予備校講師でわるかったな!





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授業中のお喋りは時代遅れ 1月17日
  5時前起床、7時間睡眠。
 早起きはいいとして、外が暗いってのがしんどいな。掃除・朝風呂・朝食作りを済ませてもまだ暗い。昨日の鍋の残り汁に

卵・ジャガイモ・玉ねぎ・ベーコン

を入れてスープを作る。あたたかい。今日は阪神淡路大震災から16年ということ。鎮魂。

 さあ出勤だ。
 真剣に寒い。昨日の雪が残っているところもあった。受験生は大変だったろうねえ。


 ウナギの花園。
 てろてろっペペンペンと終了。今のは

一所懸命に職務に打ち込んだことを示す擬音

ですからね。イメージで「仕事を流れ作業的にこなして残業もせずに逃げかえった」なんて思わないように。早くもお昼過ぎに帰宅となったのは、金曜日の早朝出勤のぶん。小さな弁当を1回目の昼食として食べた。

 ヒマだな。
 ここでプールに行くのが常道だが、今年から月曜日には泳げなくなった。プールの定休日が月曜日に変わったから。今まではほぼ不定期に月3日の休日だったので、

事実上の値上げ

ということになる。月曜日が5回ある月とか大損だと考えるバカがいるんだろうな。・・・ありうるか。あたま悪いんで、すいません。


 代わりに外出。
 よく晴れているが昼間でも猛烈に寒い。暑い夏の次の冬は寒い、と言うそうだが本当なのかな。行き先は自転車で10分の酒店。昨日も酒屋に行ってたじゃないかって、昨日は量販系店で今日は別の店。すると、

使い分ける必要があるのか

と思われそうだが、必要に決まってるじゃないかと答えたい。こう書くとアル中だと思う人がいるのかも。ちなみに、アル中はさいきんNGワードになってきてますね。

 帰宅して昼寝。
 1時間半ぐっすり。いやー、気持ちいいねえ。まだ時間があるので授業準備。2月分までコンプリート、これで今年度の準備は全て終わった。かと思いきや、ワセヨビの体験授業ぶんが残ってるね。今週中に初稿を出すつもり。


 2回目の昼食は自宅で弁当。
 夕方だと店の選択肢がなくて外食できないからね。シャワーを浴びてワセヨビへ。ほんま寒いですな。

 体験受講生ぞろぞろ(^^)
 やはり今が集客の時期なんだろうか。先週の今日書いたように生徒数は増えているので、けっこう盛況感がつよい。しかし肝心の体験受講生の一部が

授業中にチョロチョロお喋りする人々

でやりにくかった。こういうの困るんだよなあ。


 もちろん、最初にビシッと注意した。

「オイ、そこ喋るんじゃねーよ」

 が、それでもチョロチョロは変わらず。2回注意すると営業上はグッドバイになるので我慢した。我ながら大人になったと思う。本来ならその時点で教室から叩きだしてもいいし、10年前の僕はそうしていた。

やれやれ。

 そういう程度なんだよな、と考えるしかない。
 受講人数が一時的とはいえ増えたから、教室の雰囲気は固まっていない。お金を払っている受講生の中には、まだ今日が2回目ということで授業の流れに入っていけなくて苦労している人もいる。僕としてはそういう新顔さんに慣れて頂くのが今日の目標である。そういう

言わばナイーブな瞬間に講師がブチ切れ

というのは避けなければいけない。ああ、こういう授業中にチョロチョロ喋る連中が教室にいるって、いつの時代までだったかなあと考えていた。気をそらすために。


 今世紀が始まるあたりまで、かな。
 予備校の授業は、言っては失礼だが高校の授業なんかと違って濃度がものすごく高いから、お喋りなんかしているヒマがないのだ。実際にほとんどの受講生はお喋りなんかしない。ただ、10年くらい前までは

予備校の授業がどれほど価値が高く学習効率の良いものか理解できない

レベルの生徒様もいらした。だから、高校の教室ないし授業と同じノリで喋るのだ。

 だが、その後、事情は変わった。
 生徒様=お客様のコスト意識の変化である。高い授業料を払ってるんだから、そのぶんのサービスを受け取りたいという生徒様が増えた。勉強ができない生徒様は増えたけれど、勉強する生徒様も同時に増えた。したがって

授業中にお喋りなんかしないのが当然

という空気が醸成された。じっさい、『よびわる』も7年目を終わろうとしているが、生徒様があんまりにもできなくてビックリしたとは書いても、お喋りがじゃまになって困ったという話は書いたことがないはず。

 だからまあ、こういうイライラも懐かしいなあ、なんて考えていた。
 早い話が、無視である。無視は最大の敵意である。お喋りしていたうちの何人かはそれに気がついたみたいだ。それでも気がつかないのは、言ったところで「意味わかんねえ」程度の感想しか持てないレベルだろうし・・・。


 ということで2度目の注意はしないまま授業終了。
 いつもなら体験受講生のところに行ってアフターケアをするのだが(今年はこれをかなり地道にやったので多少とはいえ生徒数が増えた)、今日は展開上できず。マジメに受講している体験生のところにだけ行くのでは不公平感もあるだろうし。こういうのが、

実は大いなる営業妨害になっている

のだけど、それを主張できないのがツライ。もちろん、入学したらお喋りなんざ絶対に許すつもりはない。ま、マジメに受けていた生徒様だけが入学してくれれば、と思うばかりだ。


 ところで、昨日のセンターの問題を解いてもらった。
 第3問A、受験生が知りっこない表現の意味を文脈から推測させる問題である。これは読解系だから「英文解釈」の講座で使えるし、刺激を与えるという目的もある。今年のは例年より少し易しいから、3段階で最下位レベルの我がクラスでもできなくはないだろう。制限時間3分。

 結果は、1 comprehend がボロボロ、2 friendly がまあまあ。
 だいたい予想通り。どちらの問題も

1:わかるとか解けるとか終わるとか、そんな感じだろ?
2:要するにいい奴ってことだ

くらいは読めたらしい。ただ、まだ comprehend は覚えていないから解けないのだろう。しかし、フレンドリーはもう日本語になってるから、センターとしては甘い設問のような気もする。


 夕飯は取らずに帰宅。
 運動量の少ない1日で空腹感もないから。昼飯2回食べたからいいでしょう。月曜日なので休肝日。たまには授業の話が長い日記でした。
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