予備校講師でわるかったな!





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仕事始めの幸福 1月4日
  6時前起床。
 そうそう、今年の初夢の話を書き忘れた。

・試験監督をしていたら、答案の2枚がコピー用紙で残りはすべてわら半紙。あれっ、これでいい のかしらと思いつつ回収したのはいいけれど、枚数のチェック忘れて大騒ぎだったよ。

という内容。なんなんだよ。富士もタカもナスもあおいも出てこないじゃないか。ついでに今朝の 夢は

・美少女が「大事なものをあげる」と言うので、おじさん参ったなぁと思ったら「でも、やっぱり ・・・」などと逡巡するって、君ね、今さらね(-_-;)

というストーリー。今年も悪夢コレクターとして精進したい。


 朝食にオムレツ。
 一昨日のハムとジャガイモの炒め物を具にした。今日から3日間はアサイチの仕事が続くものの 、スケジュールはゆるやかなので自宅で朝食を取る余裕がある。この時期らしい寒さで曇り空。仕 事始めということでスーツでワセヨビへ出勤。

 この3日間はやや変則的な2コマ。

・標準レベル英文読解の完成
(9:00〜11:40で150分1コマ
・英語長文問題読解法
(13:40〜15:10で90分1コマ

 前者が受験生向けで後者が高2対象。高2向け講座は去年も担当したので90分を一気に駆け抜け れば良いとわかるが、前者はどうなんだろう?

 事実上の拘束時間160分で150分授業。
 たぶん給料は150分ぶん頂けるのだろう。ワセヨビの給料は1分単位で計算されていたはずだし 、「150分」という枠組みがあったはずだ。「はずだ」が続いたのはよく見ていないため。もちろ ん自分が担当していれば金額をチェックするけれど、そうでなければ「そんなの関係ねぇ」である 。エド何とかさんである(小島何とかだっけ?)。


 しかしね。
 仮に80分やって10分休憩。続いて70分。これだと生徒様がしんどいんじゃないか。「いや、直前 期だからそれくらいでいいんだ」という意見もあろうが、

そんなものは受験のド素人の考えること

である。直前だろうが春だろうが、集中するためにきちんと休みを取るのは大切なことだ。そもそ も、受験勉強のどの期間においても、1分は同じ1分の価値しかない。直前だけがとくに大切と考 えるなんて、時間は伸縮しないという不変の事実を知らなかったことにする愚考である。

 では、どうしたか?
 約80分やって、15分休憩。そのあとで65分。ワセヨビの通年授業は1コマ70分だから、これが適 量と見た。え。

「オイ、150分ぶん金もらって、145分しか授業してないじゃないか!」

だと。あのなあ、お前なあ

予備校講師の道は悪の道、
とくに『よびわる』の道は悪の道、
さらに『よびわる』管理人の道は極悪の道。

常識でしょうが(^^ゞ


 「標準レベル英文読解」。
 受験学年向け。ふだんの高3基礎英文解釈の生徒様に「少し無理したければ取ってもOKよ」と声をかけたところ、ほとんどの女子がこの講座を取っていた。ヤル気が出る。少数でも支持者がいるというのは、素直に嬉しいことだ(とくに女子の場合なw)。しかしもちろん、いつものように指名しまくり。

 何だっけな、that の指示範囲を答えさせていたときのこと。
 女子の1部がケラケラ笑っているので事情を問う。

♀「だってお腹が鳴っちゃったんだもん(*^。^*)」
僕「なんじゃそりゃあ。どうして that の指すものと腹が鳴るのが関係あるんだ? だいたい、まだ朝の10時過ぎだろうが。朝ご飯は食べたのか?」
♀「食べなかったです」
僕「なんでもいいから少しでも食べとけよな」

なごやかというか平和というか。格上げ受講した生徒様は、やはりちょっとキツイくらいの人が多かったかも。基本的に順調。高2講座の話題は明日の日記で。年が明けてから、分量が多すぎることもある。


 15時10分に授業を終え、即去り。
 次の仕事まで時間がないため。移動中に菓子パンを1つ買って、職場に着いてからオヤツとして 食べる。お腹が鳴っちゃうからね。今度はウナギ屋も多角経営。こちらも仕事始めである。副業だ ろうが何だろうが、

労働の対価を受け取るという意味合いは同じ

だから、マジメに働く。それぞれの職場にそれぞれの(それなりの)敬意を、という主義である。

 そう言えば、年末に某予備校某講師にこう言われた。

「信原さん、(そんなにコマ減って)ちゃんと住宅ローン返せてるんですか?」

 うるせぇなあ、返せてねーよ。生活困窮なんだよ。いい大人が週4コマとかで暮らせるわけないだろ。クビ吊る前にあがけるだけ足掻くのが俺の生きざまなんだよ。笑いたきゃ笑え、けっ。


 ウナギは無事に終了。
 サクサクと帰宅。間延びするスケジュールなのでたいして疲れない。夕飯は昨日とほとんど同じ。おせち料理も無事に食べきった。生活時間は充分に確保できないし、収入も少ないけれど、

それでも1日働けて良かった

と思う午後9時半である。仕事が面倒とかイヤとか思う人って、どれだけ恵まれているんだろうなあ、と思う次第。キッチンのシンクを丁寧に洗ってから眠りましょう。
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