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無内容は同じ 1月19日
  8時前起床。
 明け方から妙な夢をたくさん見た。飲み過ぎたわけでもないのに(ビール350ML・日本酒1合半)、二日酔いに近い目覚め。生活リズムが体になじんでいないのかも。朝風呂に入ったら気分はスッキリした。朝食のピザトーストには昨日のジャガイモを加えた。

 朝のうちに少し仕事。
 授業準備がすべて終わったと数日前に書いたが、改訂するべきプリントの手入れをしていないことに気がついたから。ほんの数行を入れ替えるだけのこと。変えなくてもとくべつな影響はないにしても、

ちょっとおかしいところが気持ち悪い

と感じる性格。今週から来週にかけてはプチ忙しい、というところかな。プチって古いかな。


 ウナギの花園へ出勤。
 まだ変則勤務。本業もチラホラと授業があり、かつ変則的で、副業もこの調子だからスケジュール管理に気を使う。まあ管理といっても、

気がついたら勤務時間に家にいた

なんてことがないようにするだけ。昨秋のドタバタぶりに比べればなんてことはない。


 新年のアイサツって、するもんだろうか?
 この時期になって、部署によってはということだが、年が変わって初めて会う同僚もいる。改めて

「新年の寿ぎ(ことほぎ)を申し述べたく・・・」

ってやるかということ。そこまで大げさでなくても、今年もよろしくみたいなことを言うべきか。

 僕はほとんど必要を感じない。
 1つの区切りだという意見が大半のようだし、その意義は認めるにしても、そんなスモールトークをしてないで仕事をさっさと片付けようと思う。取引先にアイサツするのとは違うだろうし、つい1か月前に顔を合わせているのだから。ここで「そうだそうだ」と同意した人は僕と同じで、

社会性が欠落している

と思われるタイプだろう。教育の世界では「個性、コセイ!」と騒いでいるわりに、実際の社会では同一性が重視・尊重される国である。ヘンなの。


 勤務終了、即去り。
 これがいいよね、非正規労働者。春闘の結果が僕の職場にも反映されればいいけど、ちょい難しいかな。急ぎ帰宅してプール、に行こうと思ったら激しい空腹を感じた。昼飯がお握り2個だけだったからなあ。立ち食い系ソバ店で大盛り天ぷら蕎麦を注文。

 出る。
 たいした大盛りじゃないなと思ったら、店のおばさんが「大盛りにするの忘れた」と言う。すぐに大盛りぶんをお持ちしますから食べていてくれと言う。はあ。なんかラーメン屋の替え玉みたいだなと思って食べていたら、

同じ量だけソバが入った丼

が運ばれてきた。ほんとか。おばさん、何か勘違いして大盛り2杯ぶん茹でてないか。蕎麦で腹いっぱいになるって初めてだ。

 プールはスイミングのみ500メートル。
 腹いっぱいで泳げないよ。さすがに食後3分で泳ぐのって無理があるなあ。こういう時に限ってコースがすいている。体重は満腹時で64.70Kだから、まだ少し重いかしら。すでに暗くなっている中を帰宅。


 帰宅して相撲観戦。
 応援している稀勢の里(6勝4敗)が横綱白鵬(10勝)と対戦。先場所は稀勢の里が横綱の連勝を止めたから注目の一番だ。げ、稀勢の里勝った。びっくりした。まともに組み合わず、離れて早い勝負を目指さされて、

横綱が彼らしくもなく焦った

のだろう。これだけ強い横綱に2場所連続で勝つのは大殊勲だろう。何しろ、横綱は先場所負けてから23連勝、またも同じ相手に負けたのだから。

 夜は勉強。
 日が暮れてからは仕事に関係するタスクをしない主義なれど、8時を過ぎても腹が空かず、どうしてもこうなる。ついでに本も読んだ。


 『なんとなくな日々』川上弘美を読了。
 平凡な日常を描く短いエッセイを集めたもの。
 これだけ無内容で面白いとは、さすが。

 この著者のエッセイは、見つけたら買っている。
 特に学びも内容もないけれど、ふわふわと読んでしまう。昔の小説家が書く昔の随筆、といったおもむきがある。一編につき数ページ、1日一編で読み進めた。

>晴れた寒い日に、港に行った。
 晴れた日に、港の音を、聞きたいと思ったのだ。汽笛の音やら波の音やらカモメの声やらを(港でなくてもそのへんの川っぺりでいいじゃないかと思われるむきもあろうが、港、と気張ってみたかったのである。お許しあれ)。

 さて、このあとで何が起こるのだろう?
 最後は、こうなる。

>電車に乗り、港を見る前よりもほんの少しさみしい気分になって、家に着いた。風呂に入り、意味もなく「くそー」と湯の中でつぶやいた。冴えないうえに言い訳の多い一日だったが、お許しあれ。秋とは、まあその、もの思う季節である、ということですな。

そういうことになるのか、と思いながら僕は本を閉じる。淡くオススメ。


 夕飯は塩バターちゃんこ鍋。
 具にキノコ類がなかったのは残念だが、ちゃんこ鍋の味付けはほぼマスターした。来客に出せるレベルになった。これといったコツはないが、単純化すれば

きちんとしたダシを取って味付けはゴチャゴチャと

するのが良いようだ。少量でも砂糖や酒やミリンといった甘味を「かませる」と旨くなる。イワシの缶詰を肴にした食後のヌル燗もグッド。いい1日だった。
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