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願いは3つ叶えてあげる |
12月29日 |
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この2ヶ月くらい、日記と関係のない話を冒頭に書いてきた。
例外的に、ときどき「昨晩」つまり前日の話題が入ることもあった。日記がた
だの日常の記録にならないように、と考えてネタを入れてきたわけだ。特別な意
図はないにしても、少しくらいは変化をつけてもいいかな、と思って。それだけ
ヒマだったとも言える。
今日からしばらく「前ネタ」はお休み。
日常の記録の中で考えたことを拾っていくという従来の形式に戻る。ルーティ
ーンが95%を占める日常生活の中で、何を考えてどう思ったか、という過去の記
録を積み上げる方式に戻すわけだ。もちろん読者様のほうに変わりはないだろう
。
「最近エロネタがないな!」
「業界ネタしか読んでねーよ」
「はやく、伊吹マヤ、語れよ」
「あおいの話はもういいからな」
「いつも最後はメシの話なんだろ」
読者って、勝手ね(-_-;)
朝から整骨院。
おとといから出てきた腰痛は坐骨神経痛が中心のようだ。ウエストからお尻に
かけて、下肢に向って
ビリビリと火花が走るあの痛み
である。今のところは、まだお尻くらいで電流が止まっている。先生方には
「温めるのが大事ですね」
「寒いと特に意味もなく出るんですよねえ」
と言われた。やっぱね、授業中は寒くて下半身が冷えるんだよね、アツかったり
しても職業的にまずいんだけど。教壇で
「先生は今、下半身が燃えている、火照っているッ!」
ってトークするとかね。ちょっとちょっと(・_・;)
続いてプール。
スイミングのみ500Mでギブアップ。やはり神経痛が気になったので。水泳の技
術は、この1年とくに進歩しなかった。それで何も問題はない。来年の6月には
「プール通いも10周年」というエッセイを書くつもりで、それに向けて邁進して
いるから。腰痛が治る気配は全くないにしても、あと10年後に
「あのころから泳いでいて良かった」
と思えるようになることが目標だ。体重は64.55Kで、端数ぶんが理想より重かっ
たが許容範囲。
1回目の昼食に立ち食いソバ。
帰宅して本の感想文書き。
『コスモスの影にはいつも誰かが隠れている』藤原新也を読了。
写真家による私小説風エッセイ、という説明で良いかどうか。
暗い人生の中に明るい側面を探すという著者の立ち位置を気にいるかどうかで
評価は分かれそう。
僕としてはめずらしく単行本である。
著者の名前は聞いたことがある程度で、よく知らない。だから普通なら手にす
ることもない本になるけれど、ある事情があって友人からプレゼントされたので
読んだ。その事情とは、本の帯(別名コシマキ)の裏側に
その友人の感想文が採用された
ということである。ちょっと珍しいですよね?
初出誌は『メトロミニッツ』というフリーペーパーらしい。
その公式サイト(?)のようなものに友人が感想文を送り、今回こうして単行
本になるにあたって、読者メールとして引用されたということだ。少し長いが、
その感想文(の一部)を引用。
>「藤原さんの連載の中に出てきていたさまざまな死や苦悩の場面を読むたびに
、なぜかよくわからないのですがそこに書かれていることと同じ体験をしたわけ
でもないのに、人はどこまで行っても同じなのかなとか自分だけじゃないのかな
とか感じることがあって、電車の中で読みながらいつの間にか泣いていたりする
ことが多かったです。でもそれが不思議と悲しいとか絶望するということではな
くてなんだか静かな落ち着いた気持ちになって癒された気持ちになり、電車から
降りて職場に向かいながらまた今日も色々あるけど気を取り直して頑張ろうとい
う気持ちになったものでした。」
ふうむ。
もう少し文章校正しろ、と思う。なんて失礼なヤツなんだ俺。これはおそらく
、思考の流れの順番通りに書かれた文章だろう。思考には息継ぎがないから、読
点や句点が少なく、一気呵成といった風情の文章になる。
読み手が書き手の思考リズムに入っていけたときは
感動を覚えるタイプの文章、というべきだろうか。読みにくいが感情移入もしや
すい、と言える。
僕は完全に逆のスタイルで書く。
情報を整理して、言いたいことは全て書かずに隠す。あとは読み手が勝手に考
えろ(誤解したければご自由にどうぞ)という放置主義で、ある意味では非情緒
的と言える。読みやすいが感情移入は難しい。ここでは是非を論じているのでは
なく、
長い友人同士でも文章のスタンスがずいぶん違うんだ、
という感想を書いている。
さて本書の感想文を短く。
著者はあとがきで
>人間の一生はたくさんの哀しみや苦しみに彩られながらも、その哀しみや苦し
みによってさえ人間は救われ癒されるのだ
と書いている。これは先の友人の感想文と一致している。僕自身は、哀しみや苦
しみの描写をたのしく読んだけれど、「救われ癒される」という感触を持てなか
った。もう一押しの記述が欲しい、と思うものが多かった。僕だったら、文庫本
で買うかなどうかな、くらい。
15分だけ昼寝をしてから出勤。
と思いきや、行きがけに本八幡のラーメン店『Y屋』へ。いつものように味噌
ラーメン。これが今年のラーメンの食べ納め。なかなか旨いのだが、
頼むからトッピングの量を減らしてくれ
という不満が解消されない。山盛りで950円ってのも高いというか、割り損という
か。やっと校舎へ。授業は順調に。長くなっているので内容省略。
帰宅すればワセヨビからメールが来ていた。
昨日の面倒な件は早くも解消された。無事に講習の時間帯を移動してもらい、
同じ帯(オビ:ここでは時間帯)の別の日に開催される
体験講座も同様の処置
となった。これで市進とのバッティングもありえず、しかも余裕のある日程で授
業ができる。
だいたい、この手のことは
正直に事情を相談する
と良い結果が得られるようだ。
事情をちゃんと説明しなければいけないし、もちろん非常に面倒なことなのだ
けど、話せば事情を汲んでくれるのが普通だ。ここでもワセヨビ関係者各位に感
謝。読んでるわけないですけど、読まれていても何も困ることはないですけど。
ないんですかぁ?
夕飯のメインはヒラメ刺。
養殖なので少し脂っこいがマアマアかな。モヤシとキャベツの炒めもの。キムチの残り汁にセロリの葉をまぶして漬けたもの(意外に美味)。大根オロシ。自家製大根の葉を薬味にして納豆。お酒は控えめに、食後酒を含めて
ビール350ML・日本酒2合弱
というところ。明日は朝から授業なので。
そういうわけで件名になった。
何をどうコジつけても、伊吹マヤとあおいの話は入らなかった。むかし、皆さ
んだって、恋人とこういう会話をかわしたことがあっただろう? 覚えがあるだろう? 楽しかっただろう? 人生はすべてバラ色だと勘違いしただろう?
あおい「たけしくん、私のお願いを1つきいて」
たけし 「3つ聞いてあげるよ」
あおい「きゃっ! うれしい」
たけし 「なんだい、君の願いは?」
あおい「たけしくんの願いは、なあに?」
たけし 「僕のことはいい。僕は君の橋になってあげるよ。戦場に架ける、君が渡るための橋だ」
あおい「たけしくん・・・」
たけし 「願いはなんだい、いってごらん、あおい?」
あおい「やだ、私が先なんて恥ずかしい、たけしくんったら、ん、もう」
マヤ 「・・・・・・不潔」
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