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精査不足 |
6月24日 |
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6時55分起床。
朝の雑事は、考え事をしながらアイロンがけ。
考え事は日程調整。
市進とワセヨビの冬期・直前講習の伺いがデッドラインに近くなったため。市
進はわずかだが日程(期間)の割り振りが変わったし、ワセヨビは
どの時間を空ければコマが入りやすいか
が掴めていない。他にウナギが2件あるから、短い時間をどう割り振るかに苦労
した。空ける時間を少なくして、
オレはここしか空いてないからココに入れろ
なんて立場じゃないし、時代でもないし。年度最後の稼ぎ時には変わりがないの
で、何とか組み合わせを捻出した。
朝食はオムレツなど普通に食べた。
軽い貧血を感じるがもちろん出勤。基本的に疲れがたまってんだよなと思いな
がら働く。勤務中に
プチ上司が勤務態度チェック
に来ていたので驚く。おいおい、来るなら先に言えよ。まあ、いつ見られても困
るようなことはないくらいの芝居はできる。芝居?
残業13分で退社。
昨晩のウイスキーがいけなかったのか、少し体の重い1日だった、ってまだ終
わってないよ。帰宅途中に2回目の昼飯を食べる。地元のスーパーに寄る。帰宅
して洗濯物と布団をとりこむ。すばらしい、ばっちり乾いている。キッチン用品
も以下同文。天日にあてるから殺菌できる。
今日は梅雨の中休みで午後から晴れた。
真夏日だろう。湿度が低かったので、暑いは暑いが我慢もできる、といったく
らい。昔より梅雨どきが暑くなったような気がする。暑くても27℃くらいという
イメージがあったのだけど、
僕の言う「昔」は20年以上前
なので、比べることに意味がないかも。それはそれとして、僕も若い世代からみ
た老人のカテゴリーに入ってきたようで、悪くない。
シャワーを浴びて出勤準備。
上記の伺い書を忘れずに携えて。ここからが本業、本当に頑張るのはこれから
の時間だと市進千葉校。
講師室では、市進のTVCF(別窓;リンクはいつまで有効か不明)の話題。
僕は民間放送をまったく見ないので知らなかった。意見はいろいろ。
・このところ、(市進は)情宣活動してなかったからなあ
・なんのCFだかわからなかった
・ネットで見られるからいいんじゃないの
・じゃあ意味ないじゃん
・TV媒体にマッチするとも言えない業種だろ
・××予備校も、その(=CF宣伝)後、たいへんなことにw
・あれ、凋落の決め手だろ
・誰をターゲットにしてるのかな
・そこが絞れないからマッチしないんだよな
・それで講習の依頼書が手渡しなのかw
・そんなんでCF費取り返せるのかよ
・っていうかテキストは郵送しろよ
・でも口コミなんて限度あるからな
以上のうち、僕の意見は3つくらいかな。功罪はあろうが、宣伝自体は必要だと
思う。悪く言われないようでは、価値もないわけだし(お、いいこと書いた)。
帰宅してから、ネットでチェックしてみる。
ちょっとおかしいなと思うところ。数学の授業で、板書を見ながら講師が説明
するシーンだ。中学生向けの幾何だろうか。合同条件とか、そういう場面だと思
う。その説明に、
「ここ対ここはAB対AC」
という箇所がある。
数学のことは知らない、と断ってから書く。
指示語はできるだけ避けるという基本を無視している。
「ここ対ここ」なんていう発言をするから、生徒様の脳みそに一発で入らない。
だから繰り返して見なきゃいけなくなる。こんな低次元のことは、
教員免許のための教育実習
で習うものではないか。教員免許を取る人の9割くらいは教員にならないから(
割合は適当です)、初歩の初歩に近い。塾だの予備校だので教える人には、赤子
の手をひねるレベルだ。
言っておくと、指示語を使うのが良くないのではない。
指示語を使うのは、それにより説明の短縮化・単純化・効率化を計ることがで
きる場合に限られる。そうでなければ、たとえ黒板で指差しをしていても、指示
語を使ってはならない。説明のラングは、説明するという本来の目的よりも、
説明する発話それ自体に意味を持たせ、理解させるため
にある。わかりやすく言えば。生徒様は音で理解する局面が多いということだ。
この説明の場合。
改善方法は明確だ。
「BD対DCはAB対AC」
と言えばいいのである。「ここ対ここはAB対AC」と発話時間はほぼ変わらな
い。ラグは1秒程度だし、そのくらいなら授業進行の流れでいくらでも取り返せ
る。むしろ、指差しの場所を
言語(聴覚)でも明確化させられるメリット
のほうが大きい。このあたりまで考えて実践してこそ、プロの授業と言えるんじ
ゃないかな。繰り返して見られるなんてのは、繰り返さなきゃ理解させられない
程度の授業技術ってことだろう。
帰宅して夕飯。
今年初の枝豆。1袋350円まで安くなってきたので試してみた。まだ実入りは良
くないようで、全体にフニャッとしている。今年は4月の天候不順のせいで生育
が遅れているとも聞いている。そうでなくても、
枝豆がたくましくなるのは7月以降
という一般法則がある。梅雨明けのあたりが一番旨いとは、昔も書いたはずだ。
なお、授業は順調だった。
お酒も普通に呑んだし、呑んでいる。どうやって時間を捻出しようか、それば
かり考える日々が続いている。もっと、いい方法があるはずだといつも探してい
る。たとえば、日記を短くするとか。
後日追記:「ここ対ここ」に関して多くのご意見をいただいた。感謝。
結論を先に書くと、数学の教授法としてはこれが普通であり、正当なようである。もし気分を害された人がいれば、謝罪を申し上げたい。ごめんなさい。
「普通で、正当な」理由は以下の通り。
・数学は抽象化が大事な項目である。
BD対DCでなくても、原理を理解させるにはむしろ、「ここ対ここ」である必要があるそうだ。専門的なことはわからないので、そうなのか、と思うくらいで申し訳ないが。確かに、数学って具体的なことに意味はないよな、という理解レベルではある。
その意味では、僕は英語という教科特性を踏まえて書いたことになる。
やはり、英語の授業では「こそあど言葉(=指示語のこと)」を使わないほうが普通だと考える。本文に書いたように、使ってはいけない禁句だとまで主張する気はない。いや俺は使う主義だという人がいてもよい。
また同時に、僕が書いたことに全面同意する意見もあった。
「そう、そこがわからないんだよな(だから数学は嫌いだ)」という論調だ。数学のプロに言わせれば「だからあなたはバカなのだ」となるだろうが、そういう感想もさもありなん、というのが教えることの難しさでもある。消費者というのは、本質的なものだけを求めるわけでもない。
もしできることなら、もっとベターな授業はどこかにないか、と探し続けたい。自戒をこめて、である。何事でも同じように、ベストがないから面白いともいえる。
全般的な感想としては、「そうか、こういうネタを書くと読者は反応するのだな」となる。
だから、「悪く言われないようでは、価値もない」と本文に書いた。物議の始まりには理由が必要だが、終わりには理由がいらないってことだな。どっかで聞いたようなシメで失敬(^。^)y-.。o○
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