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物語の欠如 |
8月28日 |
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わりに具体的な日記が続いている。
今年度が始まってからそうなったかもしれない。次から次へとやってくる仕事ないし雑用ないし若嫁希望者ないしアルバイトないし使徒ないし家事を処理する日々で、落ち着いてものごとを考える暇がない。じゃあ何か、以前は考えていたのかと問われると、
>うっせぇ、バーロー
と言いたくなる。お言葉が汚いですわよ。
読者のタイプによって、好みは分かれるだろう。
毎日欠かさずルーティンとして読む人は、具体的な記述のほうが読みやすい。自分にとっておもしろいネタを探すようにして読むから、必要以上に細かい記述を読み飛ばすからだ。じっさい、僕も意図的に細かく書くことがある。訪問時間は1分程度と推定している。
1週間に1回程度の訪問という人もいる。
ここがボリュームゾーンだろう。パソコンを触る頻度が少ないとか、パソコンをレジャー(か?)の道具として使う人だ。はぁ、こういう日々をこの人(僕です)は送っているのか、とボーっと読むことになる。精読まではしないだろうが、詳細を丁寧に追って読んでいる可能性が高い。
それより頻度が下がると、だいたいは斜め読みだろう。
日参する読者の読み方に似ているが、自動的に読み飛ばす個所が多くなるので、文脈がつかみきれないこともありそうだ。僕としては、くどくならない程度に説明を加えながら書くことになる。また逆に、誤解させてやろうと悪だくみをすることもある。
僕の楽しみは、あらゆる読者を想定することだ。
全員を満足させることはできない。批判は多いが賞賛は少ない。でも、多くの読者を想像することは多面的な自分の姿を想像することでもある。自分探しの旅は自分の中でしかできない。本気で探せば、少なくとも自分にとって価値のあるものは、自分の中にあるはずだ。
9時起床はやや寝坊。
8時間睡眠。このところ昼寝をサボっていたから問題ない。カーテンの洗濯は最終段階。きのう洗ったレースのそれに
洗剤の残りが付着
していたことに気が付き、洗い直し。良かった。このまま放置していたら、知らないうちにカビの温床となっていたはずだ。
授業準備は続いている。
終わりは全く見えないけれど、そろそろ量が減ってくるように感じる時期も近い。おおむね、一部の講座のテキストを終わらせるか、複数の講座のプリントが完成してくると達成感が出てくる。今はまだその手前で、
懸命に雪かきをしている
というところ。ワセヨビの初回プリントを作らねばならないが、4種類もあるので大変だ。
昼食はヒレかつ・コロッケ弁当。
ついでに地元のスーパーで野菜を買った。昼食を食べてから夕飯の仕込み。今日も暑くて最高気温は32℃くらいだったか。西日本に比べれば、どうってことがないらしい。そろそろ高校生は
夏休みの宿題の絵日記を一気描きしている
時期だというのに、なんて暑さなんだろう。まるで感嘆文だ。
遅い午後に出勤。
ウナギ屋も多角経営。出勤と着替えが面倒だ。前者は電車に乗れるからいいとしても、後者が手間になる。何しろ、休日は旅行先も含めて
Tシャツ・短パン・サンダルの3点セット
で過ごすのが僕の夏の方針だから、長ズボンとか勘弁して欲しい。働く=すなわち非合理な服装って、知的後進国でしょう?
日が沈む前に帰宅。
夕飯前にも授業準備。ワープロ打ちに入ったところで、流れを止めたくないから。小1時間ねばって、今日の「仕事」は終わりにする。エアコンを切って窓を開け、風呂を焚くあいだに夕飯の準備。入浴。料理の話でも書くかな。
メインは鳥スペアリブとゴボウの昆布煮。
おなじみのメニューだが、今日はヒマなのでひと手間かけた。煮る前にスペアリブを炙っておいた。鶏肉に限らず肉には臭みがあるから、除去する作業を入れたわけだ。
工夫してこそ料理である。
味はそれほど変わらない。だから、このひと手間の価値があるのだ。これがわからない奴に、料理をする資格はない(断言)。
サブは昨日と同じくアジのなめろう。
アジの保存には気を使う季節だ(食中毒は8〜9月に多い)。様々な条件はあるけれど、僕が守っているルールは2つ。
1:3枚下ろしにしておく
2:塩を軽くふり、酢でしめる
1はよく知らないが、内蔵が腐りやすいとか。自分ではできないので、魚屋でやってもらう。2は基本になる。
夏でなければ3枚下ろしで翌日まで保存可能
と書いても大丈夫だろう。塩は1尾あたり小さじ半分弱、酢は小さじ1杯で大丈夫。
他にもいろいろ。
枝豆は季節の最後になってきた。茶豆が好きな人はシーズンだが。切り干し大根と油揚げの煮物。冷奴には自家製ナメタケをトッピング。一昨日作った茹で卵のしょうゆ漬けをツマミにして、この日記を書き梅酒ロックを呑んでいる。他にも何か、
書くつもりのネタがあった
けれど、酔いとともに忘れてしまった。それが件名である。
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