予備校講師でわるかったな!





各ページのご案内はコチラ 

proflile 自己紹介

diary 日記

essay エッセイ

bbs 掲示板
  

Copyright (c) 2004 
takeshi nobuhara All Rights Reserved. 

終わりをかみしめて 12月30日
  5時40分起床。
  始業は9時10分だから、もう少し遅くても構わないけれど、朝の行動が遅いオ トコなので。掃除機をかけて新聞を取りにいっているうちに風呂が焚けた。冬の 朝風呂はいいねぇ。湯冷めには注意だが。

  朝食は自宅で。
  昨日の帰宅が早かったため。玉ねぎとコーンとハムと卵を焼いて、8枚切りの 食パン2枚に挟んで食べる。ヨーグルトやコーヒーなどもいつも通りに。朝の出 勤はいつ以来だろう。完全に正月休みモードで電車はガラガラだった。


  今日から1・2限は柏校。
  数年ぶりに会った某講師に丁寧にアイサツされてしまい恐縮の限り。僕のほう が何歳か年上で、キャリアは6〜7年くらい長いだろうか。予備校講師に

先輩・後輩という序列はない

ことは確かだが、嬉しいことである。なかなかできることではない。

  僕も10年前は同じようにアイサツして回ったものだ
  30回くらいアイサツして全て無視されたという経験もあるが、これはそのうち エッセイで。「ところが最近の若造は(以下略)」と言えれば書ければ立派な中 年である。目を見てアイサツなんて、予備校講師以前に人間の基本では?

  授業はQクラス。
  演習は、やや取りこぼし多し。演習授業が初めてだからかな、よくわからない 。制限時間の中で、

いかに少ない実力を大きな点数に変えるか

が大切だ。だんだんと感触はつかめてくるだろう。


  すぐさま移動。
  お昼休みと3限を挟んで、市川校へ。最短ルートというより、便利なルートは 柏から東武線で船橋、JRで本八幡。武蔵野線は本数が少ないのでやや危険なル ート(しかし少し割安のはず)であり、東武線は柏始発なので座れるから。関係 者諸氏はご存知のように、

校舎移動の電車で立ちんぼ

って疲れるからね。ほんと、武蔵野線って微妙に座れない路線なんだ(テツの血 が僕にこう書かせた)

  1つ気になること。
  校舎移動時の通勤手当はどうなっておるのか。まあいいかそれは。たった4日 間だし便利を時間で買うと思って追求しないつもり(したところで、きっと最安 の「JRのみ」で計算されると思われw)。船橋で昼食。


  次の授業まで2時間弱。
  船橋から本八幡は10分弱(京成を使えば特急で5分ちょい)だから、わりに余 裕がある。年末客で混雑する東武に入り、6階か7階の高そうな中華料理店に入 る。デラックスランチは1,500円くらい。高いということだけ覚えているのが情け ない。

  なるほど、デラックスだ。
  なにしろ、エビチリが入ってたからな。他には何だっけ? シュウマイとか?  なんかの鶏と野菜の炒め物とか? ナンだっけな、値段のわりに旨くねーなと いう記憶だけが残っている。さらに、自分でも貧しい・さもしい・ミットモナイ と思うのは、

高い中華=エビチリ

という事実のみが脳みそにインプットされていること(-_-;)


  まだ時間があるので西武の10階に移動。
  ここには大きな書店があるからね。失礼してトイレで歯磨きを済ませた。これ 、別に不法じゃないと思うんだが、警備員に見つかるとネチネチ言われることが あるんだよな。書店で本漁りするも収穫なし。

たくさんあるから自分に合う本もある

なんてことはない。人生と同じですね。女子と嫁の関係に似ているなあ、と負け 惜しみを書いてみる。よめぇぇぇー!


  文脈無視の叫びは省略して(ないが)市川校へ。
  やっぱ校舎移動って気分的に疲れるなあ。といっても残り1コマで仕事納めと いうこともあり、授業は元気に。ちょっとしたトラブルはあったが和やかに終了 。

  Fクラスも5回目になって、どの程度まで解説する必要があるのかないのか見 えてきた。
  大まかに言えば、

・間違えやすい選択肢の誤りの理由
・文構造ではなく理解しにくい部分の内容
・瑣末でも出題例が少なくない知識

を伝えれば良いようだ。英文それ自体の詳しい説明はウザったいだけとも言える 。ただ同時に、演習中に生徒様の「解答」をチェックするのはキッチリやってお かなければいけない。このレベルだと、正解そのものより、

マチガイの理由

のほうが興味を持ってもらえるようだ。考察終わり、今年の仕事も終わり。


  帰宅して読書感想文書き。
  移動時間があると本が読めて助かる。日記に書くことが増えて疲れるけれど、 これも趣味なので。


  『あなたの幸せはどうでもいい』静月透子を読了。
  恋愛や人生に関する軽めのエッセイ集。
  部分的に笑える箇所があるのに、文章構成が下手すぎて論外の愚書。

  ときどき、こういう本にぶつかる。
  僕はエッセイを1年に100冊以上読む。そのうち、数冊が本書のようなバカ本。 「エッセイの3%はクズ以下である」を座右の銘にして、掛け軸にでも書いて飾 っておこうかと思う。掛け軸と言えば、武者小路実篤のカボチャの画が有名で、 実篤と言えば・・・。

  上のような文章が本書の特徴。
  冒頭である話題を設けておいて、そこから少し飛躍した展開にもっていき、飛 躍したまま本題に帰ってこずに終了する。ときどきとってつけたような「まとめ 」のような文章で締めくくられることもあるが、読んでいるほうは

途中の余談、何だったの?

と思うだけの内容がほとんど。変に恋愛エッセイ(裏表紙には爆笑過激エッセイ とある)にしないで、そのまま笑わせるだけの内容に終始して欲しかった。こう いう愚書を読めば読んだで、そうか、

逸脱は極端すぎると読者の信頼を裏切る

のだな、と学べることもあるにはある。アクセス数1日10件のブログみたいで呆 れるばかりだった。早く売ってしまおう。


  夕飯のメインはキムチ鍋。
  今日は真面目に作らず、食材整理が目的。鶏肉とキャベツとシイタケとネギと モヤシを処理した。サブはサーモン刺。3日目で腐敗が怖いから軽く炙った。

1、オリーブオイルをフライパンに引いて熱する
2、両面をさっと焼く
3、氷水に10分ほどつける

これで見事なデキになる。今日はそのままワサビしょう油で食べたけれど、ここ から洋風にするアレンジもある(薄切り玉ねぎとレモンで和えてカルパッチョな ど)。


  無事に仕事納めを迎えた。
  ヒマすぎて、かえって風邪を引くヒマもなかった。乾燥がきつくてノドが痛く 、腰痛もあるが無事に終わって良かった。例年通りの感想である。朝から雲が出 て、ときどき晴れだったと思う。というのは、

久々の多忙で空を見上げる余裕がなかった

からだ。夜は強風が吹き荒れている。明日で人生は1つの区切りを迎える。では 。
diary 日記  
これまでの日記はコチラ