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生徒様は真剣、先生は |
1月16日 |
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昨晩の飲み会の話を少しだけ。
僕とS君が予想していたようなシリアスな話はなくて、拍子抜けだった。なん
なんだよ、
3週間のタイムラグで飲む意味あんのかよ
と2人で絡んだけれど、H君は受け流していた。あのなあ(-_-;)
酒席に同席するというのはイベントだ。
そういう機会を持ちたい、ということである。そこで具体的な話がある時もあ
れば、そうでない時もある。そういう意味では、昨日はふつうの飲みだったのだ
ろう、と信じないとやってられませんわな。
店はイタリアン居酒屋っていうんですか。
H君がトイレで面白いものを拾ってきた。アルバイト君たちに渡す、本日のシ
フト表。人数分コピーして、今日の状況や目標を確認するもの。
>今日も予約は少ない(信原注:金曜である)けれど満席を目指してがんばりま
しょう。今日の値引き商品は生ビールと枝豆なので、お客様にプッシュしましょ
う・・・
詳しいところは忘れたものの、なかなか熱意のある文章だった。飲食は1日ごと
の売り上げが勝負だから、こういう気合って大事なんだろう。
店員の動きもなかなかテキパキしていた。
オススメはどれかと質問すればすぐに答えが返ってきたし(しかし、生春巻っ
てイタリアンか?)、メニューにない梅酒の品揃えを訊けばすぐに4種を列挙し
た。お味もマズマズで、僕が持参した
10%割引券を使って1人4,000円
ちょっと。僕の飲酒量はビール2杯とワイン1本弱で、そこそこ良い店ってとこ
ろかな。でも、このくらいの値段設定の店だと、今の時期は厳しいんだろうなあ
。
8時過ぎ起床で、予想通り朝型に戻ってしまった。
日付が変わるころの帰宅で、7時間睡眠。軽い二日酔いを感じたので朝シャワ
ー。ついでに風呂掃除。朝食を食べ終わるころにはスッキリした。今日は特別な
予定を入れず、のんびり過ごすつもり。いつもそうだろう、と言われてしまえば
その通りだが。
雑用の処理。
今年度最後のT作戦。いやはや、長かったな。取り掛かったのは去年の今ごろ
で、命名したのは3月25日だった。実に小さく、静かで、手間がかかり、お金に
ならず、地味な仕事だったけれど、僕なりの満足度は高い。
生徒様にも好評だった
・・・というウワサは聞いたことがないが、きっとみんな無口なんだろう。口コ
ミの時代じゃないからね。知らない人とのコミュニケーションが苦手、これが今
の若者の特徴の1つである。
今日も夕飯の準備が不要なので、家事が少なかった。
ヒミツの花園はちょっとサボることにして、読書。冬晴れはまだ続いて、北風
ビュウビュウも変わらず。日本海側はともかく、僕の教え子たちはセンター当日
でも寒さをガマンするだけだったろう。くれぐれも、
初日の答え合わせを今日やらない
ように、と先生らしい(されど陳腐な)ことを言っておく。
『乙女なげやり』三浦しをんを読了。
直木賞作家が身の回りのことを書き散らしたエッセイ。
一貫性や学びといったものは一切ないが、とりあえず笑える。
とりあえずというより、「とにかく笑わせる」が著者のスタンスかもしれない
。
1本のエッセイにお互いに全く関係ない2つのネタが入っているなど、たしか
になげやりで無茶苦茶だし、うまいエッセイではない。何だっていいから笑わせ
りゃいいんだなげやりなんだぁ、というアバズレっぽさで笑わせてくれる。まえ
がきから。
>(本書のタイトルは)たしかに、本の内容を的確に象徴した、いいタイトルで
ある。特に「なげやり」って言葉にひそむ、勢いのある脱力感がピッタリだ。だ
が、「乙女」部分は? はたして、ひとはいつまで「乙女」を自称しても許され
るものなのか。
なんだか経歴詐称しているような居心地の悪さが、私を襲う。とは言っても、
「乙女」部分を取って、単に『なげやり』というタイトルにするわけにもいかな
いではないか。『なげやり』。……あら、悪くないわね。フランス映画かギリシ
ャ悲劇かっていうムードがあるじゃない。
なんだかサッパリわかんないけど、面白いんじゃないのこのヒト、と感想文もな
げやりになる。
将棋の王将戦は2日目。
昨日、後手の羽生が強引な急戦をえらび、激しい戦いに。50手目6七歩から羽
生が不利になった。しかし、
64手目5九飛成りという羽生マジックっぽい手
が出て、やや差がつまる。されど、久保挑戦者が何とか逃げ切って勝ち。先手だ
っただけに、落とすことはできない将棋だったかも。
2月の旅行の予習。
行き先の1つが人生で初めて訪れる県なので、けっこう予習が必要だ。ガイド
ブックをなめるように読んで、だいたい見ものを頭に入れる。地図や道路地図を
見ておおまかな距離感や位置関係を把握する。とても楽しい。
よく書くように、旅行というのは、実際に行く前が楽しい。
その楽しみの1つは
ここはどういう場所なんだろう
と想像することだ。たいがいは写真を見て全体像を想像することになるが、行っ
て見たらイメージ違いということもよくある。それでも、とつぜん見せられるよ
りは、
あらかじめ想像してから外れたほうが面白い
という気がする。ちなみに、イメージと悪い意味で外れたのは金沢市街で、良い
意味で外れたのは山口県の萩。
夜は実家へ。
元旦以来なので間隔は狭いが、僕の兄弟が「鍋をやろうではないか」と言って
いたので。家族で鍋なんて20年ぶりくらいなので(本当)、何かあるのかと緊張
して赴く。俺、家族団らんが苦手だからね。
が、何もなし(・_・;)
なんなんだよ、二晩続けて、こういう用事。みんな寒くてどうかしているのだ
ろうか?
鍋は大人数だと旨い
なんていうけれど、ウソだと思う。食べてばかりで、酒を飲むヒマなし。煮えす
ぎるのを気にするばかりで、むしろ少人数で食べるものかと。
父と旅行の軽い打ち合わせをしてから帰宅。
ネットをのぞけば、早くもセンター英語の問題と講評がアップされていた。と
りあえず問題を印刷して、明朝からの作業に備えることにする。今夜は、もうす
でに酔っているので何もしない。
会員ページでの解説は17日午後3時公開
を目標としている。お楽しみに。では。 |
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