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増減不可だが割り振りは可 12月6日
  午前3時20分ごろに地震。
 あれ、揺れたかと思って目を冷まし、キッチンにいって水を飲み、乾いた食器を片づけ、寝室に戻り、ラジオをつけると地震速報をやっていた。それで地震だったとわかった。もちろん寝室には

緊急用ラジオ(懐中電灯つき)

を常備している。懐中電灯にラジオがついているのかも。震度2くらいだったのでは。


 5時前起床。
 昨晩の鍋の残り汁で味噌汁を作り、パンと一緒に食べる。PCを立ち上げると仕事のメール。ウナギのプチ上司から。日曜日の深夜まで仕事ですかい、回ってませんなあ(^。^)y-.。o○

>以上の件について明日(注:すでに今日だ)までにレスしなさい

 ・・・(゜o゜)
 あの、なあ。もう出勤まで1時間もないんだぞ。そりゃあんたがメールしたのは日曜の夜12時過ぎだけど、わし

IT関連産業従事者(略称:過労死覚悟職業選択者)

じゃないんだぞ。しかし、やるしかない。おかげで出勤時はバタついた。なんで早め早めに仕事を進めないのか理解できない。

 事前にわかっていれば、何も問題はないのだ。
 そのぶんだけ時間を割り振っておけるから。朝の4時半に起きれば良いことである。ただでさえ時間に追われるというのなら、

追われても何とかなる工夫

をしておけばいいのだ。どうも、この「高度経済成長ニッポン的仕事の発想」にはなじめない。これからは低成長にあわせた仕事が主流になっていくというのに。


 ウナギの花園は順調に。
 ちゃっちゃかとタスクをこなす。今日は後述のように空き時間があるけれど、いつもと同じように逃げかえる。残業7分で退社。ゆるんでいるヒマはない、この余った時間をどう使うか決めてあるので。

 帰宅途中で昼飯。
 値段を見ずに親子丼と冷たいそばのセットを注文したら旨かった。お会計をしてみれば1,100円で目を回す。移動中、食事前と、プチ上司に渡された原稿のチェックを進める。書店で本を2冊買ってから帰宅。すぐに仕事のメールを打つ。洗濯物をとりこむ。

 いつもならここで出勤だが、今日は時間がある。
 いや、書店のぶんだけ多めに時間を使ってしまった。先週でワセヨビの浪人生クラスが終わったので、次の仕事は午後6時20分から。昼寝をする時間までは取れないか。とにかくやるべきことがまだあるのだ。

 そこで外出して整骨院。
 2週間前の骨盤調整のおかげで、腰の調子はほんの少しだけ良化している。いつもの先生がお休みということで、代打の先生。これからお仕事ですか、と訊かれる。ええと答えるしかない。

「ってことは、仕事が終わるのは2時とか3時とか、午前様ですか?」

一般的には、そう考えられるのかもしれないなあ(-_-;)


 帰宅して授業準備。
 冬期講習ぶん。授業の実施は1月4日からなので、1か月前にテキストを頂いたことになる。これはありがたい。たったの120分3コマ×2だから、準備に1か月かかるわけではない。そうねえ、コンプリートするのは20日あたりじゃないかな。ここで月曜恒例の記事。


 『セックスレス亡国論』鹿島茂を読了。
 仏文学者の著者がセックスレスの問題を語る本。
 これといった主張はないが、各論に現れるウンチクがこの著者らしくて面白かった。

 題名のイメージよりも内容は軽い。
 斎藤珠里が聞き手役となって著者が語る形式になっていることもあれば、はじめからセックスまたはセックスレスに関する雑談をまとめる目的らしかったこともある。真面目な論が展開されるものではなくて、雑学的な読書と考えるくらいでちょうど良い。

 この著者の書くこと、ホンマかいなと思わされる内容が多い。
 相当な読書家なのでまったく裏付けがないというわけでもないだろうが、そんなこと言いきっちゃって良いんですか、とときどき思う。こっちもただの読み物だと思ってあたっているから、ちょうど良いとも言えるが。日本の夜這いの習慣について。

>農村には「若衆宿」というものがあって、適齢期に達した若者に、経験豊かなご婦人がやってきてセックスの手ほどきをしていました。(中略)
たいていは、未亡人でした。人妻では差し障りがあるし、独身の娘がやるわけにはいかない。ということで、未亡人です。この未亡人によるセックス伝授は、適齢期の若者が集まる若衆宿にやってきてオコモリなどと呼ばれる実践形態をとる場合もあったし、若衆宿から若者が未亡人の家に出かけていく夜這いの形態をとるところもありました。未亡人の家がベストですが、人妻の家というのも場合によってはある。(中略)
その(=旦那がいる人妻の)場合は、暗黙の合意で亭主の横で、ということもあったようです。

 37へぇ(古いか)。
 セックスレスがなぜ増えたかという理由に、若者が「面倒くさい」と思うようになったという事実を挙げている。これが一応は本書の根幹をなす論ではあるけれど、やはり上記のような特に学びのない雑談が圧倒的に楽しい。チャンスがあったらどうぞ。


 ワセヨビは現役のみ70分2コマ。
 昼寝をしていかなくても楽勝だった。そりゃそうだろう。授業の様子を明日に回すのは通常通り。帰宅途中のツマラナイ夕食も、休肝日も同じだ。終日よく晴れて、とくに昼間は暖かかった。コートがいらないくらい。細かく時間を刻む月曜日は、今年最後になる。


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