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鰻銀玉鯵鍋的秋人生 9月25日
  9時50分起床は7時間半以上の睡眠。
 寒さに震えるとまではいかず、毛布にくるまれて眠るのが快適な季節になった。朝風呂の必要も感じない。きのう食べ残したコーンパンとハムエッグで朝食。仕事はあるけれど週末モードで気分も体もラクだ。


 午前中はウナギ関係の仕事。
 プロジェクトの練り直しを上司に迫られたため。締め切りははるかに先だが、僕の方から申し出て早めに処理することにした。納期ギリギリで仕上げる仕事はしんどいからだ。

 あらゆる仕事にはミスがある。
 ミスは仕事の前提と言ってもいいくらいだ。どれだけ丁寧に、用意周到のつもりで進めても、きっとミスはある。早く仕上げることを優先する僕の場合は、なおさらそうだ。大切なのは、

ミスが出ても取り返す時間の余裕を残しておく

ことで、時間さえあればいくらでも対処できる。ミスを発生させないことが大事なのではなく、残り時間を潤沢にしておくのが僕のやり方になる。ついでに、ミスは英語では miss ではなくて mistake なので( miss にもそういう意味はあるけれど)、受験生は注意しよう。以上、昨日のFクラスの授業の復習でした。


 お昼過ぎに外出してスーパー。
 昼食を買って帰宅。細かい時間が残ったので読書感想文を書く。読むのも遅れているが、感想文を書くのもそうだ。けっこうたいへんで、けっこう楽しい。


 『麦酒泡之介的人生』椎名誠を読了。
 シーナらしい日々の記録的なエッセイ集。
 文字ギッシリで特に内容のないところが良い。

 本書は「むは」シリーズ。
 本の雑誌社から出版しているエッセイで、1篇が文庫版で8ページほどと長め。「むは」とは何だと思うかもしれないが、シーナ本人も意味がわかっていないそうである。「むははは日記」「むはの断面図」「むはの迷走」「むはの哭く夜はおそろしい」「むはのむは固め」と来て、本書の原題は「むは力」である。

それが文庫化されるどうしてこういう題名になるのか

という疑問もあるが、シーナだから諦めるしかない。

 シーナのエッセイは長いほうが良い。
 とりとめのない話がとりとめもなく続いていくから良い。読書家だけあって、「それ本当かよ」という記述が(特に裏付けもなく)出てくるのが良い。中国の鉄道事情(本書の原本は1999年ごろ)。

>中国というのは特急よりも鈍行のほうの料金を高くする発想を持っているらしい。たとえば東京大阪間を三時間で走る列車よりは十時間で走る鈍行列車のほうが料金が高いのだ。どうしてかというと、十時間乗っていると、十時間分の動力・エネルギー代がかかる。そして十時間分人間の座っている座席がいたむという考え方なのだそうだ。

 なんじゃそりゃと思う。
 この続きには「現在ではそうではないけれど、つい最近までそうだった」という記述がある。そして本書によくある末尾は

>(と)何かの本で読んだ

である。事実の確認はまったくなされていないけれど、「ほう」「へぇ」と思わされる個所が多く、読み物としておもしろい。間接的な「読書経験」を積めるエッセイとも言える。まあ、あんまり役に立つことは書いていないにしても。


 遅い午後にウナギ屋も多角経営。
 朝に出ていた雲は消えて、お昼から上天気。空気は乾き、気温も21℃くらいで快適。

運動不足解消と交通費の節約のために、

2駅ぶん自転車で移動する。20円しか変わらないが、往復なら40円だ(同じようなもんかな)。貧しいことよの。運動になるというメリットを40円のオマケつきで頂いた、と考えておく。

 仕事は順調に。
 またも(不況による)操業時間短縮ってのが痛い。レアアースの問題は関係ないと思う。ふつうに時給減らしってことですね。どこまで続くぬかるみぞ。僕はバブル経済が崩壊したころに大学に入り、その後も一向に「好景気」を感じたことはない。

豊かな時代に生まれて、豊かさを味わえない世代

とまで言えば言いすぎか。70年代生まれの人はだいたい同じように感じていると思うけど、どうですかね。


 いったん帰宅して残務整理。
 夕飯の仕込み。今日は稼ぎが少なかったから銀玉で補う必要がある。少し迷う。給料日明けだから釘は厳しそう。ヤバイかもな。生活がかかっているからこそ、強気に出るチャンスでもある。何とかしてこようぜ!

 1Kで16回転と回らず(@_@;)
 4ぱちで勝負と思ったのは見込み違いだったかも。相変わらず『甘エヴァ』。やめるかどうか悩んで3.5Kの投資。ミサトさんの部屋に入る。ここね、リーチかかんなくてツマラナイんだよな。2回転目、なんとチャンスボタン出現。これ、当確じゃなかったか。気合いを入れてボタンを押す。ブチュン!


>おかえりなさい。


 レイ全回転(*^^)v
 久々だなコレ。リンクはミドル機種だが内容はたぶん同じ。これを含めて15R当たり2回を含む5連荘。やはり回らないので即ヤメ。8Kのプラス。これで生活費は出たので、あとは遊びのために1ぱちへ。今度は1K18回転(4ぱち換算)とまずまず回る。投資400円で初当たり。

 当たる当たる。
 引き戻しを含めて8連荘。50回転で5連荘。1ぱちで運を使いすぎたような気もして、100回転ほど打ち込んでヤメる。煙草2カートンのプラス。増税間近なので、これはこれで良かった。


 夕飯のメインはアジのなめろう。
 先日の「ほじそ」を加え、カボスをかけて食べたら絶妙のデキになった。安物のアジは、こうして手間をかけたほうが旨い。サブは昨日のちゃんこ鍋の残り。様々な野菜からダシが出るので、呑んだ後のスープもおいしい。他には冷奴やモズク酢など、定番料理。今夜も10月下旬のような寒さ

あまり呑み過ぎないように気をつけよう

と思いながら呑むウイスキーは美味しい。うん、秋だ。


後日付記:全回転のリンクを公式サイトに入れ替えました。  


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