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ほんま、アツはナツいでんな。 |
7月25日 |
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8時起床。
がんばってエアコンなしで眠った。クーラー疲れが肝臓に来ているはずで、少しでも緩和しておきたいと思ったから。弱い北風だったので何とか眠れた。7時間半睡眠ならソコソコ幸せだ。
激しく暑い中で出勤。
食品についてくる保冷剤を持ち歩く日々。ハンカチに包んで首筋を冷やすことが多い。暑さと蓄積疲労が重なって体が重い。いつも持参する歯ブラシを忘れたことに気付き、千葉駅構内のコンビニで購入。367円。そごうに寄って、2限前用のおやつと昼食を買う。授業開始まで30分を切っている。保冷剤は手放さない。そうか、こういう日々を過ごしているうちに、
突然の心臓発作など起こして過労死
に至るのかもと考える。十分に気をつけてはいるけれど、「彼ら」は僕を狙っているかもしれない。
校舎に着くと、某講師に久々に会った。
彼も忙しいということで何よりである。僕は本業以外もあって追われていて、彼は本業だけで追われている。僕のほうが業界で少し先輩なだけに、
抜かれて、置いていかれてしまったな
と残念に思う。ポテンシャルで負けているとは全く思わないけれど(注:僕と彼は他教科です)、結果では僕が負けている。世の中、結果が全てだ。
但し、嫉妬は感じない。
僕が手に入れられるはずのものを、彼が手に入れているだけのことだからだ。嫉妬とは、自分が欲しくてたまらないものを誰かが手に入れた状況を見て覚える悔しさである。そういう意味では、僕はほとんどの物ごとに嫉妬を感じない。まあそうね、
あおい姫を嫁に取られた
くらいしか感じたことがない感情じゃないか。あおいーッ、帰ってきてくれぇぇぇぇッ(今日の猛暑暴走はここまで)。
このタームのまとめ。
ふだん担当していないクラスレベル、具体的には基礎講座3発で大変だった。教えるコンテンツではなくて、フォームに気を使うことが多くなる。何度か書いたように、予想していたより生徒様はまじめで(学力はどうでも良い)、死ぬほど苦労したという感触はなかった。それでもまあ、しんどいことはしんどい。
1コマ目は『入試頻出構文』。
テキスト未消化で終わったのは予定通り。数年前も書いたと思う。こういうのって、構文なのか?
・remember doing 「〜したことを覚えている」
・see O doing 「Oが〜しているのを見る」
受験の世界の「構文」というのは曖昧な言葉で、僕はあまり使わない言葉だ。じゃあ何か、remember が forget に変わると、あるいは see が hear に変わると別の「構文」になるのか、という気がしなくもない。
というわけで、テキストの枠組みは無視して進めた。
たとえば and が作る共通関係とか、名詞節とか。「向こうの世界の話をしている」という表情の生徒様がいなくもなかったが、全体には浸透できたかと思う。理解し、体得したかと言えば別の話ではある。
2コマ目は『基本英文法』。
このテキスト、もう少し問題演習が多ければ使いやすいんだが。成績が不振であればあるほど、
説明を聞くより実際に手を動かす
ほうが有効なのは間違いない。「わかる」ことと「手が動く」ことには大きな隔たりがある。が、基礎クラスなので講師による説明量が多くなるから、これでちょうどいいのかも。ここも授業の手ごたえは良い。午後2時過ぎからの授業だから、かなり疲れた顔をしているにしても、僕も同じだろう。
3コマ目は『コンパクト英語』。
言ってみれば「根性暗記ゼミ」である。最低限、「こんなん知らないんじゃ問題演習も何もないだろう」という熟語を詰め込んできた。この手の講座は1年間のどのタイミングで実施されても同じ結果になる。
1:根性で9割近く覚えきる人
2:どうしても半分も覚えられない人
暗記は精神論では処理できないから、怒鳴っても叱っても意味はない。僕も2のような現役時代を通過して浪人したことだし。
この講座の後半では、次を意識した。
夏の頻出パターンゼミTとの関連だ。覚えるだけの作業から、考える、そして使う行為への移行についてである。どのくらい奏功したか、しないかは知らない。予定したことはちゃんとやれた。
帰宅して入浴、夕食。
メインはサワラの赤味噌漬け焼き。オクラ納豆。枝豆。生キュウリ。茹でトウモロコシ。モズク酢。今日も汗だくで食べた。食事中にTシャツを変えるってのはおかしな気分だ。
明日は市進の休講日。
だから休日気分を味わいたいけれど、僕は明日からワセヨビの授業で休みなし。次の休日が来るのは来週の今日らしい。今月はまだ合計3日しか休日がない。さすがにちょっと気分的に疲れている。今日までの講座は
99%が初顔合わせの生徒様
で気を使ったこともあるのかも。良い感触だったと思うが、どうだったろうか。
今日も猛暑日ギリギリくらいだった。
夜には激しい雷雨という天気予報が出ていて、午後8時半には不穏な突風が吹き始めた。遠くには雷も見える。遠くで
盆踊りのお囃子のようなもの
が鳴り響いている。そっか、日曜日だったのか、夏祭りの季節なんだなと気がつく。祭りが終わるまで雨が降りださないといいねと思う。僕は自分の生活を回すために、キッチンに向かって洗い物をする。まだまだ、先は長いね。
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