予備校講師でわるかったな!





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喜びのタネをまこう 12月23日
  天皇誕生日、おめ。
 陛下に「おめ」ってアリなんだろうか。毎年書いているように、そろそろ天皇制も見直して、

生前に引退→次期陛下襲名式

にしてもいいような(襲名でいいのか知らない)。お歳を召したらゆるやかな老後、それを実践する「象徴」であってほしい。陛下も耳が遠くなったと率直なことを言っていたし。政治的な意見ではなく、感想である。


 7時過ぎ起床。
 午前中に業者が出入りするので目覚ましをかけた。朝食を済ませ、キッチンを片付けておく。9時前に最初のピンポン。

 ダスキンである。
 キッチンのレンジフードの掃除を頼んでみた。「とてつもなく綺麗になる」という噂を聞いていて、実際どうなのかを知りたかったので。築3年半だからそれほど汚れていないけれど、油回りは自力で掃除するのに限界を感じていた。2人組で作業をする。


 9時半に別の業者が来た。
 マンション排水管の一斉清掃。たまたま同じ日になって助かった。独り暮らしだと、こういった

「特定の1日に在宅する必要のある用件」

をこなすのが難しいのだ。ダスキンに作業を2分ほど止めてもらう程度で、ダブルブッキングの被害はない。作業自体は全部で10分以下。

 マンションのメリットである。
 こういったメンテナンスは、もちろん管理費に含まれるけれど、自分で対処しなくて良い。一軒家なんかだと、排水管の掃除なんて何年もやらないもんじゃないか。外観の掃除なんてのも全て任せておける。室内のメンテナンスだけは仕方がないにしても、手間は大いに省ける。こういった暮らし方が好きだ。


 ダスキンが作業をしているので落ち着かない。
 したがって僕も作業的にできるタスクを処理していく。先日、同僚の予備校講師が

「おいらもブログ始めたいけど、どうすりゃいいの?」

とメールをしてきた。その返事を書く。この話題はまたそのうち。


 ダスキンの作業。
 2人(30代と40代と思しき女性)は無駄口を叩くことなく進める。少しくらい喋ってくれてもいいだけど。たとえば、

A「ダンナがもうね、隙を見ると隣の奥さんに・・・」
B「あら、ならいいほうよぉ。ウチなんか私が洗濯物を干してると・・・」
A「あら、お盛んねえ」

みたいな。手が動いていれば僕としては問題がないんだけど、企業のルールとかがあるんだろう。

 2人とも3時間近く立ちっぱなし。
 代金は17,640円。経費などを無視して単純な頭割りをすれば、時給3,000円弱か。実際には企業が搾取するから、時給1,300円くらいだろうか。主婦のアルバイトとしては高額だが、けっこうキツイ軽作業に見えたから、割が良いとまでは言えないような。仕上がり?


 文句なし。
 恐ろしいほどピカピカになった。たとえは妙だけど、舐めてもいいくらいだ。新築時に戻ったくらい綺麗になった。もちろんレンジフードなんて1日で汚れてしまうものではあれど、高いお金を払う価値はあると思う。以下はさみだれな感想。

・お湯をジャバジャバ使う
→設定温度を48℃に上げて、ばりばりと洗う。磨いている時間が圧倒的に長いにしても、「そのお湯代、俺が払うの?」みたいな感じだ。もちろん契約前に趣旨の説明はあったけれど、けっこう驚いた。

・作業後の掃除がテキトー
→床とか周囲とか、もっとちゃんとやって欲しかった。原状回復くらいのレベルまで掃除してくれと感じた。具体的には、よく絞っていない雑巾で床を拭かれたことに閉口した。

・しかしシンクはピカピカに
→洗浄作業で使うこともあるのだろう。僕が数カ月に1回やる程度の磨きまでやってくれた。代金には含まれないし、同時に当然のことではあれ、気分が良かった。


 校舎入りはけっこうギリギリ。
 業者が家にいたので、出勤準備ができなかったため。ちょっと慌てたが、それでも始業20分前。プリントの印刷など雑用はあらかじめ済ませていたので問題はない。さあCクラス、このタームの最終日。

 当たり前の問題で取りこぼすのが多すぎ。
 イチイチ例を上げればキリがないのでやめるとして、「こんな基礎文法で間違えたらどこで点数を取るの?」みたいな失点が多かった。具体的に今までのテキスト(授業回)を指摘して、

とにかくテキストの復習をするように

と説教を繰り返した。中堅大学だと、基礎的な文法と語彙問題で合否が決まるのは明白なことなので、かなり念押ししたつもり。もう少しソフトな説教でも良かったかと思うにしても、ちょっとそれ以前ではないかと思った。

 やっぱね、受験って前半戦なんだよね。
 どのレベルでも、前半戦に処理するべき文法や単語熟語が重要だ。早い時点で言わば貯金を作っておかないと、戦い方は厳しくなる。できれば非受験学年が終わるまでに、

最悪でも高3の夏が始まる前に

そのあたりは処理しておきたい。日東駒専あたりを狙う受験生なら、銘記するべき原則だ。とくに言語系科目は、ある程度の仕上がりを見るまでに1年程度の時間を必要とするはず。


 帰宅して雑用。
 昼間に出入りが多かったので掃除機をかけた。夕飯の仕込み。そうだ、今日のダスキン代を取り返さねば。つまり銀玉店に行かなくちゃ。遊パチでインパチ勝つのはつらいけど、家にいてはチャンスもないのだから。

 お座り一発(^^)
 最初の500円、3回転目で初当たり。激しく9連荘。ここでダスキン代は出たが、あまりに唐突な当たり方で、

「まだ楽しめていないな」

と打ち込んだのが裏目に出た。明日が12日ぶりの休日という解放感もあったかも。ギッコンバッタンやって、2時間でプラス12K。もっと勝負に辛くならないといけない。


 帰宅して夕飯。
 昨日のヒラメはお酢と昆布でつけておいた。滋味が出てよし。アラの煮つけの残りで作った「煮凝り」。煮汁をこしてネギを混ぜて冷蔵庫に入れただけ。秀逸。少し味が強すぎるという欠点はあれど、

俺は小料理屋の店主か

と思うほどの味になった。技術的にどうという料理ではないにしても、昨晩のうちに仕込んでおいた甲斐があったというもの。やっと休めると思いながらウイスキーのオンザロック。


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