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どこまでが余談か 1月26日
  9時20分起床はやや寝坊。
  起動が遅れると1日が短くなるのは当然だ。しかし火曜日は1コマのみなので 時間がたくさんある。やはり、授業がある日は気分が良い。お金になる仕事が始 まるまでに、

お金にならないタスクをどれだけできるか

考えることができるからだ。


  メールの返事書き。
  一晩で自分より年配の人から3通も来ていた。おもしろいなと思うのは、僕よ り年配の人は必ず

件名をきちんとつけてくる

こと。これはネット社会では当然だと思うのだが、件名のないメールを送ってく る人はたくさんいる。雑談的な内容ならそれでいいけれど、

受取人の整理の都合

を考えれば常識。件名があれば、このメールにはすぐに返事を、こっちは少し返 事を遅らせてもかまわない、と調整することができるから。


  お昼またぎでヒミツの花園。
  今日も冬晴れで、北風がとても強かった。真冬らしい天気が続いている。そろ そろ一雨ほしいなと思うけれど、降れば雪かもしれない。受験生は

冬空の下で最後の追い込み

というところだろうか。僕も受験時代に「こんなにいい天気の下で俺は勉強して いるんだなあ、するしかないしなあ」と思った記憶がある。

  プール、スーパー、昼食。
  いずれも順調に。体重が65.20Kってのは少し遺憾かな。布団を取り込んでから 整骨院。受付のお姉さんと脱力トークは相変わらず。

姉「これからプールですか?」
僕「いえ、さすがにもう済みました(午後3時半だぞ)」
姉「じゃあ買い物ですか?」
僕「ああ、これね(マイバッグ持参)」
姉「自炊してるんですか?」
僕「えぇ、昼飯以外は」
姉「偉いですねぇ」
僕「あなたもしてるんでしょ?」
姉「してますよぉ」
僕「しなきゃ食べられないよね」
姉「がんばってください(なんだそれは?)」
僕「ええ、あなたこそ(-_-;)」

マイバッグを見られているのが気になるところかな。豆腐屋に寄って帰宅。


  HPの作業。
  画像つきの旅行記を書き上げてサポーターにメールで送った。公開は春先だろ うか。『よびわる』の年度は2月始まり・1月終わりなので、今は年度末進行。 お金の支払いなども発生するので、片付けるべきことがたくさんある。


  授業はワセヨビ。
  2年生の基礎英文解釈というクラスでも、そろそろレベルは上がってきている 。今までよりも授業のペースを上げて、1日70分の授業で長文を1題こなしてい る。とは言っても

20行くらいの本文で設問数は1桁

だから、ちゃきちゃきやれば充分に可能な量だ。


  授業はなごやかに。
  小人数をいいことに、ガンガン指名していく。生徒様はキツイかもしれないが 、質疑応答は実力アップへの早道である。上位の受験生は、指名をしなくても受 講しながら自問自答を続けていく。下位の受験生は、

聴くこと=習うこと=実力アップ

誤解する。中位の受験生は、どっちつかずで適当な勉強になって気がつけば第 4志望ゲット、という時代かと思っている。ワセヨビで僕が担当しているこのク ラスは、

実は中位レベル

と考えている。それこそ、指名すればそれなりの(正解ではなく、考えた上での という意味)返事が戻ってくるからだ。

  きょう重点的に扱ったこと。
  接続詞 and のつなぐもの。as が前置詞か接続詞かを判断すること。このあたりの 基礎を、

受験学年になる前に叩き込んでおく

というのが重要だと考えている。なお、このあたりのことは会員ページにたくさ んの記事があるので、読んでおくことをオススメする。と書きつつも、実は

今年度はワセヨビでの『よびわる』宣伝は禁止

しているのだが。なぜかって? それはまたそのうち。


  幸いなことに気の良い生徒様ばかりで、楽しく授業ができた。
  授業後には僕から1人1人に声をかけた。今日の授業はどうだったとか、さっ きのアレはうまく理解できたかとか、休んだ授業はDVDを見ておきなよとか、 先週よりも上手に受講できたじゃないとか、箱入りティッシュ持参ってスゴイな お主とか。人数が少ないからできることだなと思いながらも、

ヘンにいい人みたいでイヤラシイ

という自己嫌悪も覚えた。こういうのが、時代の要請ってやつなんですかね。生 徒様が100人いたらできないことをやるってこと。


  帰宅して夕食。
  筑前煮モドキを作ってみた。野菜を多く食べたかったため。と書いてはみたが 、筑前煮そのものを作ったこともないので、レシピは適当である。ひさびさの3 行レシピ

1:ベーコン・エリンギ・レンコン・シイタケを適当に切って油で炒める
2:1のフライパンに、砂糖・塩・出し汁・ミリン・酒を加えてフタをして弱火 で煮る
3:煮詰まったあたりでしょう油をたらし、火を止めて蒸らして完成


  つまり、全て適当(^_^;)
  だいたいこんなものじゃないか、と思って調味料を決めた。出し汁を使うから 調味料は少量で良い。出し汁は具材のフトモモのあたりまで入れる(比喩が難し いかな)。レンコンは小さめに切ったほうが火の通りが早いはず。しょう油は香 りつけ程度で構わない。

  まあまあのデキ。
  レンコンを大きく切りすぎたのは失敗点で、ベーコンを使ったのは成功点。本 当の筑前煮はベーコンの代わりに鶏肉、エリンギではなく人参、欠かせないのが コンニャクだったはず。酒は入れなくても同じようなものだろう。ここで、

「作ったことがないのに、なんでそんなに詳しいのか?」

という反論もあるだろう。ネットで調べたんじゃないかと思う人もいるかも。


  そんなあなたって、ウブね(*^_^*)
  あのね、料理ってそういうもんじゃないの。食べた経験と、その料理名から推 測していくのね。だって、「筑前」なんだから、肥沃な土地であるはずもないで しょ。お隣の大分県の名産は

「どんこ」=干ししいたけ

でしょ。コンニャクってのは、群馬や栃木がそうであるように、やはり貧弱な土 地で採れるもの。人参も同じ系ね(つまり根菜は基本的に気候や土壌に欠点のあ る地域で作られるわけだ)。

  じゃあ鶏肉はどうなのかって?
  九州北部は肉と言えば鶏、南部は豚っていう文化なんですよ。博多の水炊き、 鹿児島の黒豚が典型。筑前煮が甘いのも、九州だから。四国も九州もしょう油は 甘いし、さつま揚げに代表されるように、甘い=うまいが成り立つのが南国の文 化。もちろん、

ショッパイ=旨いは寒い地域の基本

という裏返しですね。そういった地方色から考えていけば、作ったことがなくて も「基本の筑前煮」は想定可能なわけ。多少の事実誤認は、当然あるだろう。それが余談というもの。


  サブメインは、久々の鶏スペアリブの昆布煮。
  生レタスと一緒に食べた。他はおおむね昨日の続きで、油揚げと白菜とネギの 煮物にはハンペンを加えた。冷奴の薬味は自家製ナメタケ。余談と真髄コンテン ツの境目がアイマイな日記になった、という自己感想です。
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