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さりげなく40 6月23日
  8時10分起床は中途半端。
  7時間くらいしか寝ていないこともあれば、雨が小降りなこともある。整骨院 は9時開院と同時に飛び込まないと時間効率が悪くなる。どうする? 作戦があ るわ!

開院まであと50分なら、

軽い朝食を取ってシャワーを浴びてから行けば間に合うか。エントランスまで新 聞を取りにいく時間はない・・・。


  8時50分、雨が激しくなる。
  南風も強くて暴風雨といった気配。整骨院は歩けば10分ちかくかかるから、パ スするしかない。困ったなぁと、とりあえず新聞を読む。朝食はどうしようかと 30分くらい悩んだのはムダだった。アツい日本ソバにシイタケと卵とネギを入れ て食べる。

  まだ雨はやまない。
  出勤はお昼前だから、非常にハンパな持ち時間。こうなりゃしょうがないかと 、おととい到着したパソコンの箱を開ける。ビニールだの薄紙だのポチポチだの 何だので、丁寧に梱包されているので大変だ。

おらおら、脱げ脱げ。

まったく、無駄な抵抗しやがって、と丸裸にする。どうしてこういう記述を選ん でしまうのだろうか。


  パソコンは4台目になる。
  ネット環境を持ったのは遅くて、たしか2000年だ。次に2002年、2004年(9月 22日に開封している)ときて、ことし2010年だ。この『よびわる』が始まったの は2004年だから、今のパソコンは

6年連続毎日稼動

に耐えてきたことになる。PCそのものの製品向上というのもあれば、たまたま 良い機械にめぐり合った、ということもあるのだろう。ちなみに、この日記はま だしばらく古い=今のPCで書かれる。

  今日のところは、本当に起動しただけ。
  ユーザー名を入れるとか、パスワードを決めるとか。そこまではいちおうマニ ュアルを見ながら進めた。完全な初期設定の状態なので、カスタマイズの作業が たくさんある。最初のカスタマイズがマウスの移動速度の調整って、すこし珍し いですかね。ふふ、

ウブな奴、オレがイロイロ教えてやるぜ・・・

って、だからどうしてこういう文章になるんだよ(-_-;)


  寝室のエアコンが壊れた。
  ダイキンに電話して修理の依頼。やはり時期が悪く(ダイキンは空気清浄機の 大手なのだ)、アポがなかなか取れない。僕も修理に来てもらう時間が取れず、 土日限定だから難しくなる。

ウイークデイは午前とか午後丸ごと家にいることがない

状況なので、非常に困る。結果的に、日曜の夕方になった。

  大雨の中を出勤。
  郵便局に寄って振り込み。どすんと×桁。親に借金を今年も返したわけだ。職 場に着いたときには汗だく。どうしても外せないタスクがあって、13分も残業。 さくさく退社。


  僕は今日で40歳になった。
  初期中年から、まぎれもない中期中年になったわけで嬉しい、わけはない。ず いぶん長生きしてしまった、こんなつもりはなかったと思うようになったのは、 30代の中ごろからだったと思う。

  基本的に、72歳まで生きるつもりで行動している。
  そのあたりで死ぬのがそこそこ美しいかな、くらいの気持ちだ。だからむしろ 、36歳になったときのほうが

「(仮説としての)人生の折り返し地点だな」

という気分が強かったので、今日はとくべつな感慨を持たない。


  まあ、それでも40代というのは響きの重い言葉だ。
  年齢が1桁のときは、まだ人間ではなかった。10代で人間になって、恐々と自 分の「ものさし」を使い始めた。20代で子どもであることを諦めて、とりあえず 世間という土地に出た。30代で自分なりの狩りを始めた(嫁は逮捕できなかった w)。40代となってみれば。

  そろそろ、始めなければいけない時期だ。
  自分が人生でやろうと思っていたことを始動しないと、50代からでは間に合わ ない気がする。それでは、間に合うけれどちょっと遅いとなるだろう。今まで充 分に準備をしてきたから、とりあえず始めることはできる態勢になっている。そ れが何であるかを公言するつもりはない(このページの趣旨に合致しないから) 。

  ただ、確実に言えそうなことはある。
  10年後には、つまり50歳になったときには、この『よびわる』は終わっている はずだ、ということ。職業とか生計といった下らない(大事ではあるが)ことは 別として、

次のフィールドに立っている

自分の姿を想像している。夢ではない。夢を語るのは20代で終わりにしておきた いものだ。実現できないかもしれないという恐怖と、できるようにするしかない という自負をもって、40歳を迎えることになった。


  帰宅途中で2回目の昼飯。
  その足で銀行へ。再び振込み。もう1人の親あてで、こっちもドスンといった 。それにしても家ってのは高い買い物だな、と感心。夕飯の食材がギリギリな感 じだが、買い物をする時間はなく帰宅。もう整骨院も間に合わない。シャワーを 浴びて、荷物を詰め替えて、ふたたび出勤。

  今度はウナギ屋も多角経営。
  この時間に入れたくなかった仕事だが、クライアントの都合によりどうしても 、ということでこうなった。水曜日の夕方を抑えられると家事がまったく回らな い。とくに、スーパーに行く時間が捻出できないから、

木曜と金曜の夕食が心配な冷蔵庫

になってしまう。外食がつらいと思い始めてから10年くらいかな。仕事は無事に 終了。


  夕飯のメインは煮物。
  いつもの鶏スペアリブの昆布煮にゴボウを加えたら美味しく作れた。

メモリアルといえる誕生日に煮物ってどうなのよ

という意見はあろうが、とにかく買い物をする時間がないのだ。他は昨日の続き で、変わったところは茹でたトウモロコシくらい。必要な栄養は取れているはず なので、これでいい。

  日記を書きながらウイスキー。
  サントリーの山10年をロックで。明日の木曜日は忙しい曜日だから、たくさ んは呑めないし、この旨すぎるウイスキーはそれくらいがちょうどいい。2枚ほ ど格上の『12年』のようなバニラ香はないが、まっとうな造りによる酒の、まっ とうな香りを楽しむ。


  合間に、いつものように家事をこなす。
  洗い物を済ませ、拭き、寝室に干したものの面倒を見て、洗ったものを洗濯機 から出す。明日の出勤準備とベッドメイクも済ませる。明日の朝飯前タスクはア イロンがけだな、と意識しておく。目覚まし時計のセットも。

  うん、なるほど。
  僕はこのような

誰からも祝福されない誕生日

を求めて生きてきたのだな、と確かめる。何の不満もないし、寂しくもない。自 分が設定した近未来は、確実に実現している。これからもそうあるように、努力 を続けよう。それにしても、40歳ってすごい歳だな。


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