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なんと、外で独り酒 |
1月6日 |
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6時前起床。
講習が進行するあいだは規則的な生活になる。ほぼ毎日7時間半睡眠で、本業の勤務時間は6時間40分、実質的な労働時間は4時間。趣味に興じる時間はないが、生活時間は確保されている。たいして疲れていないし、なにしろ3日間で終わりだ。副業があったりしてヒマなわけでもないけど。以上、時間の話でした。
朝から仕事があるときは朝風呂に入る。
さすがにこの季節なので、仕事がなければ入らない。「シャワーを浴びて出勤」の代わりになる。眠気を取るというより、綺麗な体で仕事を始めたいと思うから。
「先生、ふだんはそんなに汚いんですか?!」
うるさいなあ、中年ってのはそういうものなの!
ワセヨビの冬期講習は最終日。
いやぁ、3日間は早いね。受験生講座の145分×3日はいいとして(だから150分だってばさw)、2年生講座の90分×3日って短くないですか。感覚的な意見になるが、
2年生なら120分×3日
くらいが適量に思える。非受験学年であるだけに授業進行は速くないから、お持ち帰り頂くものを増量する時間がもう少し欲しい、という感じだ。これからの時代、
非受験学年の学生にどれだけ来てもらえるかが勝負
だと考える。高3になってから予備校に来る生徒様って、率にすると「実績」がけっこう低いはずだ。言いかえれば、上位に受かる学生は早い段階で予備校に通うはず。
受験生講座のまとめ。
中堅レベルの講座にしてはイマイチのデキ。2日目だったか、
同格の that と名詞節を作る that がアヤフヤ
という状況にはビックリした。中堅大学ほど「同じ用法の〜を選べ」という設問が目立つだけに、不安はつきない。
しかし、全体的にはまあまあだろうか。
一昨日書いた「格上げ受講」の生徒様の多くは、なかなか頑張っている。高3の9月時点ではどうなることかと思ったけれど、やはり最後まで残る学生はそれなりに力をつけてくる。来年また会わないことを願うが、どうなることだろう。そこまでは予想できないし、しない。
2時間のお昼休み。
空き時間が長いのは、受験生講座と2年生講座で1セットのため。時間割がズレているわけだ。つまらないものを食べて今日も喫茶店Kにしけこむ。コーヒーで40分ねばるのはしんどい。
ところで、「しけこむ」と言えば、
「オレは妙子としけこむことにした」
などという例文が考えられる。
「〜(場所)にしけこむ」が正しい用法かと思うけれど、わざわざ書かなくても察しろというのが日本語の欠点だろうか。長所ではないし、日本語は難しいという話でもない。「しけこむ」だけで、読者は
そうか、イタしたのだな
と納得できるのがスゴイ、というだけの話。含意しすぎじゃないのか、とも思うのだけど。
高2講座のまとめ。
なかなか良かったんじゃないか。MARCH以上はじゅうぶん狙えそうだな、と思われる学生が多かった。平常授業のメンツ、これまた格上げ受講の生徒様もまずまず。語彙力や文法力はまだまだと感じたが、
基礎クラスで最低でも身につけるべき精読力
はついてきた。しかし、実にどうでもいいことだが、中堅ないし上位クラスで男子率が高いのは困ったもんだ。もともとワセヨビは女子率の高い予備校のはずだが・・・。
なお、来年度に僕がどのクラス(レベル)を担当するかは未定。
隠しているわけではなく、まだ依頼書が来ていないだけ。リアル授業では分かり次第、ここ『よびわる』では2月1日に公開する予定になっている。なんとなく、高2は今年と同じになるような気がしている。
授業を終えて移動。
ええ、ウナギ屋も多角経営でございます。起動、じゃないや就業前にパンをもそもそ食べるのも一昨日と同じ。
なんともさむしいことよのう(-_-;)
受験の英語で money to live on という表現がよくある。こいつを稼がなきゃいけないのよ。と思っている間に終了。
帰宅して雑用処理。
残務処理とか、洗濯とか。シャワーを浴びて・・・外出。めずらしく店で独り酒を呑むのだ。これって、
『よびわる』史上初の快挙
じゃないかな。たんに史上初なだけかも。ちょうど8時前くらいで、程よい時間かと思われる。いいなあ、ワクワクするなぁ・・・。
1軒目は焼き鳥屋。
安くてそこそこ旨いんじゃないかと知人に推奨された店。昭和30年代から時間が止まっているタイプ。事務的だが堅実な接客。締めて1,970円。内訳は、
生ビール1・串焼き3本・熱燗1合・煮込み
と軽い感じ。少し高い(というか安くない)と思ったのは、ビールを頼んだせいだろう。独りだし焼き鳥屋だし、長居は無用で無粋。もう1度使ってもいいかなと思う。
2軒目は正統派魚介系居酒屋。
カウンター中心だが、客層がさっきと違う。ちょっとした小金は持ってる、みたいな僕の嫌いな人種がうじゃうじゃ。どうせなら普通の小金を持ってくれ。締めて1,250円。内訳は
熱燗1合・しめサバ
と軽いが高い。しめサバは旨かったけれど、独りやさぐれて(これもまた普通で良い気がする)呑む店じゃない。少なくとも、独り呑みで2度目はない。
3軒目は立ち食い系ソバ店。
もう呑まない。独り酒は酔ってもいいが、酔っ払ってはいけない。ザルを1枚たぐる。「たぐる」は「手繰る」で、ソバを食べるという意味の動詞。260円とリーズナブルで旨い。これで酔いから覚めたと書きたいけれど、北風ピュウピュウで寒く、店を変わるたびに体が冷えた感じ。独り酒の結論。
つまらない。
これの何か面白いのかという気分。僕は人見知りで社交性が欠如していて自閉症で内向的でヒキコモリで世の中を拗ねた眼で眺める人格障害者だからかもしれないが、
孤独を感じることすらできない
という事実に驚かされた。これなら銀玉でも打ったほうが、孤独を感じることができるし楽しめるし物思いにふけることができる。スーパーで買い出しして、ちゃんと料理を自分で作って、わざわざヤカンでヌル燗をつくるほうが楽しい。
本質的に人間が嫌いなんだな。
と自覚はできたにせよ、今日の冒険は失敗だった。ま、試してわかったことだからいいかな。
帰宅して日記書き。
今日で冬講も終わり、明日は休日。ワセヨビから封書が来ていたが、開封は明日に持ち越すことにする。今日は、もう休みたい。『ウイスキー 山崎12年』をオンザロックで。これが、いい。
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