予備校講師でわるかったな！

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他人には期待しない

３月27日

  10時起床は鮮やかな寝坊だ。
  風呂のスイッチを入れ、カーテンと窓を開け、掃除機をかけ、寝室の整理をし、

昨晩の食器を食器棚（ cupboard ～ p は黙字）にしまい、

外出の準備をし、ヒゲを剃り、ネグリジェを脱ぎ、バスタオルを持って風呂場に向かったあたりで、風呂は焚けている。行動はすべて逆算している。

  明白なウソを１つ書いた。
  こう書いておかないと、

本当に信じる人がいる

のだ。ギャグが通じないというのは、本当に困る。説明するのもバカらしい。どうせなら脱がすほうに回りたいものだが、こういうギャグも通じなかったりして（ひどいときは人格を疑われる）。日記が進まないので、次の話題へ。

  朝風呂を終えて外出。
  もう朝食を作る時間はない。正確に言えば、洗い物を済ませる時間がない。そこで歩いて３分の定食屋で朝定食。生卵かけご飯なんて、こういう機会がなければ食べられないし食べない。朝刊をざっと読み、帰宅して外出の準備。出勤途中に朝食を取らない理由は２つ。

１、歯磨きしてから外出したい
２、近所用の服と外出用の服は区別している

どこまでＡ型なのか、と呆れる人が多いだろう。とくに、Ｏ型の人とか・・・。

  用事はウナギ屋も多角経営。
  副業だが、仕事は仕事である。収入が異なるから、軽重の差はある。ココロを含めた準備などは、安い仕事ならそれなりのレベルに抑える。

安かろうサービスも悪かろうで当たり前

と僕は考えるが、世間はこういう考え方を嫌うようだ。均質化された仕事の時代はもう終わったはずなのに。が、それでも仕事であることに変わりはないから、それなりの敬意を払い全力を尽す。

  地元のスーパーに寄ってから、さくさく帰宅。
  朝からよく晴れたが、風が強くて寒い。これでも平年並みくらいの気温なのだろうか、忘れた。それでもたまっていた洗濯物が乾いて嬉しい。急いでふたたび外出。新古書店へ本を売りに行く。

  買取基準のナゾは解けない。
  値段はだいたいわかった。予想される売値の１割だ。300円で売れる文庫は30円ということ。ナゾは、

どういう本だと買い取りしてもらえないのか

という事実。外装はキレイだし、とくべつヘンな内容でもない単行本が売れないときがある。何かの内規があるのだろうが、面倒なので質問しない。もっとも、

売れなかった本でも捨ててくれる

というのが大きなサービスだ。ふつうの古本屋は、そういうサービスをしないからダメなのだ。どの業界も同じかな・・・。

  夕方５時過ぎにやっと落ち着いた。
  コーヒーを淹れて、食パンを焼いてオヤツ。ジャムをつければパンもオヤツの雰囲気をかもす。イチゴも少し食べた。朝食みたいな組み合わせ。ここで今日初めての喫煙。いかに慌しかったかがわかる。今後の予定をチェックしておくか。

  予備校の年度スケジュールを精査。
  とは大げさで、よく読んで手帳に転記した。あれ、市進は去年と変更があるんだね。講師の皆さん、気づいてました？

・休講期間が今までより増えた

授業回数は同じようだが、講習の開始が後ろにズレて余裕ができたみたい。おおまかに高校の試験期間を考慮した様子もある。今は２学期制の高校も多いから、完全に機能するというわけでもないだろう。それでも、進歩は進歩だ。

  ワセヨビは、高卒生の担当が初めて。
  ふうん、すこし休講日があるんだね。１学期は４月19日スタートで、２学期は８月30日スタート。ただ、２学期の終わりは現役より２週間早い。市進のほうとあわせて、スケジュール管理に気をつける年度になりそうだ。

  夕飯のメインはモヤシ炒め。
  鳥ひき肉を使って豪華に、とまではいかないか。ひき肉は傷むのが早いので、腐る前に下ごしらえをしておく。安い肉だけに、冷凍させると味が落ちるからね。理由としては、

売られている時点で解凍もの

というのが挙げられる。再冷凍は、よほど能力の高い冷蔵庫であっても、品質をひどく損なう（腐敗だけは避けられるが）。

  下ごしらえの方法の１つ。
  ざっと油で炒めて、塩コショウをふる。好みで豆板醤やラー油も加える。火を通すことが目的なので、ヘラなどで潰すように炒めるのがポイント。これを冷ましてから冷蔵庫に入れておくと、おおむね２日もつ。牛肉なら、しょう油やミリンを使ってソボロにするのも良い。

  明日から本業の仕事が開幕。
  準備は整っているし、体調も良い。お酒も充分に呑んだ（呑んでいる）。寝坊することなく、順調な開幕になることを自分に期待している。げ、読者様の感想？

＞自分に、って・・・

まずは自分から始めなくて、何ができるだろうか。と、隗は語った。

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