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ブーメランの工夫 | ５月26日 | |
| この日記を誰が読むのだろう、と思うことがある。 おそろしいほど平凡で、ありきたりで、何の変哲もない記録が続いている。人 生とはそういうものだと言えばそれまでであるにせよ、まるで英文法問題の have Ｏ 過去分詞 の語法みたいに、同じような記述が続くばかりだ（なんでいつも「老婆は財布を盗まれ る」のか、「彼女は髪を切ってもらう」のか、「私は課題を仕上げる」のか？）。何かの変 化を見つけたくて読んでいる人がいるにちがいない。 確実な固定客は、もちろん僕自身だ。 この日記を毎日のように読んでいる人はいるだろうけど、本当に毎日読んでい るのは僕だけだろう。校正しなくちゃいけないから、読まないわけにもいかない 。すると当然、 すげーな俺、また同じこと書いてるよ と感じさせられるわけで、そうは言いつつ「それが人生ってもんだ」と眠ってし まうのだけど。ということで、今日も同じ話の始まりはじまり・・・。 夜中に猛烈な腹下し(@_@。 ただ下すだけなら半年に１回はあるにせよ、ヘンな酔い方をしていたのか貧血 を併発して大変だった。貧血になると、目が回って目の前が真っ暗になり、した がって歩けなくなり、 しかし大腸は搬出を求めて大騒ぎ しているから、トイレに行くのに非常な困難を伴うのだ。いっそのこと、なんて いう上品なネタから入る日記である。 闘病時刻は午前１時から２時。 下した原因は特定できた。 １：実家で冷酒を飲んだ ２：きつめのパンツをはいていた １は暑かったこともある。 それに、薦められたのだからやむをえない。実際に旨かったし、飲みすぎるこ ともなかった。いつもよりビールは多く飲んだから、それが後押しになったのか も。 ２は恒例行事だ。 Ｌサイズを買っても、ときどきこうしてキツキツのパンツにあたる。下腹部が 締め付けられて快適であるが、このような消化の不具合をもたらす。やはり、パ ンツは ♪か〜ぜもないのにブーラブラ をもたらすタイプがよろしいかと反省。 「先生はどうしてすぐそっち方向にもってくんですか！」 だから読者サービスだって。 ７時50分起床。 あいだの騒動は別としてよく眠れたし、いい感じの寝坊だ。朝食を済ませ、す ぐさまプールへ。やや下腹に力が入らないが、スイミングのみ650メートル。体重 はやや空腹時63.70Ｋで元に戻ってしまった。そりゃあ、出たもんなあ・・・（も うやめます）。 スーパーに寄って帰宅。 昨日の暑さは１日で消えて、午前中は20℃くらいで快適な気温、朝から曇り。 ウナギの花園へ出勤。残業は４分で帰宅の途につく。水曜は勤務時間が短いので 助かる。まだ早い夕方だ。 急ぎ整骨院。 帰宅して夕飯の仕込み。今週は少し時間が取れるので、ウサ晴らしに銀玉店へ おもむく。追われる生活が続いているので、精神的な休みをとっておく必要はあ る。さあ、客離れも激しくなってきた甘エヴァよ！ １Ｋで22回転。 調整ミスと思われる回り方。早く初当たりを引かねばと思った4,000円目、加持 リョウジのチャンスボタン出現。頼むぜ、ポチッとな！ ＞生きるってことは変わるってことさ ややアツいセリフ。上段４リーチで当確。ゼルエル３機殲滅も外れて「え？」と 思ったが、予定調和でカヲル君登場。15Ｒ当たり確定。 このあとはギッコンバッタン。 粘って一気に爆連必至の流れだったが、６連荘が精一杯。長く打つ気も時間も 余裕もなく、２時間半で撤退。 プラスは漱石２枚だからウナギ並みの時給だ。 いや、楽しめたぶんだけ得をしたかも。帰宅時には雨になっていた。 夕飯のメインはソウハチカレイの干物。 知ってますか？ 北海道でこの時期に旬になる魚で、千葉ではめったに売って いない。しかし冷凍ものとはいえ（干物は冷凍でも日持ちする）珍しく発見でき たので、生まれて初めて買った。 この魚の存在を知ったのは宮脇俊三先生の文章だったと思う。 ５月だか６月だかに北海道を旅していて、先生は居酒屋に入った。何が旨いか と店員に訊いたら「ソウハチ」という知らない名前を答えたので、注文してみた ら板前はカレイを焼き始めた、という記述だったはず。先生が味の感想を書かな かったのは、 旨かったことが自明だから だと思われる。こういった小さな記述を覚えていなければ、この魚を買おうと思 うことすらなかっただろう。魚焼き器を使うとちょっと洗い物が多くなるけれど 。 他には。簡単なチャンコ鍋。 午後からかなり寒くなって予定変更した。ヌル燗も心地よい寒さ。特別なこと はしていないし、何かを考えるほどの余裕はないし、 ネタがないならないで捏造しよう というほどの元気もない週の半ば。明日からの週後半は久しぶりに暇があるので 、ゆっくりしたい・・・というほどでもないな、どう見ても。うん、この日記を 誰が読むのだろう？ |
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