予備校講師でわるかったな!





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しばらくはゆるやかな日々 8月3日
  6時40分起床。
  南風が強いことも、窓を開ければ何とか眠れることも変わらず。昨日より雲が少なく空がより明るかったので、すこし早い起床になった。ゆるやかなスケジュールの日々に入っているから疲れもない。風呂掃除。浴室の窓にある網戸をざっと洗った。取り外し方法がわからない。

  朝食時はエアコンを使わず。
  少し暑いくらいなら我慢しないと、クーラー病(って最近聞かなくなったが)になってしまう。それに、朝食の果物はスイカだ。冷たい空気の中で食べるものではない。スイカ、2年ぶりくらいかな。

ここまで巨大な果物

って珍しい。6分の1カットを3日で食べきるつもり。


  朝のうちに勉強。
  外出して久しぶりのプール。体に負担をかけないように、筋肉の動きを確かめるように、水の感触を手にしみ込ませるように泳ぐ。水中でも、じっとりと汗をかいてくのがわかる。

生活ってのはこうでなきゃね

と思う。2週間ぶりくらいなので軽めに。それでもスイミング600M・ウォーキング250M。あまり張りきらないように気をつけたい。体重は62.80Kでやや軽すぎる。これから2週間で太らないといけない。

  スーパーに寄ってから早めの昼食。
  立ち食い系そば店でカシワ飯と冷たいそばの大盛り。いい感じでしょうか。いったん帰宅して外出。今度は整骨院。夏休みはいつかと訊かれたので「2回ある」と答えると、なんだそれはみたいな反応。僕の職業の場合は、

夏休み=無収入

だから必ずしも良いことではない。世間の常識と異なるので説明を面倒に感じることしばしば。


  午後になってやっとエアコン稼働。
  勉強に飽きたあたりで旅行の予習。東北に行くそれについては、きのう電車が決まった。今回もレンタカーで激走するつもりで、コースを考えるのが楽しい。地図を見ながらあれこれ考える。行ったことのある観光地が多いけれど、

再訪することの楽しみ

もたくさんある。季節や同行者や宿といった条件が変わると、新しい側面が見えてくることが多いのだ。また同時に、「あ、やっぱり同じだった」と思うのも楽しい。旅行が内包するフロンティアは、実は自分の内側にある。

  昼寝を1時間。
  いやぁ、夏の昼寝は最高ですな。出勤前の2回目の昼食は沖縄そば。出し汁に玉子とシメジを加え、三つ葉をふって食べる。いや、やっぱ沖縄そばはソーキの入ったカツオだしじゃないといけないな、と反省。そばだけ買ったからしょうがないか。


  ワセヨビ。
  1・2年合同講座は、昨日より手ごたえが良くなった。が、実力的には不安な面がたくさん。

> Quick pains in his back and legs reminded him of ....

この英文で、動詞の reminded まで行くのが大変。なにしろ、その手前までで知らない単語が3つある、なんていう生徒様もいるのだ。まいっちゃうなあ(-_-;)

  ま、painsは知らないだろう。
  だから主語が見つけられない。それでも quick が形容詞とわかれば pains が名詞とわかってくれないか。なんて思うのは講師の勝手読みで、そんなことが予備校2日目の生徒様にわかるわけはない。しかしin his back が副詞か形容詞になるのはわかりそうだ。さりとて今度は、

「 and が何をつなぐか」という大事な問題

が発生する。え、legs と back に決まっているじゃないかって? あのねえ、legs とback の意味がサッと頭に浮かぶなら苦労しないの!


  辞書を引かせればいいだろうって?
  イヤイヤお客さん、それスゴイことになりますよぉ。

・「素早い」って意味か
・ pains って辞書に載ってないぞ
・あっ、これ複数形か、「痛み」だ
・「素早い痛み」って何だ?
・ back は後ろだろうな
・「素早い痛みは彼の後ろに」、みたいな
・ legs 出てねえ、あ。これも複数形なのか
・足? 足がどうかしたのか?
・そっか、足が痛いんだ
・後ろはどうなるんだろう?
「素早い足の痛みが彼の後ろに」ってどういう意味だ?
・レ、レミンデドとか、ちょうなげぇ(以下略)

もちろん想像だし、フィクションだし、ここまでひどくはないだろうが、英語の読み方を知らない人(つまり、この仮想生徒様は主語すら探していないのだ)に辞書を引かせると、だいたいこうなる。とりあえず reminded で調べることも予想がつく(そりゃ英語も嫌いになるだろう)

  そこで、説教をしておく。

「あのな、pains はともかくな、back とか legs とか、大学受験以前すぎるから。そのへんの単語、受験学年になってからやっても間に合わないから。1年生だったら、まあまだいいけど。脅してるわけじゃないよ。志望大学が法政とか早稲田とか書いてる人、いまのうちに過去問見ておきなよ」

  こう言っておいても、過去問を見ない人もいる。こればかりはどうにもならない。英語は他の科目以上に「6年間の積み重ね」で実力の大部分が決まるから、最後の1年で慌てても(もちろん多少の効果はあるのだが)間に合わないのだ。おおまかに言えば、

偏差値60以下の高校からMARCHレベル以上を狙う場合、

高2から始めないと間に合わないのが普通だと思う。長くなるのでこの話題はここまで。


  帰宅途中で外食が夕食。
  チェーン系のカレー店。論外。夜に開店している以外のメリットはない。帰宅してサントリーのビールテイスト飲料「オールフリー」。これまた論外。ノンアルコールビールって、どんどんまずくなってませんか。もちろん休肝日。のどかな日々でも、自分のペースは崩さない。


追記:「自己紹介」を定期改訂しました。


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