぎる言葉遊びに疲れるが、それを笑って読み飛ばせれば良い本だろう。

  森博嗣の小説を読む気はなかった。
  最近は本書のようにそうでもないようだが、彼が書くのは基本的にミステリィ 小説だからだ。僕はミステリィが苦手だから当然の帰結になる。しかし森博嗣の 思考システムにはすごく興味があるし、本書はミステリィではないから何とか楽 しめるだろうと試してみた。

  日記シリーズのどれかで、森博嗣はこういうことを書いていた。

>筆者が自分の意見を書きたければエッセィのかたちを取ればいいのであって、 小説にその要素を盛り込むべきではないし、少なくとも僕は盛り込まない。(注 :引用文ではありません)

  彼は小説を完全な商品として考えているようなので、こういう発言になるわけ だ。僕を含めた一般的な読者は、「いや、そうじゃなくって、作家の考えている ことが反映されている部分を読みたいんだよ」と思うだろうけど、これはこれで 森博嗣の方針なんだろう。だから、以下のような引用文を読むと、

「やっぱり書きたいこと言いたいことを書いてるじゃん」

とは思うにしても、森博嗣の本心がどこにあるのかは不明である。

>真面目にストーリィを書く方が、どちらかというと楽だ。文章の中にだらだら と思考や考察や蘊蓄や意見や持論や文句や言い掛かりや言い訳や反省や後悔や謝 罪などを盛り込んで書きつつも、ときどき笑いをとろうとするユーモアを忘れず に仕上げることは、ずっとずっと困難な作業なのである。そこのところをわかっ てもらいたい、とは思わない。わかったら、きっと素直に笑ってなどいられなく なるだろう。(中略)すなわち、真面目な方が簡単であり、不真面目というのは 、創り出すときには存外に苦労がいるものなのである。


  ああなるほど、と僕は膝を打つ。
  本当に膝を打ったりはしない(ソファで横になって読んでいるから)。思いつ きを得たり感心したときに本当に膝を打っている人をみたらビックリするだろう 。なんで膝なんだと質問したくなるし、ときどき「ヒジを打つ」って読んだり書 いたりしている人もいるし、まあどっちだって実際に打つことはないからいいと して、慣用句というのはどこまで世界の真実を表しているのか疑いたくなってし まう。本書の「冗長すぎる言葉遊び」はこんな感じ。

  僕も同じような気持ちで日記を書いている。
  あまりにもフザているんじゃないか、冗談が黒すぎるんじゃないか、業界に関 して思っていることをそんなにマジで書いていいのか、そんなに布団を干さなく てもいいんじゃないか、と読者様は心配になるだろうし、不信感を覚えるだろう 。でも、そういう記述の中で、

「まったく、くだらねえ日記だな」

と思わせておきながら、またいつか読者様がクリックしたくなる(あるいは、つ いクリックしてしまう)ことを目標にして書いている。だからと言って、

>そこのところをわかってもらいたい、

とは僕も思わない。それがエンタテイメントというものだからだ。というわけで 、思考の断片を拾いたいと思う人は立ち読みでもどうぞ。


  夕飯のメインは刺身。
  養殖のシマアジと、まぐろのブツ。後者はサクになったものを切った赤身であ る。極めて旨いというものではないが、そこそこの味にまとめているといった印 象。安くて良い魚屋さんは、まだ日本に現存している。

  サブは様々に。
  昨日の鍋料理の残り汁で煮物。これも残った鶏ツミレとキャベツを煮た。納豆 にはネギをたっぷり入れ、ラッキョウ汁に漬けた大根。生レタスはそのまま食べ た。レンコンのキンピラを処理。モヤシのナムルは大蒜オロシの香りで食べる。 モズク酢。え、食いすぎじゃないかっ て? 本日の室内運動は、

・腕立て伏せ50回
・足上げ腹筋70回

である。このくらいではカロリー消費はいくらにもならないが、基礎代謝を上げ るために必要なことだ。


  ところで、最後に、大事な発表がある。
  いつ書くべきか、今までタイミングを計ってきたが、今日がそのチャンスだと 思う。今日以外にない、と言い換えても良いだろう。いや、まあもちろん大した ことではないので、別に緊張しないでサッと読み流して頂きたい(電撃婚約発表 ではない)。するっと、何もなかったかのように通り過ぎて欲しい。2行アケル 。


☆上の方の「脳とダイエット」の話、全部ウソ★

・・・(^◇^)

「バカッ、信じちゃったじゃないかっ!」
「信原殺す、ゼッタイに殺す!」
「えぇぇぇぇ、コピペして人にメールしちゃったよ・・・」
「このイカサマ野郎!」
「さすがにこれは、釣られる奴いないと思いますよ?」

  いや、でもね、脳の話題って、常に「マユツバだな」と思うくらいで読んでち ょうどイイと思いますよ。
  だって、「カルシトニン」なんて知っているはずないのに、何となく「そうい うものかな」って思っちゃうじゃないですか。嫌がらせはここまで。ごめんなさ いね。そして、これが

エンタテイメント日記ダイエット編

である。なんとムリヤリな締めくくりであろうか。
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