予備校講師でわるかったな!





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睡魔を感じるヒマはない 12月20日
  5時半起床。
 いくら今日から生活ペースが変わるといっても、ここまで早起きする必要はない。まだ6時間も寝ていないが、やることはいくらでもあるから床を払った。そろそろ年末中規模掃除だ。とりあえず朝飯前に洗面台とトイレを磨いた。

 毎年書いているように、大掃除の趣味はない。
 ふだんからそこそこ綺麗にしてあるし、家事は継続・安定が全てなのだから、正月だけキレイであっても意味はない。ただ、あくまで気分として「年末だから綺麗にしよう」とは考える。理想は、

いつナンドキうら若き婦女子あおい似がピンポンしても家に上げることができる

状態である。文字通り「いつナンドキ」というのが困る。「いつになるのか、いつもないのか、それ世間的にどうよ?」である。支離滅裂。


 朝のうちにHPの作業。
 早朝のコーヒーはおいしい。やっと自己紹介を更新(偶数月のみ)。年末用のエッセイも書き始める。気がつけば今年も残り2週間を切っている。8時過ぎにやっと朝食。ご飯を炊いた。朝食に炊くのは今年初めてくらいだと思う。

 卵かけご飯。
 なんでだろう、急に食べたくなった。ごはんがススムキムチ。こんな感じの商品名だった。みそ汁はインスタントで済ませる。朝食がいつもパン食なのは、準備に時間をかけたくないから。続いて台所のシンク周りを掃除。クレンザーでピカピカになった。


 すこし昼寝をしようと思ったのは9時半。
 眠れるわけがない。昼寝に適するのは起床後7〜8時間だという。体験的に、個人的にだいたい正しいと思う。すると、今日は授業開始が13時35分だから、

開始直後に睡魔に襲われる

ことになる。生徒様が演習している最中だから危険だなあ。昼飯は小さめのコロッケ弁当で済ませ、シャワーを浴びて出勤!


 市進千葉校はCクラス。
 2コマ連続で4日間完成。2学期に比べて3割減くらいですかね。数日前に書いたように、

推薦入試で受験生の4割くらいが合格する(!)

時代なので妥当。「!」を加えたのは、僕と同世代の読者の感想を先読みしたもの。ここで、

>いいかぁ、俺が高校生の頃はなあ、推薦ってのは指定校推薦だけでなあ、評定平均4.5でクラス委員長やっててバトミントン部の副部長、みたいなエリートの生徒しか関係なかったんたぞ。俺なんか評定2.6だったから別の意味で関係なかったけどな。おかしくなったのは90年代からだ。けん玉日本一で推薦とか、あのへんでヘンなことになったんだ。今世紀になるあたりから、もう無茶苦茶だ、むちゃくちゃ。ヒロスエを見ろヒロスエを。カワイイだけで早稲田だぞ。いま壊れてきてるような気がするけどな。2003年あたりから、もうAOだ自己推薦だオープンキャンパスに来ればだ自分の名前が漢字で書ければだ・・・

なんてやりだすと、

「だから昭和の講師はイヤなんだよ」

とか言われるからやめとくけどな。月曜日なので読書感想文。


 『秘密』東野圭吾を読了。
 90年代後半の有名なミステリー小説。
 様々な要素が入り混じる展開で、意外に面白かった。

 ミステリーを読んだのって何年ぶりだろう。
 こっち系の本に詳しくないから、ホラーとミステリーがどう違うのかわからない。ホラーは怖くてミステリーは謎めいているのだろうか。その程度の認識で本書を読んだのは、友人に勧められたから。

「どうも腑に落ちないところがあるのだが、君はどう思うか?」

という質問を受けた。僕は普通の人よりは本を読むほうだから、練れた読み手と思われているのかもしれない(事実ではないので、あれを読めこれを読めと言ってこないように)。

 その謎についてはここで書かない。
 事故で亡くなった妻の意識が、同じ事故にあいながら生き延びた娘の肉体に宿る、というおはなし。12歳の娘の肉体をつかさどるのは35歳の妻という設定である。この時点で

「荒唐無稽、ゲラw」

という人がいてもおかしくない。そんなことを言われれば小説世界なんて成り立たないけれど、リアリティが大切だという読者がいるのは通常のことである。

 僕は多重人格障害の話だと思って読んだ。
 妻の人格が9割くらい描かれるせいもあって、娘の人格がどういうものかは理解できなかった。が、

娘が妻という人格を隠し持っていたことが「秘密」だった

という解釈をした。これが正解だと主張する気は全くない。誰がどういう秘密を持っているかを考えながら読めるのが面白い。うまいタイトルの付け方である。自分なりの秘密の定義を見つけたい人は読んでみてください。


 校舎を去って移動。
 時間がないので電車のなかでコロッケパンを食べた。もちろん空いているハコ(車両)を選んでのこと。さっきコロッケを食べたような気もするが、まあいいや。貧しいのでお茶をペットボトルに詰めて持ち歩いている。こういうときに便利。コロッケパンって、

もそもそ度ナンバーワン

だと思いませんか。

 ウナギ屋も多角経営。
 年を越すかと思っていた懸案が落着して、その事後処理。肩から荷が下りたような感じ。順調にこなして退社。帰宅途中で坦々麺を食べた。月曜日は休肝日にしてきた。自分で決めたことだから、忙しくなくてもこのペースを今年最後まで守ろう。といっても今年の月曜日は残り1回だ。

 朝は曇り、昼前から晴れ。
 一時的らしいが温かくなり、マフラーは使わなかった。手荒れ予防のために手袋は使った。ポンジュースを飲みながら、洗濯機が止まるのを待ちながらこの日記を書いた。結局、睡魔を感じる余裕はなかった。


追記:自己紹介を定期更新しました。


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