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夜の楽しみをこの胸に |
3月13日 |
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7時半起床。
2日連続の休肝日を達成したはいいけれど、念願の早起きができない。「念願
の○○が」の続きは「かなった」と来るはずなのに、どうなっているのか俺の体
。消灯11時55分でこれって、つまりナマケモノ?
そうね、かえって眠りが浅いんだよ。
話し口調が面倒なので戻すと、寝つきが悪いし、いつも以上にたくさんの夢を
見る。6時の目覚ましで部屋の電気をつけたはいいが、
そのままウトウト
していては、禁酒というか休肝日を設けた意味がない。しかし肝臓のほうは、「
ふぇ〜、やっと2日連続で過労を避けられたよ」と喜んでいると思う。たぶん、
10年ぶりくらいの快挙だろう。拍手、パチパチパチ。
朝のうちにテキスト作り。
ワープロ打ちしこしこというのは、昨日と同じ。PCでワードというソフトを
使っている。非常に使いにくい。慣れている人にはどうということもないはずだ
けど、
僕のようなライトユーザ(つまりほとんどの人)
にとっては、機能が多すぎる。便利な機能がシンプルな操作を妨げていることに
、まだ開発者は気がつかないみたいだ。
機能を減らす発想がないのだろう。
たくさんの機能を付加して、「便利」になったと宣伝し、ヘルプも充実した、
といい気分であるらしい。何かのヘルプを参照して、「このヘルプは役に立ちま
したか?」と質問される。
・はい
・いいえ
・わからない
この質問、何のためにあるのか。
「はい」を押すのは、まあ1%くらい。役に立たないことを前提とした質問と
考えれば、腹もたたないだろうか。「いいえ」と「わからない」の境界がそれこ
そ「わからない」けれど、立腹してくると「いいえ」を押すことが多く、全体の
85%くらいになる。「インテンド」を検索しても出てこないとか、本当にバカじ
ゃないのとあきれるばかり。
便利な機能も良い。
けれど、本当に必要とされるのは、
15年前のワープロ(PCではない)程度の機能
ではないか。コピペがスムーズにでき、マウスを使えるのが、せいぜいPCワー
プロの利点じゃないのと感じる。世間がどう感じているのかは知らない。テキス
トの骨組みは完成した。
久しぶりにスーパーへ。
自炊復活(といっても3日ぶり)なので、食材を買い揃えることから再スター
ト。こんな短い期間でも、食材を見て「あれを作ろう」と発想するのが難しくな
る。発想するというのは、
日常に行わないと磨けない能力だ
と改めて痛感。しかし、キュウリ1本110円ってどういうこと?
帰宅してつまらない昼飯。
今日は朝からよく晴れて暖かい。ただ南風が強すぎて布団が干せない。せっか
く昼間の良い時間に在宅しているのに、と思う。まだ外出するには時間があるの
で読書。感想文も久しぶりだ。
『京都で町家に出会った。』麻生圭子を読了。
サブタイトルに「古民家ひっこし顛末記」とあるように、京都の古い家に引っ
越すお話。
こういう趣味の人もいるのだろうな、と半分あきれて半分感心して読んだ。
古民家と聞いて最初に思うのは、寒そうだな、ということ。
特に京都に限らないのだろうが、家の中に入ってから通り庭(走り庭)という
ものがあるらしい。本書冒頭の写真を見ると水がまかれているようだから、地べ
たと同じ扱いなんだろう。その通り庭にキッチン(なぜか「ダイドコ」と呼ぶら
しい)があり、上は吹き抜け(「火袋」と呼ぶとか)になっている。まして京都
だし、
「こんな寒い家に誰が住むものか」
と僕は思うが、もちろん著者はわざわざ選り好んで住むのである。古い家の賃貸
であり、まして京都なので(しつこい)面倒くさい人間関係を乗り越えてまで住
むのである。
本書の前半は、借りるつもりの物件がダメになったという話。
後半から実際に移り住んだ町家の話。古民家を修繕して住むのがどれほど大変
なことなのかよくわかる。僕が心配した寒さに関しては、最終章の「土間のダイ
ニングキッチン」に詳しく出ている。
>暖房に努力はしたんです。まあ、エアコンは室内外の景色を乱しますから、選
択肢に入ってませんでしたが、石油ストーブはアラジンを二台、購入したんです
よ。昭和三十年代の電気ストーブも骨董屋さんで手に入れました。使ってました
。
でも、暖まらないんです。家が吸い込んじゃうんです。
やだやだ((+_+))
それでも住みたいというのが本書の主旨なんだろう。この本の長所はナンと言
っても冒頭数ページの写真である。
「なるほどこれが古民家ってものなんだ(でも絶対に住みたくないな)」
という気持ちになれる、良い写真である。欠点は間取り図がないこと。文章の説
明だけではどうしてもわからないのが家というもので、図を1枚つけるだけでず
っとわかりやすくなったと思うんだけど。全体としては、まあ珍しい話だから読
んでもいいんじゃない、という感想になる。
遅い午後に外出。
用事は「ウナギ屋も多角経営」。慣れてはきたが面倒だなという気分はある。
予備校で授業をするのがどれほど楽しいことなのか、と思い知らされる2週間だ
った。ま、仕事は仕事なのでちゃんとこなすタイプではある。生活もあるからね
。
夕飯はちゃんと作った。
と言っても前述の事情で食材豊富とはいえず、アイデアも特にない。そこで敢
えて初挑戦の料理に挑むのが僕である。メインは鶏モモ肉のレモン締めとエリン
ギのソテー。エリンギが余っていたからね。3行レシピ。
1:鶏モモ肉に塩少量とレモン汁をふって放置
2:つぶしたニンニクをフライパンで炒め、1とエリンギを投入
3:焼き上がり寸前で酒としょう油を少々ふる
これで、激ウマ(*^_^*)
エリンギは早く焼けるから、鶏肉とは時間差をつけて入れること。青みが欲し
い人は皿に盛ってから青ネギをパラリ、がいいと思うし、今日の僕もそうした。
他には地味な惣菜。
納豆とか、自家製ナメタケと大根オロシとか、ゆで卵のしょう油漬けとか、パ
セリの葉の浅漬けとか、茹でたサヤインゲンにゴマダレをかけたものとか。少し
野菜が少ないのが、復旧手前というところ。さあ、3日ぶりの酒です!
うわービールうめぇ・・・
と書いても意味がないので、次の話題へ。
今日3月13日は、誰かの誕生日だった。
僕がかつて好きだった、女の子の誰かである。毎年のように「誰だったかな?
」と思い出そうとするけれど、かなわない。好きだっただけなのか、昔の恋人(
のうちの1人)だったのかも、思い出せない。なんとも困ったものだ。代わりに
、昔の恋人たちの誕生日を思い出そうとしたら、
1人も覚えていない
ことに思い当たった。昔の恋は遠くなってしまって、僕も近くの恋から遠ざかっ
ている。それだけ、人として衰えたということでもある。認めるしかない。
まあいい、さあ2日ぶりの酒だ、今夜はゆっくり飲もう、あおい。
日記をアップして泥酔しようじゃないか。と思いきや
21時46分、地震(@_@)
千葉は震度2くらいかな。ゆるりとした横揺れ。地面が揺れているのか自分が揺
れているのか、どっちなんだと思ったけれど、
地面だと思う程度の酔い方で、
毎日の日記は書かれている。ああ怖かった。んじゃ(以下、泥酔)。
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