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君は僕になり、逆もまた真なり |
4月15日 |
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6時50分起床。
8時間近く眠れて体もラクになったと書きたいが、やや疲労感あり。1日の行
動時間が長く、すこし腰痛も出ている。落ち着いてくればきっと体が慣れてくる
だろうと信じて行動。朝風呂→朝食→出勤→ウナギの花園。
朝から雨で、すごく寒かった。
最高気温は10℃もなかったと思う。夜には吐く息が白かった。春としては、異
常とも言える寒さだ。新聞には「北極振動」の影響と出ていた。これに限らず季
節感にズレはあるものだが、ちょっと参っちゃうよな、というのが本音だ。
何が困るかって、食事だ。
具体的には昼食だ。まとまった休み時間がないので、空腹をしのぐ食べ方しか
できない。
「お昼なんで、1時間ばかりランチしてきますわ」
なんて言ってみようものなら、その場でクビになる。そうなっては住宅ローンが
払えないので、対策を考えるしかない。
コンビニのお握り(._.)
これ、つらい昼食だよね。職場には電子レンジもないし(あるのかもしれない
が、探す余裕がない)。特に今日は寒かったから、せめてカップ春雨でも食べよ
うかと思ったら、肝心のときにポットのお湯がなくなってるし。俺も落ちたもの
だな、と思いつつボソボソと冷たいお握りを食べた。
早い夕方に帰宅。
市進に出勤するまえにプールに行く時間もなくはないが、余裕がなくて自粛。
1時間の空き時間で、
所要時間が最低50分になるプール
までこなすのは、まだムリだ。上記の事情で昼飯が細く、予備校の授業前に空腹
を抱えるわけにはいかない。だから、帰宅時に買った上海風焼きそば(わりに意
味不明なネーミング)を食べた。細かい仕事をして、本職のために出勤。
市進はCクラス。
出席率は良くない。授業中に生徒様が眠たい顔をしているのは仕方がないかと
思う。ちょうど今あたり、学校の新年度が本格的に稼動して1週間、疲れの出て
くる時期である。新しい教室、新しい先生、新しい教科書、新しい時間割、新し
い生活ペース。ただでさえ
冬の疲れが出やすい春という季節
だから、そんなもんかなと思いつつ授業を進める。出席している生徒様は、
「とり
あえず休んでウイングネット(=市進の映像授業)」
なんて考える生徒様よりず
っとマシだし。1回の受講で満足できる授業なんか、僕の時給では提供できない
。場所と時間を共有するしか他にない授業が、僕にとっての理想だ。
単語理解の性差の話をした。
男子は「車のテール・パイプ」とあれば意味がわかる、ということ。マフラー
だ。しかし女子にとっては、マフラーとは
「首にまくアレ?」
である。厳密に言えば「マフラー」とは車やバイクの消音装置のことだが、ここ
ではそんな面倒な話をしているのではない。
しかるに、男子は「ジュエリー」というカタカナ語がわからない。
宝石である。スペルは jewelry だが、女子にとっては英語よりも「ジュエリー」
で日本語的に理解している言葉だと思われる。僕くらいのナイスなヤングミドル
だと、英語ではなく外来語としてどちらも知っているが、高校生ではそうもいか
ないのが普通。というような、
モノと、モノの認知のありさま
に関する語りは、まあ、一般化してできるような授業ではありえない。辞書に書
いてあることを喋るなら、プロではなくて辞書がやればいいことなんで。
帰宅して夕食。
ほとんど昨日の続き。違うのは厚揚げとキャベツの煮物と、モズク酢くらい。
自炊する余裕はあるが、料理に手間をかける時間と、何より
吟味された買い物をする時間
が取れていない。明日は比較的遅い目覚めで良いが、やることはたくさんある。
体がもつかな、俺。
予備校の仕事は夜が中心だから、サラリーマンと違って生活は不規則になって
いる。9時15分終業で、午前0時半就寝というのは不可能ではないが、慌しい。
通勤時間もあるし、夕食もあるし、後片付けもあるし、日記書きもある。僕は基
本的に立って仕事をするから、その違いもある。まあ、どのくらいから体力の限
界になるのか、今週のうちにつかんでおきたい。
現状の自分を把握すること。
そして、必要とされる未来の自分を想定すること。その「距離」を埋める、少な
くともできるだけ埋めるのが、生きるということだろうか。哲学してみました。
そうそう、最後に思い出した。
明日4月16日(金曜)は、村上春樹の新作小説『1Q84 Book3』の発売日
。Book2までの再読(3回目)を終わらせるべく3月半ばから頑張ってきたが、
まだ終わらない。
急いで読む本なんてその程度
という考え方なので、焦りはしなかった。とりあえず明日買って、3回目を読み
終えてから『3』に移りたい。春樹の長編小説は数が少ないだけに、大事に読み
たい。今回は最初から大増刷しているので、売り切れということはないだろう。
明日で、今週も終わる。
追われに追われて、あと1日(一茶)
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