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もしヨビ |
11月27日 |
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9時19分起床は7時間19分睡眠。
7時に目が覚めてウトウトし、次に覚醒したのがこの時間。昨晩は
日記を仕上げる手前で酩酊状態
になってしまった。酔いよりも睡魔に襲われた、というところ。日記は本文を書いてから
タイトル→「一言」を決める
進行で、そこからアップ作業に移る。タイトルが決まらないのに眠くなってきて・・・という流れになってしまた。今夜は気をつけよう。
午前中は仕事。
ウナギ関係の企画書作り。時間外労働はイヤなもんですなあ。職場では雑用処理をしなければいけないから、勤務時間中にさばくことができないのだ。そういう契約だから、これはこれでやむをない。それなりの恩恵もあるから納得している。
1時間で完了。
この2週間にわたり、合計4時間くらいの労働量になった。ああ損した、なんて言ってはいけません。このご時世、仕事があるだけマシと自分に言い聞かせたいものですな。時間ができたので軽く読書。
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』岩崎夏海を読了。
ご存じ、超ベストセラーの「もしドラ」である。
ハッキリ言って、「なんじゃこら」という感想。
すでにミリオンセラーだったかな。
話題になっていることはかねてから知っていたが、まったく興味はなかった。こういう啓蒙系の本って苦手だから。しかし友人が
>信原が読むジャンルとはとても思えないのだが、いちおう読むか?
と言ってくれたので、借りてみた。中学生から老人まで読んでいると聞いていたし、話題だから読んでみるという読書もある。
はあ、なるほどねえ。
ドラッカーというのは経営学の基礎を築いた人で、『マネジメント』というのが代表著作(?)らしい。内容はタイトルそのままで、高校生女子がそんな本を読んでしまうのである。甲子園を目指すのである。なんと非現実的というか、ミスマッチの妙というか、驚いてしまった。
ベストセラーなりミリオンセラーは、とかく悪く言われるものである。
例外はない。それだけ話題になり、多くの人に読まれるからだ。支持されるぶん貶されるし、逆も同じだ。だからまあ、僕がここで「つまらない」と書いたところで、価値が下がるなんてこともない(むしろ上がるくらいだ)。それにしても、と思ったのは。
高校生男女がからんで恋愛がからまないなんて小説としてどうよ?
「そういう目的の本じゃないだろ!」って言われればそれまでなんですけどね。
しかし、これでよく売れたもんだなあ。
こういうので啓蒙される人って多いんだろうな。読書経験と、人生に関する思考が少ないと、かんたんに啓蒙されちゃうのだ(注:別にそれはそれで良いが)。そういう人って、
5年前は「コーチング」に啓蒙された
のでは。10年前だと『金持ち父さん』でしょうな。もっと自分を持てばいいのに。
お昼近くになって晴れた。
そこそこ寒く、とうとう「冬晴れ」という気配だ。外出して日本酒を1本・夕飯の魚・高級ノリ弁を買う。収入が少ないのでケチケチした買い物になった。こんなに、
過労死しかねない勢いで働いている
のに、どうしてこうなるんだろう。なんて言ってても何も解決しないけどな。
郵便受けに管理組合からの封筒が入っていた。
マンション暮らしなので、こういうのがあるのだ。開封してみると、来ました修繕積立金の値上げ告知。高校生の読者にはわかりにくいので軽く説明。
修繕積立金とは、居住者が定期的に払うお金だ。
マンションは共用部分の維持を管理組合が行う。たとえば、廊下の照明器具が消えたら、みんなから拠出された管理費を使う。みんなで使うものはみんなで払うというシステムになる。一方、修繕積立金は
10年に1度の大改修に備えて
積み立てるお金だ。外壁の張り替えとか、エレベータの交換とか。改修の頻度は法律で決められているはず。
時がたつにつれて、必要なお金が多くなる。
マンションの管理組合により個体差はあるだろうが、一般的には修繕積立金が経年で増えていく。入居直後はみんなお金がないだろうから、徐々に積立金額を上げていくわけだ。僕の場合は、入居3年半で初めて値上げになり、これは購入契約前から決まっていた。
1か月あたり、1万円弱だった。
今回は20%くらいの値上げ。単純すぎる計算でも、1年に24,000円の出費増になる。このたびの
煙草増税がいかに大幅すぎて非常識で無見識な値上げ
だったかわかる例とも言える(幼稚な政党が政権を取るとこうなるという好例)。それはともかく、けっこう痛い値上げだなと思う。来年は無職同然だろうから、もう「くくる」しかないのだろうなあ。困った困った。
遅くはない午後に出勤。
ウナギ屋も多角経営。まだ死ぬわけにはいかないからね、稼いでこなきゃ。本職と違う好調ぶりはキープ。帰宅時に銀玉店に寄る。
修繕積立金の値上げぶん稼いでこなきゃ。
こういう発想自体が異常かどうかは知らない。2,500円で初当たり、9連荘を引いて即去り。抜けるぶんだけ抜いたら非情に小勝ちを確保するのは遊パチの打ち方。12Kプラス。これで半年分かぁ。
帰宅して夕飯。
ふぐちり。と言っても、2人前1,200円くらいの安物。白サバフグというものらしい。味付け用のタレが入っているような、セット販売商品。食べてみると、
いじけた河豚
で旨いとは言えなかった。これが河豚なのか、という疑問は持たないように注意した(この値段だからね)。しかし、スープは美味しくなった。まあ、やっぱ河豚なんだろうな。
サブはズワイ蟹。
贅沢してるじゃないかってそんなことはない。カナダ産の、いわゆる「棒くずれ」のむき身である。されど実に旨かった。
100グラム500円を超えると、生の食材はソコソコ旨い
という鉄則があるのかも。
書き出しに反して、今日もやや眠い。
ふだんはゆっくり呑めないから、週末は知らず知らずのうちに多めに呑んでいるのかもしれない。いつも疲れが滲み出た日記で、読者様には申し訳ないと思う。明らかに本音ではない記述をしてみました。明日はゆっくり休めます。あ、件名は
「もし予備校講師が落ち目になって、収入が減り、挙句に嫁もおらず、同僚からは無視され、時給850円で働き、積立金のために豚の貯金箱に積み立てて、こんなんじゃ何の解決にもならねーと人生に真摯に向き合う意欲をなくしても、とりあえず嫁はあおいに限ると信じ続け、そんなわけないだろと読者様は思っているものの、本人は『んなこたぁ誰にもわかんねーだろオイコラ』と逆ギレしたら」
の略です。なげーよ(-_-;)
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