予備校講師でわるかったな!





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悲しみのない自由な空へ 1月28日
  5時過ぎ起床、眠い(+_+)
 5時間睡眠に届かないくらい。酔いはまったくないけれど、起きるのがイヤだと久しぶりに思う 。そうは思っても起きるしかない。朝風呂、軽い朝食。果物の買い置きを忘れていた。猛烈な寒さ の中で出勤。


 通勤電車の窓は曇っている。
 あまりに混雑していて、外気との温度差があるから。つまり結露。ドアに押し付けられた状態で 本を読む気にはなれないから、外を見たい。でも曇ってるな。拭きたい。ティッシュ取り出せない な。まさか、手で拭く? 子どもじゃないんだから恥ずかしいな。混んでるし。外が見たい。

 ・・・手で拭いた(*^_^*)
 鉄道に実車していて何が楽しいかって、流れる車窓だ。通勤電車だから同じ風景だ、とは思わな い。自分が昨日と変わっていれば、違って見えるのが車窓というものだ。と、いいことを書いたよ うな気がしたが、

単純にテツなだけじゃないのかワシ

と疑問を覚えた。おう、いえす。


 ウナギの花園。
 うまくすれば早朝出勤も今日が最後。昨日の本職の年度終了とタイミングが揃った。今日1日だ け眠さを我慢すればいいやと思う。ヤル気全開。のフリをして作業的に業務をこなした。作業だと 思うと、仕事ってけっこうはかどる。早い午後に解放された。は〜、眠かった。

 帰宅途中で昼飯。
 チェーン系居酒屋の唐揚げ定食。何度行ってもメシがうまく炊けていない店。お店なら大量に炊 くはずだし、ルーティーンなんだから上手く炊けるようになっても良さそうなもんだが。帰宅して 本を読む。やっと落ち着いたなと思ったときに、睡魔がやってきた。1時間半の昼寝。


 夕方にプールへ。
 スイミング250M・ウォーキング350Mと軽めだったのは、時間とヤル気がなかったため。無理を する趣味はない。体重は64.40Kでほぼ順調。その足でスーパーに行って、賞味期限切れ間近で値引き になったものを中心に買う。

 いろいろな人と目が合う1日だった。
 1回目はアサイチで小学生だった。2年生くらい。自転車に乗っている僕に「おはようございま す」と挨拶してきて驚いた。昭和か。人さらいだと思われたのかも。2回目は帰宅の電車内。マス クをした若い女と眼がガチンコした。僕には珍しいことだが、

あまりに眼が綺麗で見惚れて

しまった。別に何も起こらなかったが。僕は女の眼が好きだ。

 最後の3回目は、プールに行く途中だった。
 相手は猫だ。猫って犬と違って人を見るから、「なんだぁ、この怪しいオッサンは?」と雄弁に 語りかけてくるのだ。猫は油断できない。君よ、猫に気を許してはならない。僕の方から目をそらした。ここで昨日の話題の続き。


 そして、いつかは自分で自分が学ぶことを選択できるようになる。
 自分にとって必要な勉強を見つけることができたとき、逆説的に、その勉強をするだけの時間し か取れないのだ(あるいは、時間を取りたくても取れなくなっている)。悲観的な考え方だと断っ ておけば、大人になるとは、

自分で選べる自由を得たのに、選んだことを行使できるとは限らなくなる

状態だろう。もちろん、学びはその一例に過ぎない。

 子ども時代とは、下らない抑圧を強いられる時代である。
 救いはない。親はつまらんことを言うし、学校の教師は嫌がらせみたいな校則(または拘束)を 押しつけてくるし、予備校に行けば講師が

「動詞の語法は出題されたら覚えるしかない」

などと理不尽なことを言う。イチイチごもっともなんだが、そんなことを俺は私はやりたくないと 思う。僕はあたしは自分がやりたいことをやりたい、と願う。


 そこから脱出しなければいけない。
 逃げだすのではなくて、それを乗り越えて、やっつけて、大人になる権利を取りに行くしかない 。僕は9歳か10歳のときに、感覚的にそれを知った。学校だのなんだのという社会的抑圧から、い つか抜け出してやろうと。それまではどんな理不尽なこと(江戸時代の貨幣の名前なんか覚えてど うするんだ?)でも耐えてやろうと。

 15年くらいかかった。
 26歳を迎える直前くらいに、もうこれからは自分で自分がやることを選んでいいんだと確信を持 った。そして同時に、そうするためには、社会が自分に要請することを適度に(悪く言えばごまか して)こなしていく必要もあるとわかるようになった。ということで、

「受験勉強なんてくっだらねー」

というのは正論であり、同時に打ち込んで倒してやらなければいけない仮想敵なのである。真の敵 は誰なのか何なのか、とりあえず大学に入ってから考えてみよう。4日連続の説教はこれまで。


 夕飯は豪華に。
 今日が正式な年度打ち上げ、という気分だから。まずは「大粒」の生ガキ。パックを開けてみた らそれほど大粒でもないことが判明。サギだろこれ。5割引のときに試して良かった。カキの良品 は料理屋などに出回っているのかも。

 メインはシャブシャブ。
 モモ肉なれど山形牛。肉はかなり旨かったが、シャブシャブというのは鍋料理の相対的バランス に欠けるということがわかった。自宅鍋ならまず寄せ鍋、次にチャンコ鍋、良い牛肉が買えればす き焼き鍋だろう。鍋とは言わない人が多いけれど、次点はおでんかな。

 サブはいろいろ。
 今年初めてのソラマメは焼いた。まだ走りのせいか、粒が小さくて今一つ。少なくとも2月にな ってからだな。シラスオロシ。味付けは少量のポン酢とレモン。これで減塩できる。自家製ナメタ ケを冷奴にかけて。先の生ガキとあわせ、酢のものが非常に多い。長く独り暮らしをすると、

お酢を取れと体が求めている瞬間

がわかるようになる。疲労回復効果が高いのである。明日から1か月、日記はヒマな日常を描くものになる。多忙から解放された。
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