予備校講師でわるかったな!





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心の風邪をひく余裕もなし 10月1日
  おぬしは何を毎日バタバタしとるんだ。
 そういうご意見もあるかもしれない(聞いたことも見たこともないけど)。ここで一発、

「うつ。それはココロの風邪」

なーんてことでも書いてみたいが、そんな暇ねーよ。ご存じのように僕は典型的A型の几帳面人種で、

うつ病を発症させるのにうってつけの性格・気質

である。が、まったくそんな気配はなくて、迫りくる使徒(フリガナ:ざつよう)を殲滅させることに奔走する日々である。別にうつに苦しむ人を嘲笑しているわけではなく、僕はそうならないというだけの話なので、苦情メールをしてこないように。

最近は病院に行くとけっこう治るそうですよ。

イイ人っぽいアドバイスをさらーり。さあ今日もバタバタすっかな。


 7時起床。
 6時間睡眠じゃあキツイね。これでもカラッと晴れた朝なら意外に快適なものなんだが、曇り空。過労もあって体は重いかと思ったが、昨日の夕飯を控えめにたしたおかげかそれほどでもない。金曜日はいったん帰宅できるから楽な方だと自分に言い聞かせる。

 朝のうちに雑用。
 予備校関係のちょっとした仕事。頂けてありがたい仕事で、職務上内容はヒミツ。洗濯。ほんと乾かないんですけど、みなさんどうよ? ネットで本の注文。著者名による指名買いなのでリアル書店に行く時間が省ける。朝風呂。アイロンがけ。

これだけで1時間近く使ってしまった。

早起きして行動しないと、絶対的な時間が足りないのよ俺の負け犬人生。さあ出勤だ、急がねば。


 ウナギの花園、終了。
 即座に帰宅の道につき、地元の昼食は唐揚げカレーライス。うまい。カリッとしてやがるぜ。その足で銀行。その足でスーパー。大荷物を抱えて家の近くのクリーニング店でピックアップ。雪かきのごとき雑用を処理していく。気分が良い。

 朝の雲はお昼過ぎに取れた。
 午後には晴れて暑くなる。24℃くらいか。空気も乾いたようだけど、朝バルコニーに干した洗濯物が乾くまではいかない。まだ出勤まで時間があるので、読書感想文を書く。


 『非属の才能』山田玲司を読了。
 漫画家の著者が、どこにも属さずに自分の才能を開花させようと主張する本。
 ま、そりゃいいけど、うちら才能ないんで、というところ。

 こういう本って多いよな。
 成功者が成功のノウハウらしきものを語る内容だ。

>ひたすら群れのなかにいて、気がつくと何もかもあきらめ、定置網にかかったまま自分の子供に人生を賭けたり、自殺するくらいなら、そのエネルギーを使って「やったことはないけど、やってみたかったこと」を全力でやってみたらいい。 そこで大切なのは、すぐに生産性や順位などの結果を求めないことだ。

ゴシック本文ママ。これを読んで「そりゃそうなんだけど」と「けど」を言ってしまうのが良くないというのが著者の主張ポイント。この手の本を読んで「僕も非属で生きていこう!」と思うなら、

初めからこんな本は手にも取らないだろう

というパラドクスが成立する。それが商売のやり方というものだし、著者の主張が面白くないわけではない。啓発本ってのはこういうもんだ、と思って読めば悪くはないと思う。


 延々と書いている場合じゃない。
 シャワーを浴びて出勤準備。昼寝の時間は取れなかった。

はぁ、はぁ、はぁ。

もう僕は疲れたよ。どうして僕はここにいるんだ。嫌な思いをするためじゃない。全てを捨ててラクになりたいよ。もう生きていても意味はない。僕なんか生まれてこなければ良かったんだ。・・・逃げちゃ駄目だ。倒れてる場合じゃねんだぁ! うぉぉぉぉぉ!

 ふつうに市進千葉校(当たり前だw)。
 金曜日は速読ゼミ+Fクラス2コマ。最上位レベルで、気は使わないけど頭は使う。あんま、というかほとんど黒板に書かないから、体力的にはラクだ。80分3コマ、頑張りますかね。


 速読ゼミは、僕の喋り過ぎ。
 教えたがり(=スケベ)の血が騒ぐのかもしれないが、舌が回りすぎて生徒様は迷惑しているかもしれない。しかも頭に来ることに、生徒様は

「そんなこと言われなくってわかってるんだっつーの」

みたいな顔をしている。1人が大きなアクビをしたのでカマしてやった。

「ということで、生徒様が大アクービをなされているので、ここの説明を省略します」

 その生徒様とギリッと視線を合わせる。
 すると、野郎、じゃなくて僕たち予備校講師たる下僕の生計を成り立たせてくれる生徒様、あろうことか抜かしやがった(お抜き遊ばされた、だ)。

「この週末だというのに、アクビくらい出るでしょうがッ!」


 一同爆笑(^_^;)
 彼は本当にキレているわけではなく、言わば僕のツッコミにボケてくれたわけである。激しく過酷な授業を展開しているようだが、こういった「プレイ」の部分は設けてあるし、

それを理解できる(少なくとも甘受できる)のが速読ゼミの生徒様

かもしれない。たいしたものだ。去年も感じたことで、この時期のFクラスの生徒様は本当によくデキル。それにしても、この時期で夕方に眠くならない高校生がいたらヘンだよなあ。お疲れ様です。


 夕飯のメインは蒸し野菜。
 今日の実験はキノコ類。今までシメジ・シイタケ・エノキと試したところ、どれも旨い。好みはシメジかな。ほぼノンカロリーで食物繊維も豊富、典型的なダイエット向き食材である。さらに市販の蒸しエビも加えてみた。これも良い。ただ、熱し過ぎると堅くなるのがエビなので、

仕上げ直前の1分程度で参加させる

のが良い。蒸しエビは便利だが調理法に悩む食材である、「蒸し野菜なんか酒のツマミにならんし」と不満顔の亭主をお持ちの若奥さま、おためしになってはいかがかな?

 酒は『末廣』を冷やして。
 以前の日記は好きここ。う〜ん、常温のほうがかえって旨いかな、というところ。やっと週末だ。ま、疲れるわね、このスケジュールじゃ。でも、今の僕に緩めている余裕はないんだ。

とりあえずシンクの洗い物を済ませなきゃ。

こういう性格で、うつ病にならない自分に乾杯!  


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