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ネタかフォームか 8月29日
  何を書くかではなく、どう書くかが全てだ。
 とくべつ華やかな出来事があるわけではない。中年のおっさんが日々を消化していくさまを書いたのが日記だ。日記は毎日積み重ねていくものだけに、コンテンツで勝負するのは限度がある。

ふつうのことを異常なフォームで書く。

それくらいしか、普通の人にできることはない。たとえば僕も。


 5時50分起床。
 早起きなことだ。消灯は10時過ぎだったけどな。おっと、これはいつものフレーズを使うしかないね。そうだ、「デキル男シリーズ」だ。デキル男は朝×ちが堅いぜ! バカーッ、なに書いてんだよ俺! 女性読者への配慮はないのかよ! 配慮してても意図的なのかもしれないぞ。っていうか、

まあ、普通です。

普通って、どのくらいなんでしょうね(桃より上で、鰹節より下、梨くらいだろうか?)。こういうのを、異常なフォームと言うのです。頭の悪いネタはここまで。

 7時過ぎから授業準備。
 早朝は涼しくて仕事がはかどる、と書きたいが暑い。ふざけてないか、この暑さ。エアコンを稼働。明日のワセヨビぶんの準備完了。やっぱプリントを作るのがいちばん手間ですな。この数日で

どこまで準備を先取りできるか

が焦点になる。ネタを言う前に座布団を取られると笑点になる。年を取るとオヤジギャグが言いたくなって困る。さすがにバカバカしいので通常モードに戻します。


 午前中から出勤。
 まったくよぉ、日曜だって言うのによぉ、こんなアチーってのによぉ、ウナギ焼くなんて地獄だよな。と思うけれど口には出さず、黙々と働く。これはこれで収入であって、金額は関係ない。実入りの良い仕事を選ぶには、

選べるだけの立場

にいなければならないし、今の僕はそうではない。いつの日か、

「あーラクな仕事で高収入、たまんないねぇ。そう思わないか、負け組のみなさん?」

とか書いてみたいものだ。現実味と具体性がないので、夢にすぎないけれど。


 お昼過ぎに解放。
 地元に戻ってスーパー。昼飯は手巻き寿司。食後休みでソファに牛のごとく横たわっていたら、昼寝になってしまった。そうなると思ったよ。これだけ暑さが続くと、体が休め休めと言ってくる感じ。それだけの時間の余裕は取ってあったので問題はない。

 1時間ほどで覚醒し、洗濯物を取りこむ。
 カーテン干し完了。朝に洗ったタオルケットも乾いた。これで1日が終わりになれば良いけれど、下流具現系の僕はシャワーを浴びて再び出勤。今度はウナギの花園。サクサクと事務作業をこなし、即座に退社。

まさにヤッツケ仕事の典型

だが、これがいい。帰宅すれば陽はとっくに落ちていた。書くべきことが少ないから、このあたりでネタでもいこうか・・・。


好きだった人のことをよく思い出すだろうか?


 ここで言うのは、シリアスに好きだった人のことではない。
 付き合った人のことではない。同時に、友人としての同性のことではなく、あくまで異性、そういう関係にはならなかったけれど、ひょっとしてなりたかった彼・彼女のことだ。ああそうだ、僕・私は彼女・彼のことが好きだったな、と思い出す瞬間があるかと質問している。

 僕は、よく思い出す。
 恋人として付き合った彼女たちについてはそうじゃないのに、その可能性があっても良かった(あって欲しかった)彼女たちを思い出す。数年に1度のことだけど、なにぶん

対象となる女子の数が多い

から、「あれ、また思い出しちまった」と思うことがよくある。懐かしく思うのとは違って、そうか、僕はあの娘が好きだったんだなと思うだけである。

 絶対に、その地点までは戻れないのだ。
 もう、あの時代は帰ってこない。その可能性がないからこそ、思い出すことで過去を美化し、慈しみたいと考えているのだろう。だから、冒頭の質問で諸手(もろて)を上げて「イエス!」といった人は、少し歳を取ってしまった自分を自覚するべきだと思う。自戒をこめて。


 夕飯は昨日と一昨日の続き。
 独り暮らしはいつもこうなる。僕は小さな単品を作ることが好きなので料理の数が多く、手間を考えて自動的に2〜3人前ほど作ることになる。食べるのは僕だけだから、

同じ食材の料理ではなく同じ料理

を食べるしかない。昨日と異なるのはサンマ刺と納豆で、これらは一昨日と同じである。あくまで、結果的に。

 これが寂しい、と思う人もいるのだろう。
 僕は中島義道や村上春樹と同じで独りで食事をするのが大好きだから、そうは思わない。自分でマネージしコントロールし、それが叶わなかった部分を甘受することも好きだ。今日も同じ夕食だと思いながら、独りで食べて独りで呑んで本を読むのがいい。

こういう種類の孤独を、選んで手に入れた。

今ここで「うわっ、それってキツイことじゃないか?」と思った人は、自分なりの幸せを手に入れるだろう。趣向と結果が違うだけで、希望をかなえたことは同じである。明日から2学期の開幕だ。


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