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なんとか切り抜けた(はず) |
8月18日 |
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やっと、ここまで来た。
今日の6コマで、この夏の全80コマが終了。ずいぶん時期が早いようだが、これで僕の夏は終わり。1日6コマは、今度からゼッタイに断ろう(もし、あれば)。
お金よりも健康や人間らしい暮らしのほうが大切だ。
日常生活をマネジメントできない人生は、選ばないつもりだったのだ。
ま、それはともかく。
さすがに後半(タームのそれも1日のそれも)はダラダラになったような気がする。ひどい話だが、今の授業は次の授業に体力を温存するためにやっている、みたいな感じだ。まともじゃない。やはり、
1日4コマ上限制度
を導入するべきじゃないかしらね。僕が主張することではないし、主張しているわけでもないけれど、現実に90分6コマって異常だと思う。
授業の道具について。
初日にあらゆるもの(テキストとプリントの原本だ)を持参して、ほとんどを講師室の机に置いてきた。帰宅してから授業準備を練り直す時間があるわけでもなし、再点検が必要なごく少数のものだけ持ち帰った。といっても、通勤電車の中でザッと目を通すだけだったが。
最終日なので整理。
初日に置いたカップみそ汁は全て消えた。プリントはコピー用原本だけ残しておき、テキストも全て鞄に入れる。やっと何もかもが終わったと思う。スタァ講師は
こんなタームを何度も繰り返す
そうで、僕のようなしもべ講師には理解できないし、まあしたくもない。やれやれ、と1日の終わりに何度つぶやいたことだろう(5回だよねw)。
夏が終わった。
残りはバカンスと副業だ。こんなに疲れてしまって、残ったのは収入くらいだ。人間らしさを5日間も捨てて、残ったのは金だけとは、なんとさびしい人生だろう。もちろん口を糊するのは大切なことなんだけど・・・疲れた。
<本日の当日記述> ・いつもより15分だけ早く起床。暑さはほとんど変わらない。最高の多忙期にどうしてこうなんだ、と思う。いつも清く正しい生活をしているせいだろう。
・おかげでアイロンがけをする余裕も。洗濯物が回らないのは相変わらず。物置部屋が完全に乾燥室になっている。汗っかきとはツライものだ。
・宅配ロッカーに何かがあるとの通報(部屋に呼び出しシステムがある)。何かと思ったら、ワセヨビの2学期教材だった。開講まで2週間を切っているのだ。
・この5日間はコーヒー絶ち。缶コーヒーなんてのはコーヒーではなく、ドリップのそれを飲む時間の余裕はなし。買って飲むタイミングも取れないのだ。オフィス備え付けの『ユニマット』でコーヒーを飲めるリーマンが「忙しい」とか言うんじゃねーコラ。
・順調に5日間を過ごせたことに感謝。授業前後に講師が優先して使えるエレベータ、室温が安定する教室のエアコン、ときに電源が入っていない教室のマイク、電源が入っていればボリューム過剰で音割れ、かぐわしきアンモニア臭の漂う講師用トイレ、休み時間はいつも使えるポットなど、最高の職場環境だった。
・それよりも、ダレダレ講義に付き合ってくれた生徒様に感謝。座るのはやっぱあんま良くないとは思ったが、かなり体力は温存できた。まあ授業の質そのものは保てたつもりだが。酷暑の夏はどの受験生も同じこと、この勢い(なのか?)で勉強を継続なさいますよう。
・どのクラスも生徒様が真面目で、ヤリやすいことこの上なかった。初日出席なら毎日出席という流れで、出席率はほぼ横ばいをキープ。全体で85%くらいだったかな。
・市進の2学期教材も拝受。開講まで2週間以上もある。ありがたいが、じゃあなんで改訂ゼロの夏期講習ぶんが遅かったの? って感じ。要するに、ちゃんと仕事をする気がないのでは?
・某講師、「週2の出講でタテ6なんて珍しいじゃないすか。市進メインで週4〜5とかの人じゃないと、そんなのないでしょ」。そりゃそうだけどね、タマタマって気がするんだな(ーー;)
・授業後、ほとんどの講師が即去り。だれか捕まえて飲みに行きたかったが、そんな余裕すらなかった。4コマ講師も多かったし、この時期でこの暑さということもあって、誰もが余裕をなくしているのだろうな、と推測。
・帰宅して入浴、洗濯。気分転換と空腹満たしに、夜更けに自転車で外出。居酒屋で独り酒。店はいくらでもあるが、時間も遅く、そもそもお店での独り酒が苦手。でも食材もないし・・・。
・生ビールはひどく旨かった。冷たい日本酒を1合半、焼き鳥5本、ポテトサラダで2,200円。高いような気もするが、手間を考えればリーズナブルか。
・帰宅してシャワーを浴び、この日記を書きつつ缶ビール1本。夜は急に涼しくなった。これが本来のお盆明けだなと感じる夜風だ。
・ああそうか、やっぱり俺は予備校の授業が好きなんだと思う。市進が好きなんだと認めざるを得ない。忙しくても、楽しかった。この喜びが来年も続けばいいと思う。たとえこれが叶えられない夢だったとしても、人は祈りのために生きている。
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