予備校講師でわるかったな!





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責任者たるもの、かくあるべし 7月8日
  6時10分起床は6時間睡眠。
  予備校の1学期はまもなく終わりで、夏のペース作りを始めたいところ。今年はたまたまスタートが早く、来週の今日には市進の夏期講習が開幕する。1学期授業との間隔が狭くなったのは今年からで、これは

休講期間が4日増えたから

という事情。水曜日に授業のある講師と生徒様は、14日の平常授業の翌日が夏期講習初日だ。


  ひさびさに朝から晴れ。
  梅雨明けまではまだ時間がかかりそうな湿度だし、天気予報もそうだ。掃除、朝風呂と洗濯。布団も干しておこう。キッチン用品も干す。出勤前に押入れを探って、昨年度ぶんの夏のテキストを出しておく。しつこいようだが、まだ市進のテキストは貰っていない。

事前にできる準備はすべて前倒し

しておかないと、非常に危険な状況だ。何もかもが整って授業だけやれば良い、という状況が僕にとってのベストだ。


  ウナギの花園へ出勤。
  新しい業務でドタバタする。複数の人間でこなすべきタスクだが、足並みが揃わない。我ら派遣社員にとっては、正社員のだれか1人が司令塔になって

指示を一方的に出してくれた方がラク

なのだけど、そうもいかないようだ。なんど打ち合わせをしても話に重複が多く、はかどらない。2度手間、3度手間の繰り返し。困ったものですな。


  ある種のタスクでは、誰かが強権的になった方が良い。
  もちろん、そういう司令塔は下々の者にとっての嫌われ者となるが、そんなのは職務上のプレイのようなものだ。

「まったくよぉ、春山課長がバカなことばかり言いやがるから」

と言われてこそ、春山課長は課長たりえる。

  もちろん、春山課長も聞く耳は持たなければいけない。
  強権的なだけでは、人はついてこないだろう(中間管理職の厳しさ切なさだとは思う)。が、それは1つのタスクが片付いてからの話であって、進行中は鬼となって采配をふるった方がタスクは早く進捗する。複数で仕事を進めるためには、誰かが悪役を引き受けるべきだと僕は想像するが、いかがだろうか。


  良いこともあった。
  上記とは別件で、僕が決済しなければいけないことがあった。即座に直属の上司のところに相談に行く。状況と意向を説明する。僕の立場からすれば、この決済をすると・・・。


「やりましょう。私が責任を取るから、あなたが決済してください」

  うん、これでこそ責任者だ(^。^)
  上司たるもの、こうでなきゃいけない。責任を取るから責任者なのだ。自分の責任になるのが怖いようなら、上司なんかやってはいけないのだ。そのぶんだけ、部下をコントロールする能力は必要になるが。

  もっとも、僕も責任を転嫁するだけにはいかない。
  別の関係者のところに赴いて事情と善後策を説明する。上司の了解を取ったことも伝える。何事でもそうかと思われるが、いちばんマズイのは

「それ、聞いてない(からお前が悪い)」

とのちになって言われることである。「寝耳に水」は心証をわるくするのだ。逆に、以前に聞いていたことだと、人は

「自分にも連帯責任があるかもしれない」

と感じるものだ。このあたり、「信原は行動が計算高く、狡猾な思考の持ち主だ、イってよし!」と思う人がいるかも。そうですけど、それが何か?


  残業なく帰宅。
  途中で2回目の昼食用にビーフンを、明日の朝食用に果物を買う。洗濯物を取り込んで(やはり生乾きだった)シャワーを浴びる。さてさて、今度は本職だ。今日も時間に追われている。出勤!


  市進千葉校。
  今日でCクラスの1学期はおしまい。だいたい予想した通りの状況で、僕としては不満はない。生徒様の成績は例年より少し良いけれど、まだ時期的に誤差の範囲だろう。細かい詰めはたくさん残っているにしても、そこへ向かっていく態勢は作れたはずだ。

  困っているのは受講者数の少なさか。
  校舎の地理的な特性もあるのだろうが、中間層が少ない。僕は人柄とか優しさで売るタイプではないから、人数が多ければ多いほどやりやすい。昔の生徒様からコンタクトを頂くことがときにある。だいたい7〜12年前の教え子だ。論調は

>最近も信原節は好調ですか?

というもの。そんなの、もう5年以上前に封印しちゃったので・・・。


  夜は講師諸氏と飲みにいく。
  これも珍しい。今年の僕は今までまったく余裕がなかったし、自分から飲みに誘うこと自体が珍しい。今日で1学期も終わりだし、懇親の場所を持っておく必要もある。飲み会の話題と言えば、

そこにいない人の悪口

がおもしろい。具体的で、しつこいほど良い悪口だ。ではどういう悪口だったかと言うと。さて、泥酔して帰宅したので今宵はこれまでこれまで(時代劇か?)。


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