予備校講師でわるかったな!





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不具合があって普通 6月5日
  8時半起床は7時間睡眠。
  起きぬけに「さあ今日のタスクは何だっけ?」と考えるのも習慣になった。土 曜日は出勤の必要な仕事が軽いから、

こなせることをできる限りこなして、

日曜日のタスクを軽くしたいと思う。朝食を済ませてエッセイを書いていると電 話が鳴った。うるせえなあと思ったら実家から。出るしかない。


  母の用件はパソコンについて。
  買い替えを検討しているという話。聞けばいま使っている基本ソフトはウイン ドウズ2000だとか。ほんとかよ。買い替えるにあたって、情報をどうやって新し いPCに移すのかという相談だ。しかも、使っているのは

外付けの記録媒体がフロッピー

と聞いて腰が抜けそうになる(@_@;)

  人のことは言えない。
  僕もPCは5年落ちで、8年前くらいから使っている媒体はMOである。US Bメモリなんて使ったことがない。パソコンの進化速度は異様に速いから、今あ る環境で満足しているとすぐに取り残される。人生、いろいろ気をつけねばと思 った次第。


  午前中は授業準備。
  といっても、あるテキストに改訂があったので昨年度のテキストから転記する という作業。読み直しなどの精査は後日で良い。昨年度版とはページ数も行も文 字フォントも異なるから、いわば写経をしておくしかない。昨年のテキストでは 秋に扱った長文が、6月中旬に移動していた。

10月に65分かかった長文を6月に80分で扱う

ということになるから、ちょっと時間が厳しいかもしれない。長文空欄補充で本 文が110行ほどなので、ちょっとじゃなくてかなり厳しい。現役生に限らないが、 6月と10月では生徒様の能力が段違いだから。

  念のために言っておくと、テキストが悪いという話ではない。
  改訂した人にはその人なりの理由付けがあって、そうなっているということで ある。予備校は同じテキストを複数の講師が共有する場所なので、

この手の「不具合」はあって当然

である。僕も今まで3つの予備校でテキストを作らせてもらったが、それを使っ て自分で授業をしてみて、

なんだこのテキスト使いにくいな

と思ったことは何度もある。ひどい話だが事実である。理想のテキストは存在し ない、これは予備校講師の鉄則(なつかしいね、このフレーズ)の1つに入ると 思う。


  それより問題は、誤植だ。
  これ、本当に何とかならないものか。

1:昨年版では別パラグラフになっていたものが、今年度版では同パラグラフに なっている
2:昨年版では改行ピッチが1行あったものが、今年度版ではピッチを取られず に連続している

2は事務的なミスとしても(校正者の仕事としては完全な落第だが)、1は致命 傷。パラグラフが変わるか変わらないか、読み手にとってこれほど重要なことは ない。最上位クラスのテキストだから、予習をする生徒様だって、

「なんでここでパラグラフが変わってるの?」

と思うはずだ。まあ、この程度のテキスト作りで、生徒が増えないとか文句を言 っているのが、お利口な予備校ということだろうか。

  僕が経営者だったら、3種類の校正者を用意する。

・物理的なスペルミス(PCでほぼ確実に見つかるが)や、引き写し=原本との 相違確認をチェックする人。まあ、バイトで足りる。
・英語をある程度まで読めて、スペルチェック以外のミスを探す能力のある人( 文脈を読めるスペルチェッカーはまだ少ないはず)。高学歴の学生バイトが必要 。
・実際に教壇に立つ講師。授業の時給より安い程度の賃金は必要。

  これくらいやっても、まだミスが出るのが印刷物の世界だ。でも、受験は基本 的に印刷物との戦いだ。ミスのあるテキストで合格実績が出ないのは当たり前、 それで生徒様が減るのも当たり前。それが怖くて

テキストを何年も改訂しない

となったら、潰れて当たり前である。あ、ユニクロみたいに安く売ればそれなり にはなるだろうけどね。


  昼飯は弁当。
  ナスの辛みそ炒め。調理手順を見ていると、ナスを素揚げしていて感心した。 が、炒め方が甘くて火が通り過ぎ、「惜しいことだな」と思われるデキ。シャワ ーを浴びてウナギ屋も多角経営へ出勤。午前中は曇り、昼過ぎから晴れ、夕方は 曇り。夏日にはならなかったと思う。

  とっぷり日が暮れたころに帰宅。
  夕飯は昨日・一昨日の続き。昨日のタコはキムチと和えた。ゴマとごま油とワ ケギの小口切りで味付け。ハッキリしないことに変わりはない。他には、そこそ こ暑いのに湯豆腐。水菜をナマで。葉しょうがも少し旨くなってきた。

  日本酒は長野県茅野市の『あら挽き純米酒』。
  なんかコーヒーみたいな名前だなあと常温で。深みはないけれど地酒らしい臭 みのある中口。ヌル燗に移行するとけっこう甘みが出る。1升1,600円としては美 味しいほうだと思う。


  日記のお供は珍しくウイスキー。
  愛してやまない『サントリー山崎』をロックで。今夜は久々に寝室のダブルベ ッドで眠るので、寝支度を済ませておいた。そう、最後の夜だ。さよなら、僕は 君を忘れない。今の記述の意味は、

明日の日記で判明する・・・

と少年ジャンプしてみました。20年以上読んだことないけど(^^)/~~~


追記:エッセイ335「プール通いも10周年」をアップしました。


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