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勝手に梅雨明け 7月16日
  千葉県は梅雨明けしたのだろうか。
  朝から晴れて、遠くには不安げな雲が見える。でも雨になるほどまとまった雲にはならない 。そういう天気が今日で3日続いた。最後に

大雨が来ないで梅雨明けすると猛暑(というか蒸し暑い夏)になる

という気がするけれど、僕の勝手なイメージだろうか。もちろん真夏日、31℃くらいだった。


  8時15分起床。
  酒の量を減らすと体が軽いなと当然のことを確認。洗濯物干し、風呂掃除、アイロンがけな どの家事を朝飯前に済ませる。朝食にはオムレツを作った。具はサラミと新玉ねぎ。マフィン にはイチゴジャム。何度も書くようで恐縮だが、

イチゴジャムは必要以上にワイセツ

な気がする。「必要」がどのくらいのラインなのかは知らない。


  午前中は授業準備。
  ワセヨビぶんがプリントを含めてコンプリート。ある講座のプリントには、今年の入試問題 を載せた。どのレベルにあろうが、

夏は過去問を見て実力距離を測る時期

なので、こういうことが必要になる(もちろん、講座によるが)。きのう書いたことは嫌味で も悪口でもなく、職務上当然のこと、と認識している。

  それはともかく、ワセヨビの我が担当講座。
  いまさら気がつくのもナンだが、いま担当している高3基礎英文解釈に対応する講座がない んだね。生徒様には申し訳ない。何日か前に書いたように、ワセヨビは講習時だけ

現役・浪人合同クラス

になるという事情ですので悪しからず。ワルシカラズではなくアシカラズと読みます。


  お昼前にプール。
  空いていたこともあってスイミングのみ750M。少し負荷をかけすぎた。セーブすることも、 運動を続けるコツの1つだ。おかげさまで、喫煙者・飲酒者・中期中年の3重苦を背負いなが ら、血圧は

上が110、下が70

とまったく問題ない(逆に低血圧かも?)。体重は空腹時で62.75Kと、こちらはやや軽すぎる 。ベストの健康体を手に入れるのは難しいね。

  スーパーで軽く買い物。
  定食店に寄って昼食。汗をかきつつチキンカレーを食べる。これがいい。夏はカレーが良い 。昨日と書いていることが違うが、今日は今日だから。帰宅してクーラーを稼働させる。昼寝 は今日こそぐっすり1時間。


  授業は市進千葉校でFクラス。
  精読の確認を中心に進めている。1学期の後半はテキストの分量が多かったので、

キッチリと構造を詰めて読み込む

という視点が不足していたからだ。上位になればなるほど長文の量は増える。だからかえって 、ここ一番で頼りになるのは精読力、ということを刷り込んでおきたい。


  もちろん単語の話もする。
  一般的に必要とは思えなくても、ハイレベルなら必要かも、という単語たちだ。今日の例は jargon である。メジャーとは思えないが、覚えて損のない単語というのが僕の認識だ。たまた まだが、設問に絡んでいる。

  こういった場合、僕は先に語彙の説明はしない。
  汎用度の高いものなら別だが、マイナーな単語の場合は文脈でおおまかな意味を割り出すこ とを説明する。いくら偏差値70台の生徒様ばかりでも、ごり押しで授業をするなら、高いお金 をもらう意味がない。

「これは復習ではちゃんと暗記してもらうが」

と念押しをしてから、文脈を説明する。もちろんトークではなく、指名して生徒様に考えてい ただく。説明するなんてバカでもできるから。

  正解を割り出してから、語彙を説明する。
  僕が認識しているのは、「一般的なわけはないが、特殊なグループで通用する符丁のような もの。きわめて限定された範囲の専門用語。ふつー、そんな意味知らないよ、みたいな」とい う意味である。授業前に辞書は引かなかったが、おおむね正しいと思われる。しかし、これで は当の生徒様には通じない。

>「アタッカーが厳しすぎ」で通じないだろ? パチンコの話だ。『エヴァ』の新台が出たか ら打ったけど、厳しいんだ。まだ通じないね? エヴァンゲリオンだ。アスカ、かわゆす。ま あそれはいい。大当たりすると、玉がアタッカーっていう穴にボコボコ入るんだ。でも、その あたりをガードする釘の調整がきつくて、出玉が減っちゃうんだ。これが、「アタッカーが厳 しすぎ」って状況。ここまで説明されても、イマイチ意味がわからないだろ? それが jargon ってこった。

生徒様(とくに男子)はエヴァのところでゲラゲラ笑っていたけれど・・・。


  まじめに授業をしている。
  英作文なんか、地獄のように難しい。

>パリの空港で、トランクに腰かけた一人の男が、ぼんやりと頬づえをついていた。

「頬づえ」という単語なんか、どうでも良い。構文をどう決めるか、どう書けばこの状況を英語にできるかを考えてもらう。説明はこうだ。

>つまり、映画だろ。空港の全景が出て、カメラが寄っていて、男が1人いるわけだ。もっとカメラが寄れば、頬づえをついているとわかる。副詞句が文頭にあるのは当たり前。じゃあ構文はどうなる? 男を観客は初めて見てるんだぞ?

ここで指名する。

>There be S 分詞

と彼は答える。ハイレベルにおける基礎までは、入ったかな、と。


  帰宅して夕飯。
  メインは鳥スペアリブとジャガイモの煮込み。授業前に煮込んで味をしみ込ませておいた。初めて作ったがうまくできた。味付けはしょう油・みりん・酒・塩・昆布。新じゃがなので皮をそのまま使うことができた。これは、旨い。

  サブは昨日のヒラメ刺の残り。
  季節が季節なので、ヅケにしておいた。調味料はしょう油3・酒1。甘く仕上げてご飯のオカズにするなら、みりんを加えても良い。この季節だと、賞味期限プラス1日はもつ。冬だと、2日はなんとか行けるはず。切り身で買って余って困っている奥さまはご参考に。


  夜も南風は強い。
  雨の気配はなく、本格的な夏になったようだ。夜の風は気持ち良い。湿気は高いけれど、今年も勝手に、

千葉県で梅雨明け宣言

させてもらいます。ご存じのように、梅雨明けに正式な定義はないから許されるだろう。


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