各ページのご案内はコチラ
Copyright (c) 2004
takeshi nobuhara All Rights Reserved.
|
|
|
秋空の向こうに衰えを見る |
11月3日 |
|
8時過ぎ起床。
天気の特異日の1日とされる文化の日らしく、お手本のような秋晴れ。空気は澄んで程よく冷たく、ちょうど秋と冬の中間の季節に入ったのだなと感じる。二日酔いレベル1。そんなに呑んでないと思うんだが・・・。
昨晩の1軒目はビール屋。
そんな店ねーよ。ええとね、客席はカウンターだけで、そこにビールサーバーが備え付けられていて、お勧めのオツマミは
ザワークラウト
みたいな店だ。おわかりですね。俺たちが子どものころには、ザワークラウトってどういう食べ物か誰も知らなかったよな、なんていう話をした。
おおどろぼうホッツエンプロッツ
が好んで食べたそうだが、固有名詞を含めて未確認。ここでは生中3杯。
2軒目。
最初の店が事実上ビールしかなかったので、今度は酒の種類が豊富な店にした。腹がイッパイだったので、ほとんどツマミを注文せずに日本酒。オーダーできる日本酒が20種類くらいあって、
そのうち7割ほど呑んだ経験
があったけれど、あんまり自慢にならないよな。三重県の『るみ子の酒』を呑んだ。9号酵母を使ったそれが初めてだったので(6号と7号は経験あり)。薫りが少し違っていた。ここで2合半。
ということで、それほどの酒量ではなかった。
朝風呂に入り、洗濯ものと布団を干して朝食を済ませれば、通常ペースに戻った。今日はウナギの花園が休みなので、のんびり過ごせる。というかタスクがたくさん処理できる。
授業準備は難航。
英文を読むと単語が目に飛び込んできて、内容をつかみながら読めない。英語だって日本語と同じで、
よくわかんねートコあっけど、だいたいこういうことだろ
くらいで読めば良い。そりゃまあ受験の英語の場合、そのわからない単語に下線が引いてあって絶望するなんてこともあるけれど、内容を理解するだけなら気にせずに読み進めば良い。
外国語なんだから知らない単語があるのは普通の状態
と思えれば怖くない。
しかし今日はなぜだか読めず。
辞書と首っ引きになって1語ずつ読んでいっても、イチイチ単語が気になってしょうがない。職業上あってはならないことだけど、ここは教壇じゃないからそういうときもあるさ、と割り切るようにしている。ずいぶん前にも同じことを書いた記憶があるので、ままあることだと認識している。
こういうときは、英文からいったん離れるよろし。
こんな喋り方する人は実在しないある(『キン肉マン』のラーメンマンは例外)。アイロンがけするあるね。スーパー行ってよかですか。昼食のおこわ弁当は旨いけど1,050円もするのはどげんかせんといかん。昼寝の時間、なか。これでは九州シリーズぞな、もし(今のは松山弁)。
口調を戻し、仕事もろもろ。
大きいところでは、というほど大きくないが、
毎年新作の3枚組プリント
を完成させた。手間がかかるわりに授業で使うのは5分程度という、時給効率を下げるプリントだ。1枚で1時間くらいかかった。
手間をかけるだけかけてサラッと扱う(あるいは捨てる)
というのは、ある意味で仕事の法則かもしれない。水面下の苦労が、きっとどこかで滲み出るはず。
夕方にシャワーを浴びて出勤。
ウナギ屋も多角経営。カスタマーへのサービスを充分に意識して、うまく回している。ただ、今日はどういうわけかやや眠くて、集中力を欠いていたかも。もちろん、それなりに凌ぐからお金になるとも言える。
夕飯のメインは野菜蒸し。
またかよと自分でも思うが、手軽に作れて野菜がたくさん取れるから問題ない。緑黄色野菜が嫌いな僕でも、
ピーマンがなかなか良い仕事をしている
とわかる。他には納豆、サーモン刺、自家製なめたけオロシなどいつものメニュー。もう少しメニューに多様性を持たせないと、微量栄養素が不足するかも。
日本酒は山形県の『盾野川 中取り純米』。
酒米は美山錦。常温でいくと、じーんとする辛口で「粘り腰がある」とでも形容したくなる。ヌル燗にすると、やはり腰の強い辛口。旨いけれど、すこしクセがあって人を選びそうだ。どちらかと言えば良い酒だろう。
夜は寒くなった。
最弱モードの床暖房が気持ちいいくらい。うすら寒いという状況が嫌いなので、このくらいの寒さでもケチらずに光熱費を使う。明日から週の後半。いろいろな疲れが蓄積している。恥ずかしながら、
30代のときにはこんなことはありえなかった
という事態が頻発している。今年度の過労のせいにしたいが、それだけでもないような。ま、元気を絞りだせるように努力を続けたい。さて、皿洗いと洗濯もの干しをしてから寝ますかね。
|
|