予備校講師でわるかったな！

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いたわりあって

３月16日

余震だけにしてください。
　と思ったのは昨晩22時半の「速報」だ。また誤報かよと思ったら本当に静岡が震源、

日本が終わるのか

と一瞬マジメに思った。東海地震というのは、千葉県民にとって致命傷とまではいかないだろうけど、そう思うよねえ。首都圏直下型なら諦めるしかないが。

　冷静になれば、停電なんて地震に比べればたいしたことないよな、と思える。
　上記の地震の２分前には福島県沖の余震があって、ＴＶは始め２つを混同して放映していた。こっちは「速報」のたびに身構えているから、精神的なプレッシャーを重く感じる。致命的でなければ気にするまい、と考えているにしても。

　７時過ぎ起床。
　朝風呂、洗濯。腰痛がきついので湯船に無理して浸かる。ラジオを浴室のとなりに持ち込んで、まさかの「速報」に備えながら、ではある。朝食は昨日の小鍋の残り汁で雑炊。大震災当日に凍らせておいたご飯を解凍してつかった。具は豆腐とネギと油揚げと溶き卵。おいしい。

　この腰痛をどうするかな。
　筋肉のこわばりの理由を考える。緊張はやむをえないとして、衣服だろうか。万が一に備えてヒートテックのモモヒキなんざ履いているがいけないのか。また、

就寝中の靴下着用

というのも疲れる感じ。足が圧迫されているということだ。何かしらの手を打たなければと思いつつ

モモヒキを脱ぐ中年男

というのは美しくないなあ(-_-;)

　朝のうちに外出。
　退院直後の友人の外出に付き合うため。仕事もないし、晴れてるし、家にいるより気がまぎれるかもね、と承諾した。ふだんの僕がこんなことをするはずもないのだが、１週間ぶりの外出というのでは、付き合ってあげる必要がある。歩くときにバランスが取りにくいだろうし、こんな世の中の情勢でもあるし。不安な気持ちはよくわかる。

　用事を済ませ、某所で昼食。
　ベトナム料理。しんどい日々だがちゃんと腹は空く。健康なことだ。店を出ると友人のケータイが鳴り「速報」。しかし揺れず。別れて簡単な買い物をしてから帰宅。と思いきや「速報」。震度４。

お願いだからもう許して(ToT)/

と願う。語義重複か。震源が千葉県東方沖と知って安心。今回はわからないけれど、今までは大地震を連れてきたことがないから。

　午後に２時間ほど昼寝。
　しかし実際には眠りに落ちない。睡眠時間は足りているようだ。気分的には疲れているから、横になってまどろむだけでもけっこう違う。起きだして簡単な料理。鳥ひき肉をニンニクと一緒に炒める。キュウリと大根を薄切りにして甘酢漬け。ゴボウは細かく切って水に漬けておく。セロリは切り分けて塩もみ。基本的に保存食だ。

　・・・落ち着く。
　料理をしていると、地震の不安が薄くなっていく。もちろんＴＶはつけたままで、「速報」を聞けるようにはしておく。それでも、野菜を手で直に触る感触が良い。僕のように、

余震が怖くて軽いＰＴＳＤ（心的外傷後ストレス障害）

を覚えている人もいると思う。もしそうなら、簡単な料理をしてみてほしい。必ず効果があるわけでもないだろうけど、「あ、少しラクになれた」と感じる瞬間があると思う。

　ここで仕事の話をまとめて。
　ウナギ関係で重要な電話を頂く。昨年度より減らすつもりだったが、上司の強い意向で逆に増えてしまった。２学期がキツイだろう。予備校の授業が増えるからだ。ただ、２年目になるので去年のような

それ聞いてません知りません状態

はかなり減ると思うので快諾した。僕は働くことが好きなのだ。

　市進千葉校からも電話。
　今日から（僕は金曜日から）平常運営とのこと。校舎のある地域は「停電免除」になったらしい。生徒様の通学手段は不安を残すが、やれるならやろう、となったそうだ。なお、担当しているＦクラスの進行は以下の通り。

・18日（金）
→11日ぶん、つまり「第２回」の授業ぶんを行う。時間割は平常時と同じ
・20日（日）
→18日ぶん、つまり「第３回」の授業ぶんを行う。時間割は午前10時～午後１時

交通手段・経路に問題や不安のある生徒様はご遠慮なく欠席してください（欠席ぶんは映像授業受講になります）。身の安全が全てに優先します。

　６時から７時は活動停止。
　節電するため、ＴＶと床暖房（ガスなんで、ウチ）だけ稼働させ、本を読む。読書は一昨日から少しずつ再開している。やはり余震は気になるのだけど、それくらいの余裕はできてきた。感想文を書くほどは読めないし、そこまでの余裕はない。

　風呂に入ってから夕飯。
　上記のようなものとか、ゴボウのキンピラとか、湯豆腐とか、キャベツとキュウリの塩もみとか、モズク酢とか。

　酒も飲んでいる。
　それでも酔ってはいけないから、ビール350ＭＬ・日本酒１合弱だけにしている。こうでもしないと、

知らないうちに蓄積させているストレス

を解消できない可能性があるから。前々から書いているように、僕はストレスをほとんど自覚しない。小さな発散を、無意識といえるレベルで身体的にこなしているから、と自負している。それでも、この大震災はひどく僕を疲れさせているはずなので、意図的に酒を飲んでいる。めずらしい。読者の皆さまも、

ささいなことでストレス発散

を目指してほしい。机に雑巾がけするだけでも、けっこうスッキリしますよ。

　最後に。
　件名は天皇陛下のお言葉から。ありがとう。

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