予備校講師でわるかったな!





各ページのご案内はコチラ 

proflile 自己紹介

diary 日記

essay エッセイ

bbs 掲示板
  

Copyright (c) 2004 
takeshi nobuhara All Rights Reserved. 

「こまち」で直線一気 8月24日
  6時起床。
 男鹿半島なう(日記だが)。なんだかしょっぱい宿だった。これから盛岡まで戻らなければいけない。カーナビで距離を計測すると、150キロほど。おいおい、八幡平に行けるかなと思った昨日の俺、おかしいよ。高速がほとんど使えない地域だから、時間の余裕はない。


 駆け抜けて小岩井農場。
 なんと26年ぶりの再訪。何かを覚えていてもいいかと思ったが、そんなはずもない。それは当然として、困ったのは「口てい疫」の影響。牛はおろかヒツジも閲覧(じゃないのかな?)禁止で、

馬以外に動物を見ることができない

という異常事態。宮崎県の病気じゃなかったのかアレ。動物の見えない農場はさみしい。

 昼食はジンギスカン。
 おい、羊を食べるのは許されるのか。と思ったが、人間に感染するものでもないそうだ。今日は別として、

「きゃー、ひつじさんカワイイ!」

とか言ったあとにジンギスカンむしゃむしゃ食べるんだから、農場って異様な観光地だよね。


 異様に暑い日で大汗をかいた。
 一昨日と違って、田沢湖近くでも最高気温29℃。北に来たから涼めるとまでは思っていなかったが、今年は猛暑のようだ。僕一人なら温泉にでも入ってから帰宅するが、連れがいるのでそのまま盛岡駅へ。

 帰りの切符は予約していなかった。
 意外に混んでいるようで、取れたのは1時間20分後の「こまち」。待つ間にウナギ関係の仕事で電話。この3日とも、同じようなことを繰り返していた。ビジネスマンみたいだ。無事に「こまち」乗車すればほぼ満席。

30分前に出た盛岡始発の「やまびこ」

を追い抜いた。新幹線で30分前の列車を追い抜くってすごい。「はやて・こまち」は、盛岡から東京まで2時間半。「やまびこ」は3時間15分なのだった。


 地元近くに戻り夕食。
 回転寿司。費用対効果の良い食事である。そんな泥酔するほど呑むわけでもないし、これで十分。帰宅して風呂、洗濯。郵便物の整理。日常飲料の緑茶を作る。家事をゼロ地点から立て直さなければいけない。

 くたくたになってこの日記を書く。
 2日ぶんの過去日記を整理。今まで、これと同じことを何度くり返しただろう。日記を書くのがツライと思ったことはないけれど、蓄積した疲労を抱えて書くのはしんどい。そして、いつもの思考に行きつく。今日は宮脇俊三先生の言葉を借りよう。


>終着駅は、始発駅。


 終わりから、すべてが始まる。
 僕の人生がそうであったように、これからもそうであるように。そして、あなたの人生もきっと同じなのだ。たどり着いたところから、僕たちはまた旅に出る。


diary 日記  
これまでの日記はコチラ