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猛暑全開、2学期開幕 |
8月30日 |
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5時に目覚める。
エアコンのタイマーが切れて数時間後、つまり未明から早朝にかけて寝室の窓を開けることが多い。朝の冷たい空気のなかで眠るわけだ。昼間はほとんどエアコン漬けで暮らしているから、こうでもしないと体がおかしくなる。
ところが、今朝は風が全くない。
通風しようとすべての部屋の窓を開けても変わらない。やむをえず朝の雑用を処理する。日常飲みの緑茶を作り、昨晩の食器を戸だなにしまい、掃除機をかけて、シャワーを浴び、新聞を取りにいく。暑い。気象情報によれば、東京の5時の温度は27.4℃。風があれば少しは違うのだけど。
起床することに決心。
今日は遅い午後から仕事なので、朝寝または昼寝をする時間も取れるだろう。マフィンと桃の朝食を食べ、洗濯物を干す。気象情報は
「まだ1週間ほどこの暑さは続きます」
と告げている。7月半ばから、真夏日にならない日なんて数日しかなかったように思う。さすがに堪える。
早朝から授業準備。
やってもやっても進まない気がするが、どうなっておるのかのぉ。進捗しているとか、片付いてきたとか、全く思えない。確かにサボりながら進めているという事実はあるにしても、動きが遅い。理由を考えてみる。そっかー、わかったー(展開が速いようだが、文章上のことである)。
担当クラスが長文系ばっかりだったのね(・_・;)
短文系の授業だと、文法が多いから意味をほとんど考えない。というより、とくに文法系の問題文というのは内容がワンパターンで、読む価値または準備する必要がほとんどないのだ。たとえば、
>私の故郷は30年前の姿と異なる
みたいな奴だ。30年も過ぎて変わらない町があるのかと言いたくなるような退屈さだ。
それに比べると、長文のテキストは重い。
いくら似たような内容を読んだことがあっても、完全に同じ文には出会わない。それらの文をシラミ潰しに読んでいくのだから、時間がかかって当たり前だ。そうやって精読していって、実際の教壇では、
「ということでここの具体例を読んでもしょうがないから解説を省略します」
なんて言うこともあるわけだから、非常に効率が悪い。
9時に空腹を感じて昼食。
まだお店が開いている時間ではないので、ソーメンを茹でる。具は白ネギと油揚げとゴマ。ソーメンは美味しいし完成まで早くて便利だけど、栄養価がどうなのか気になる食べ物だ。ついでに夕飯の仕込み。9時40分、
室内は気温29℃・湿度80%
になった。もうエアコンなしは限界。よし、昼寝だ!
正午過ぎ起床。
ウトウトするばかりだった。来週から本格的に通年態勢になるから、生活リズムを作っていきたいところ。窓を開けたままのリビングに戻れば気温は30℃で湿度60%。なるほど、これは熱中症で亡くなる老人が多いのもよくわかる。
昼食に弁当を買ってくる。
牛カルビ焼きなんていうしつこいもの。そろそろ夏の疲れがぶり返してくる時期で、しかもこの暑さだから、いつも以上に体調に注意しなければいけない。こういう日に限って、1日4コマ、しかも
ワセヨビ2学期の開幕日
なんだな。風呂に入り、大汗をかいて出勤。あの、夏のさなかの1日90分6コマの日々よりマシなはずだ、と自分を励ます。まあ、気温は同じようなもんだが・・・。
ワセヨビ話は火曜日に回すのが通例。
だが、今週はまだ翌朝に仕事がないので書く。4クラスで4テキスト、詳述すればキリがないので(生徒様の読者様には申し訳ないんだがね)、週によっていろいろな視点で記録を残す。
一発、大きなミスをやらかした。
初回配布の初期設定プリントを、4コマぶん全て自宅に忘れてきた。2学期スタートで初顔あわせの生徒様も多いだろうから、「授業のお約束」を説明するこの手のプリントをいつも用意するのだ。
物理的に忘れたものはどうにもならない
というのが僕の主義主張の1つなので、悪びれず生徒様に謝罪した(浪人生の1部が苦笑ってw)。4コマ4テキ(テキスト)の持参に注意力を取られたことが原因。
高卒生=浪人生は1学期と同じクラス設定。
メンツはほとんど同じ。出欠も以下同文。「浪人してもっと上を目指す」という意気込みは誰でも持てるけど、それを支える継続的な努力ができるのは半数くらいだろうか。この時代に浪人して、かつ大学に行けなかったら、
ニートまっしぐら
じゃないかと思うが、心配はしていない。理由は2つあるが、面倒なので省略する。
現役生は、生徒数増加(^。^)
2年生はそれほどでもない。きっと入学してくれるだろうと思った生徒様がいなくてガッカリ、という面もあった。非受験学年というのは色々な事情があるだろうから、生徒様を引き付けるまでは簡単で、
実際に入学させるまでが難しい
とも言える。このあたりを何とかすれば、中堅予備校もまだまだやれるはず。ワセヨビだって、早稲田志望の学生だけが訪問するわけではないのだ。
3年生は飛躍的に増えた。
もっとも、僕は対応する講習を担当していなかったので、自慢できることでもない。夏にレベルが1つ上の講座を受けてくれた生徒様がけっこういて、素直に嬉しかった(本音:女子が非常に多かった、やる気が出た)。体験受講の生徒様も多く、なおさら初期設定プリントを忘れたことが悔やまれる。
帰宅して夕食。
メインは国産のシシャモ焼き、しかもメス。しかし時期が悪いのか小さくて卵も少なく、やや不満。道理で安いと思った(1尾40円くらい、10尾食べた)。サブは油揚げとゴボウの煮物。
鳥スペアリブの煮物の残り汁を使った通称二度炊き
で、絶妙な味に仕上がった。他は枝豆や納豆や生キャベツやキムチなど普通に。
お酒も呑む。
ふだんは月曜日が休肝日だけど、明日はまだ忙しくないため。やはり4コマ後のビールと酒は旨いなと思う。ちゃんと働いたらちゃんと呑んで1日を締める、これがまともな大人の姿だと思う。最後に、午後11時半現在の部屋の状況。
気温29℃・湿度70%。
窓は全開、姿は半裸。もう、夏、飽きたんですけど。
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