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初めて投票した |
7月11日 |
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8時40分起床。
涼しい夜でよく眠れた。5時半の覚醒後に2度寝してこの結果。8時間半睡眠は素晴らしい。さっそく授業準備。これやってると日記に書くことがなくなるが、仕事だし。TVで将棋を観戦しつつジリジリ進める。
お昼過ぎに外出。
参議院選挙の投票に行く。
>えぇーッ、先生が投票するなんて!
と思った人は『よびわる』を長く読みすぎではないか。2005年あたりには「選挙は棄権する主義なので」といった趣旨のことを書いたし、それにはご批判も頂いた(再反論したけどなw)。
政治に無関心なわけではない。
投票をしないだけであって、人生で大切なものごとの1つに数えている。きょう宗旨替えをしたのも計画的なことだった。今まで20年も棄権を続けてきたから、これからの20年は変えてみようか、くらいの計画ではあるけれど。
投票所は小学校。
なんとも懐かしいなぁ、この雰囲気。鉄棒がヒッソリとたたずんでいる。逆上がりの練習も昔やったなあ。体育館兼講堂で投票する演出(これって演出か?)。人の流れは
引きも切らない
くらいで、行列ができるわけでもなし、無人になるわけでもなしといったところ。投票券引換券(?)をそのまま持参したところ、職員がすり寄って来て開封→切り取りをしてくれた。そうか、これはこうやって使うのか。選挙童貞はウブなことよの。
投票のあて先は書かない。
あて先とは言わないかなあ。政治と宗教は語らない主義だ。備えつけの鉛筆がきれいに削られていて感動した。おもしろかったのは
「1時間単位の投票率の推移」
が張り出されていたこと。実際の投票数じゃなくて、先の引換券をカウントしているのだろう。1時間単位までやる必要があるのか、とは思った。
小学校なので、バスケのゴールが低かった。
そのままでネットに触れるくらい。人生で初めての投票を終えると、すがすがしい気分になった。なんだろうね、達成感でも充足感でもない、この感覚は。そうだ。
お墓参りを終えた気分だ。
僕がやったことは決して間違ってなかったし、どう考えても悪行ではない。世界の神々が推奨してくれることもないだろうけど、「ふむ、良いことをしたね」と言ってもらえるだろう、くらいの清々しさ。そんなに頻繁にやりたいわけではなくても、たまにはいいかな、みたいな。
帰宅して昼飯。
またも授業準備。早い午後にはアリ塚が崩れ、カオスがやってきた。どれがどの講座の何回目のプリントで、どれが使い回しでどれが新作でどれが改訂したものか、といった具合だ。もちろん問題も解かなければいけないから、リビングとダイニングのテーブル上も大混乱になった。
まあしかし、面白くない長文ってあるよね。
講師も受験生も、そんなことにケチをつける権利はないにしても、「もう少し知的な内容にしてくれないか」と思うことはときにある。いや、ほんと仕方がないことなんだけどね。どれかのテキストにあったのは、こんな内容。
>ブルックリン橋ってのは立派なもんでなあ、誰それいう建築家が・・・
読みたくねーよ(-_-メ)
入試の長文なんてのは問題を出すため(解くため)にあるという極論もある。しかしそれにしたって、一応は文章を読むという行為なんだから、少しくらい知的刺激を受けたいと思わなくもない。あまりに難解な内容でも困る一方で、こういった文章を読まされるのは苦痛でもある。
文句は言っておられず仕事を続行。
朝から曇りで夕方からはときどき雨。そこそこ蒸し暑く、午後はクーラーを使った。在宅時はクーラーを避けるようにしているが、仕事をするときは特別扱い。ウナギ関係の書類書きや日程調整なども済ました。6時過ぎに活動限界。カオスは収束する気配を見せつつあるが、落ち着くのはもう少し先だな。
夕飯のメインはイワシ刺。
でっぷりした奴を2匹買ってみたら、旬だけあって脂がのっていて旨かった。塩焼きもいいけれど、僕は刺身が好きだ。他は、だいたい昨日の続き。ゴーヤとレタスと玉ねぎのサラダ(今日はサラミ抜き〜動物性タンパク質は十分取れるメニューだから)には
塩・コショウ・オリーブ油・レモン汁
を採用。ドレッシングは自分で作るのがいちばんだ。
この日記を書きながら参院選速報をTVで観る。
というのは完全なウソ。あれはドキュメンタリ風で楽しいとは思うものの、時間がないときに観るものではない。強すぎる南風の音を聞きながら、こうしてウイスキーを飲んでいるほうが良い。今さらだが念押しすると、選挙結果には何の興味もない。
結果のためには行動しない。
自分がそうしたいと思った、それだけが僕の行動基準だ。若い人は、こういう大人にならないようにね。
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