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considerate of others |
11月24日 |
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8時40分起床。
このところ、目覚めるときに頭痛が伴う。二日酔いかなと思うけれど、他の症状はないし、すぐに回復する。寝不足かしらと人ごとのように日記を読むと、そうでもない。今日なんか7時間半睡眠だ。
ひょっとしてガンかもしれない
と思ってみたが、そんなガン聞いたことないし(・_・;)
頭痛の経験は少ない。
他者の痛みは共有できないとよく言う。僕が頻繁に書いている腰痛なんか、なったことのない人には
「それがどうかしたのか?」
という感慨しか与えないだろう。逆に僕は、日常的な頭痛とか生理痛とか胃痛とか歯痛とか言われてもピンとこない(腹痛は理解できる)。だからまあ、痛みを訴えるというのは虚しい試みなのかもしれないと考えた。とくに結論はない。
無駄なことを考えていないで行動だ。
曖昧ながらも晴れているので洗濯物を干す。朝食。その他のルーティーンを処理してから外出。プールだ。昨日は祝日で、平日会員の僕は利用できなかったから。無理をしてでもきょう行かないと、
今週の運動量がゼロ
になってしまう。自分を律するというのはとても難しい。
何とか500メートル。
何とかの意味は時間がないということ。水曜日の午前中に泳ぐなら、もう少し早起きしないといかん。体重は64.35Kで順調。体調も良い。1回目の昼食用にお握りを2つ買って帰宅。すぐに出勤準備。急げ急げ、しかし慌てることなく。
ウナギの花園は平常通りに慌ただしく。
慌ててるじゃねーかオイ。人は矛盾に満ちた生き物だってきのう書いたし。口調がヘンだ。打ち合わせをしなければいけない同僚に、やっとアポを取れた。相手の都合と僕の都合をマッチさせるのが大変だった。
人間関係とはタイミングを取りあう関係である。
男女関係なんか典型だろう(いいこと書いた)。しかし20分ほどとはいえ、時間外労働になる予定。残業9分で退社。
また切符の買い方を質問された。
駅の自販機付近で。僕は回数券を買う以外に近寄ることのない場所だ(なぜ回数券はICカードに読み込ませることができないだのろう?)。質問されるのは、えーと、今月で3回目くらいかな。いつも老人で、たいていは近距離切符だ。
タッチパネルが不便なんだろう。
ユニバーサルデザイン化はいいとして(お金の投入口は本当に便利になった)、必要な切符のカテゴリーを探すのが難しいはず。JRを例にとれば。
1:「きっぷ」を押す
2:該当する「金額(数字)」を押す
たった2つじゃないか、どこが難しいのだ?
と思うのはあなたが若いからだ。老人にとっては、
「なぜ切符を買うのに『きっぷ』というカテゴリーがあるのか」
が理解できないのである。僕も実際に目の前に立たないとわからないが、回数券とか連絡線とか新幹線とかお得なきっぷとか、カテゴリーがたくさんあるからだ。便利になるとは、不便になることを常に含む。お、人生の真理(^^ゞ
解決策は単純だ。
ふつうの切符しか変えないローテク機を1台置いておけば良い。ボタンがついているアレだ。上記のようなユニバーサルデザインは維持して、値段さえわかれば良い機械である。ただ、この導入が難しいのは、
どうやってそれを必要とする人々をその機械に誘導するか
という問題が残ることだろう。やればできるはずだが、老人の気持ちを読むのは非常に困難なことである、という実例かもしれない。
ところで、なぜ僕はやたらとこういった質問をされるのだろう?
1か月に3度って多すぎないか。うろ覚えだが、自販機に近付いたのは5回くらいである。60%って、高確率すぎる。道端で道を質問されることも多い(2か月に1回くらいってw)から、よほど人相が良いのかもしれない。また他には、
1:ヒマそうに見える
2:悪いことはしなさそうに見える
3:テツに見える
なども考えられる。いくら何でも3ってことはないと思うけど、どうよ世間?
帰宅して中華弁当。
その間に、ウナギのクライアントとケータイメール往復。その前に洗濯物取りこむ。厚手のものは乾かず。終日曖昧ながらも晴れた。その後で夕飯の仕込み。朝に残したコーヒーで一服。しかし緩んでいるヒマはなく、シャワーを浴びて出勤。
ウナギ屋も多角経営、終了。
そそくさと帰宅して夕飯。昨日とほとんど同じチャンコ鍋。豆板醤よりも七味トウガラシのほうが味にアクセントが出ると判明した。味噌味の場合は、しょう油を少し垂らすといいみたい。
ごま油かバターかは
お好みだろうか。いろいろな味の選択肢があって楽しい。そろそろ人様に食べさせるレベルになってきたと思う。
件名は、受験によくありそうな英語の一部。
他人を思いやる、ということ。かなり古典的だが、形容詞 considerate と considerable の区別という設問が多い。いわゆる瑣末事項で頻出ではないが、覚えておかないと解けない、言い換えれば
覚えておけば一発で正解ゲット
という問題である。このあたりはヤリ出せばキリがないにしても、直前期だからこそ詰め込みをやってもいいはずだ。多くの卒業生が言うように、暗記力だけは裏切らない。
さて、最後に。
夜帰宅したときに、郵便受けを見た。市進からの封書があった。けっこう分厚い。校舎には明日行くから、給与明細ではないはず。きっと、来年度の依頼書だ。伺いが来たのは10月7日だった。
あれ?
記憶をまさぐる。
依頼書の発送予定は11月24日ではなかったか? 今日だ。東京からの郵便物が、千葉の我が家に当日届くはずはない。すると、1日か2日前の発送? これは依頼書ではない。では、なんのために? この封書の中身は? そうか、そういうことか。
想定しうる答えは1つだ。
覚悟はしていたが、ここで断言する勇気はない。とうとう、終わったのだ、終わるのだ。僕は奇跡を信じて頑張ってきた。でも、大人の社会は結果が全てだ。これまでか。これで、住宅ローンは返せなくなる。封書を手にしてエレベーターに乗る。さよなら。
次回
命の選択を
この次も、みぃ〜んなで観てね!
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