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すり減っているものは |
11月19日 |
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7時前起床。
ノドの痛みは消え、体温も平熱に戻っている。6時間足らずの睡眠では足りないなと思うけれど、外は晴れている。今日1日凌げれば、と毎週のように金曜日には考える。きついねえ。
ウナギの花園。
職務を終えて逃げかえろうとしたら、プチ上司に逮捕される。
俺がコソコソ逃げようとしてるの気がつかないのか
と思ったけれど、だから逮捕するのか、そうだよね。
簡単な打ち合わせで残業12分。
うん、急ぐ時は
立ちんぼで打ち合わせ
が良い。みんな座りたいから、話が早く終わるもの。帰宅の電車内で市進の定例試験を解く。極めて落ち着かないが、ありとあらゆる手段で時間短縮を狙っている。もちろん解き終わらず。
帰宅途中で昼飯。
豚肉と野菜のカレー炒めは美味。中華は勝負が早くて良い。お昼前から雲が出て、そこそこ寒い。それでも冬もののコートは昼間なら邪魔くさい、という程度。いったん帰宅。再び外出してスーパー。
袋を2つかかえて自転車に乗る。
はぁ、とため息が出る。どこまでやっても雑用に終わりはない。この状況は何かに似ている。2人の子育てに追われる主婦みたいだ。
夫36歳の年収は上がらない。
不況でボーナスの減額が続き、年収はせいぜい380万円。マンションのローンを抱えたばかりで生活は楽じゃないからパートにでも出たい。でも
子どもはまだ小学2年生と幼稚園の年少さん
だから家を空けるわけにもいかない。上の子はまだ食べざかりというほどではないけれど、買い物に何度行ってもすぐに冷蔵庫は空になる。
男の子2人。
だから家事が終わらない。洗濯機を回すのは1日に2回というのが標準になってきた。男の子って、汚し物を作るのに人生を賭けているんじゃないかと女の私は思う。主人は仕事に追われて、家事を手伝うといってもせいぜい週末だけ。
残業で10時過ぎに帰宅するのが現状
だから、家事を手伝わせるわけにもいかない。私がやるしかない。ある日、たとえばこういうスーパー帰りの時間に、私は思う。
こうして私の人生はすり減っていくのではないか。
いや、そんなことを考えているヒマはない。もうすぐ午後3時になる。上の子は学校から戻ってくる時間だし、オヤツを食べさせる必要がある。それが済めば幼稚園へお迎えだ。私がここでため息をついても、何もものごとは進んでいかない・・・。
物語作ってないで出勤しろよ俺((+_+))
シャワーを浴びて市進千葉校です。速読ゼミはちょっと慌て過ぎた。説明しなきゃ良い授業になるのに、無価値な親切心を出して説明してしまうというのは僕の欠点だ。極端な話、
説明しなくても生徒様はわかっているのだ
と思えればいいのだけど。4分延長はバカ丸出しで反省。次のFクラスの授業と連続受講の生徒様ばかりだから、休み時間を奪ってしまって申し訳ないと思う。
Fクラスは順調に。
めずらしくゴリゴリの英作文を扱った。日本文4行を訳すのに55分かけた。どうやって日本語を整理し、どうやって妥協答案を作るか、という話だ。生徒様の答案を部分的に発表してもらい、
「そう書いたならこうするべきかな」
という添削の繰り返し。ノートが取りにくいことこの上ない展開だが、それでこそ英作文の授業だ。『早慶上智英語』というカンムリがつく講座でここまで必要か、という反論はあるかもしれない。
帰宅して夕飯。
非常に高価な粒ウニの瓶詰を買ったところ(といっても100グラム2,500円くらい)、とんでもないハズシで落胆。つくだ煮みたいなウニだった。これなら普通に生ウニを買えば良かった。3年くらい前に青森でこの種のウニを買ったことがあり、その記憶に引かれてしまったのだろう。あれはたしか、今日の3倍くらいの値段だった。教訓は
粒ウニは発狂するほど高価なものを狙え
である。珍味には金をかけなきゃいけないね。
食後酒はボージョレ・ヌーボー。
ワインの新酒で、きのう解禁になった。今年話題になったのは、
ペットボトル入りの廉価品
である。不況極まって値下げ競争が加熱して、なんとワインがペットボトルに入って売られていたのだ。ざっと見たところ、瓶入りより3割くらい安かった。
お味は、そんなに変わらないような気がする。
もともとボージョレなんて旨いものではないし、あくまでイベントにすぎない。僕はワインに疎いし、今日は風邪明けで鼻づまりだったけれど、
「こんなもんじゃないの」
と思ったのは例年と同じだ。なお、この「ペットボトル入り」というのはワイン業界で問題になっているそうで(伝統の破壊と買いたたきの問題なんだろう)、たぶん今年が最初で最後になるようである。試してみたい人はお早めにお店へどうぞ。
さて、無事に週末。
今週はフル操業かつ軽めの風邪罹患(りかん)で厳しかった。倒れないで前に進んでいこうと思いながら生きた。いろいろと心配事はあるけれど、とりあえず今週も生き続けられたことに感謝。
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