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ケータイで新発見 4月2日
  8時起床。
 外の明るさに起こされるのは気分のいいものだが、それも早寝してこそだ。7時間弱の睡眠。朝風呂のついでに、加湿器の一部を洗う。大震災後は節電でいっさい使えなかったし、そろそろ春だし。朝食のピザトーストにサンチュを乗せたらミスマッチ。もうちょっと考えましょうか(^^ゞ

 午前中は勉強。
 授業準備の話だと書くことも出てくるが、こればっかりは何も書けない。すると他のネタを考えなければいけない。


 花見を自粛するか否か、という論争があるそうだ。
 人として政治家として問題発言を意図的にくりかえす、あの頭のおかしい知事が

「痛みを分かち合うために自粛しましょう天罰」

みたいなことを言ったそうだ。すると、仕分け仕分けと叫ぶのが唯一の仕事らしい大臣が、

「そういうことを上の立場から言うのはいかがなものでしょうか節電」

と答えたそうだ。どちらも、最後の漢字2字がいい味を出している。

 お前らそんな下らんこと言ってないで働けコラ!
 自粛したい奴はするだろうし、言われて自粛する奴は初めから自粛するだろう(それが「自粛」か?という疑問はある)。政治家、しかもかなり上級に属すると思われるあんたらが論じることか。僕みたいな下級市民が言うならわかるけどね。

被災地に迷惑をかけるのでなければほどほどにOK。

首都圏だって軽度とは言え被災したし、停電問題もあるし、平時に必要な息抜きがいつも以上に必要とされているはずだ。自粛でしぼんでいて、日本全体が元気になれるか?


 お昼過ぎに出勤。
 途中の昼食は信頼できるネイティブ系カレー店。キーマカレーうまい。朝からずっと曇りで、気温は高い。平年並みだろうか。職場に入るべき時間まで15分ほどあるので、書店へ。職場にあまり早く入ると実質的な時給が下がるからね。

 書店では新刊をざっと見て回る。
 買うための吟味をするほどの時間はないから、これくらいでちょうど良い。最近の本によく見かけるタイトル。

『○○歳までにこれこれをやっておけ』

その年齢を過ぎたらどうにもならないし、その前でも自分で気づけない時点でダメじゃんと思う。もっとも、、僕も30歳過ぎくらいまではこの手の本を手に取ったことがある、偉そうには言えない。


 仕事はウナギ屋も多角経営。
 この話題に行っても、書くことないんだよなあ(本業以外の話はしない)。さくさくと退社。帰宅するとワセヨビからテキストが到着していた。浪人生のもの。開幕は18日だからまだ時間がある。明日から準備しますか・・・ミシっ。ミシッ?

地震!

 ああビックリした(@_@;)
 余震が久々のうえに、一連のそれと違って最初は縦揺れだった。震度3。茨城県で震度5弱。「速報」が出なかったのはギリギリの大きさだったからかな。一説に、

余震域の周辺が震源になり始めると余震の終息が近い

というのがある。真実であればいいなとは思うにしても、まだちょっと注意の必要があるかもね。


 ケータイに仕事先から電話。
 取ったと思ったら切れた。あれ、俺が操作ミスしたかと思ったら(買い替えたばかりなので)、先方がかけ直してくれて、今度は無事に話すことができた。以下に書く話、信じてもらえるだろうか。ムリだろうなあ。ネタだと思われるだろうなあ・・・。

 2つのボタンに、受話器の絵が描いてありますね?
 そうそう、「1」の上と「3」の上。たぶんどのケータイでも同じだと思うけど、「1」の上は受話器がナナメになっていて、「3」の上は受話器がヨコになっている。

☆この2つって、機能が違うんですね!★


 あっ、読者様が卒倒した。
 俺、本当に今日まで知らなかったよ。自分からかけるときは、ナナメの方を押していたと思う(あまり自信はない)。わからなかったのはかかってきた場合で、ナナメとヨコがどう違うかである。ヨコを押すと、

なんか「保留」みたいなことがディスプレイに出る

ようだ(と書きつつ、保留って何だかわからないのだがw)。ナナメを押すとつながるのは、

受話器ナナメ=受話器を上げる動作

の具象化らしい。じゃあ、かけるときは番号を先に押すのかという疑問が残る。固定電話で、そういうアクションするんだっけ(この4年弱、固定電話でフリーダイヤル以外にかけたことがないのです)? あってるのかなあ、このヘンの記述。

「先生、世間知らずもほどほどにしてください!」

そっかー、本当によくわかってないんだけどな。じゃあ、このあたりで読書感想文。


 『日本語練習帳』大野晋を読了。
 ベストセラーとなった文章読本のひとつ。
 練習問題形式がウリのようだが、竜頭蛇尾でイマイチ。

 第1章の練習問題だけは、よく練れている。
 「考える」と「思う」の違いを練習問題にするあたりなど、何となく意識はしているけれど

「言われてみれば、そうかな(=言われないとわからない)」

と感じられる内容である。しかし、後半になるにつれて問題が投げやりになり、わざわざそんな問題作らなくてもいいんじゃないか、と思わせられる。

 一貫した思想もあまり感じられない。

>初歩の人々は日本語で長いセンテンスを書かないように心構えをもつことを私はおすすめします。しかし、短ければいいといっているわけではありません。「短いセンテンス」を心にとめることが、長いセンテンスを読むことの拒否に連なってはいけません。文章を読むとか書くとかで一番大事なことは、「何を」読みとり、「何を」書くかです。大事な「何か」が書いてあるかもしれない。だから、形式が多少わかりにくくでもその奥にある大切な「何か」をつかみとるということから「読み」は出発しなくてはならない。

 それは至極ごもっともですけどね。そんなこと言いだしたら本書を読む意味自体が薄れていってしまうと思うんですが。文章読本好きの僕の評価は、偏差値47ってところでしょうか。なんでベストセラーになるんだ、こんなんで、みたいな。


 夕飯はおおむね昨日の続き。
 追加されたところは、ハンペンの刺身。きょう作ったのは大根とキュウリの甘酢漬け。安いローストビーフ。冷奴にはオカカとネギをたっぷりと。

 短い日記になった。
 ケータイのくだりを書くのに10分くらいかかったから。いちおう僕が感じていることは全て書けたつもりだけど、ちゃんと伝わっているのでしょうか。「何か」をつかめましたか? ってことです。困ったな(次にケータイが鳴った時に)。
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