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春も軌道に乗り始め |
3月15日 |
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7時半起床。
長く眠れた、あるいは少し寝坊したのは、毎年恒例の
春眠、暁を覚えず
の季節になったからだろうか。そろそろ春ということで、冬の疲れや緊張をほぐ
すために、眠くなるということだ。
朝から午後にかけて、集中して授業準備。
二日酔いでも風邪でもないのに頭痛がしていたけれど、英語を読んで答えを出
すだけ(ではないけど文章上)だから、作業的に進めた。どんなに遅くてもジリ
ジリ進めばきっと片付くし、実際に片付いた。
やっていたのは、ワセヨビの高卒ぶん。
『MARCH攻略英語』というもの。春期で担当する講座の続きになる。きの
うまで書いていたように春期のテキストが完成したから、
あとはその流れにのって
という方針で準備を進めることができた。
テキストはMARCHとしては易しい問題がならんでいるという印象。
実際に教壇に立ってからどうなるかは不明だ。春期の時点で生徒様の様子を拝
見し、実際の授業の流れを検討することになるだろう。
「片付いた」と書いたのは1学期分すべて
で、やたらと早いペースである。それだけ担当する授業が少ないということでも
ある。明日から簡単なプリントでも作りましょうか。
昼食は家でパスタ。
缶詰めが2人前入りなので、昨日に続いてこうなる。以前、バリラという麺が
異常に旨いとい話を書いた(ヒマここ)ので、いちばん安いタイプのバリラを買
っておいた。500グラムで198円。あの時と同じような缶詰めだし、どんなもんか
と知りたくて。
「先生、そんなバカな実験ばっかりやってて、嫁は来るんですか?」
うっせいうっせい。いや、やっぱ安い奴だと普通の味かな。わりに(たとえばデ
ィチェコなどに比べて)旨いような気はするけど・・・。
午後は手話教室へ。
今日も
第3者と自分のやり取りを相手に伝える
練習。鬼講師T先生に言わせれば、「1人称の手話」である。基本になるのは2
人称の手話で、左を向いたり右を向いたりして1人2役を演じる。が、「1人称
の手話」だと、
同じ方向を向いて表情だけで主語が変わったことを示す
必要があるらしい。習っておいて「らしい」もないけれど、正直なところよくわ
かっていないので仕方がない。
表情で示すというのは、TVドラマなんかでよくあるじゃないかとT先生は仰
る。
電話を受け取った人が、相手の話の内容で表情を変えるといったものだ。
T 「ドラマで見るでしょう?」
僕「えー、僕見ないんですけど」
T 「なんだよそれー」
僕「いちばん最近は『篤姫』なんですが」
一同苦笑(-_-;)
その場にいる一同に共通する例として、TVの話題はよく取り上げられる。
これがけっこう困る。僕がほとんどTVを見ないという話は、ここでもよく書
いている。ドラマで言えば、
『篤姫』の前は『純情きらり』であり、その前は『冬のソナタ』
である。2008→2006→2004年となるだろうか。将棋や相撲をのぞけば、ニュース
と天気予報くらいしか見る必要を感じないから、民放を見ることもない。TVは
原則的に見ないと公言すると、
反社会分子
みたいな目で見られるから困る。手話教室も難しくて困る。疲れた。
授業はワセヨビ。
3年生はやっと副詞の概念が浸透したかな、というところ。とりあえず、
英文のオマケを取り除いて読む
という姿勢ができれば、初歩の初歩は抜けられる。もちろん、副詞は論理構造を
決める大切な語句だが、まだその段階ではない。基礎クラスなので、丁寧に積み
上げて丁寧に振り返ることを徹底して欲しいし、僕もそうしたい。
2年生は大騒ぎ。
受験勉強をするのが初めて、という生徒様が多いのだろう。SVOが第2文型
だと思っていたり、SVOOが第5文型だと思っていたり、戻って
「SVCって何文型?」
と質問したら、ここぞとばかりに
「第3文型!」
と答えられてしまったり、なんかもうお兄さん、目がグルグル回ったよ(@_@)
文法用語は、抽象化である。
説明を短縮する道具でもある。それ自体が必要なのではなく、道具を使って作
業工程を少なくするものである。文法用語も、文法も大事で、どちらもどうでも
いいものである。
大切だから、むしろ突き放す。でも。
というのは、僕が女性と付き合う場合に・・・なんでもないです。
授業前後に、春期のテキストの見本が完成した。
実際に配布するかたちにしてくれたのはスタッフである。感謝。ただ、「開封
通知要求」のメールにレスを頂けなかったことについては、苦情を申し述べた。
中小予備校は、ネットリタラシーが低すぎる
ことだけは、ここにも書いておきたい。仕事のメールなんて、24時間以内にレス
しなければ、遊び以下ではないですかね。ここ『よびわる』ですら、読者様の
初メールには24時間以内にレスしているくらいですから。テキストの内容や出来栄
えについては、また明日の日記で。
帰宅して夕食。
メインは定番のサワラ西京味噌漬け焼き。ううん、旬だねえ、という味。サワ
ラは「鰆」と書くことでわかるだろう。レシピは完全にマスターした。次の来客
にはこれを出すことに決定、というくらいに。
調味料の塩梅なんか目分量でわかる
という状態が、家庭料理として自分のものにしたということである。
サブはマグロの刺身。
安く買えたので、養殖だがホンマグロの中トロ。いま話題ということである。
旨いには旨いが、脂が多くて大トロみたい。いそぎ
白ネギを刻んでネギトロ
にしたら美味しく食べられた。酒のツマミなので、あまりしつこくてもいけない
、これくらいがちょうど良い。
他には、各種野菜。
玉ねぎと水菜のサラダ。茹でアスパラ。ひさかたぶりのキャベツの甘酢漬け。
良い気分でこの日記を書く。
食後の酒は梅酒のロック。
ツマミはチーズ。今日は朝から曇り、帰宅前後に小雨、今は激しい南風。少しず
つ、春らしくなっていく。こうしているあいだに、会員希望メールが3通も来た
。
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