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2%目標で右往左往 4月4日
  7時16分起床。
 目覚まし時計に起こされたのっていつ以来だろう。5時前に覚醒し、あんまり寒くて2度寝が気持ちよすぎたため。もうすぐ規則正しい生活を始めなければならないから、そろそろ睡眠ペースも確立しなければいけない。


 朝刊には多額の寄付金の話題。
 孫正義(ソフトバンクの社長)が個人として100億円ということである。すばらしい。が、

どんだけ金持ちなんだお前は

と正直に思う。僕なんか、寄付どころか人生を50回くらい繰り返さないと稼げない額である。ひょっとして人間の器が2%くらいなのかと脱力してしまう。

 ただ、この社長は今回の大震災に関して痛恨のミスを犯している。
 ツイッターで誤情報をバラまいてしまったということ。「日本医師会が原発の50K以内に入るなと言っている」という誰かのつぶやきを、確認も取らずに拡散してしまった。ケータイ屋のボスとして

ネットリテラシー低すぎ

と罵られても仕方がないだろう。たとえ結果論であったとしても、だ。

 もっとも、以上の件に関しては、良き側面のほうが大きい。
 多くの著名人がそうしているように、多額の寄付をしたこと。まさにノブリス・オブリージュである。高貴なる(早い話が金持ちの)人が弱者や社会に施しをすることだ。こんな金額を耳にすると、

「俺が300円くらい寄付しても意味なくね?」

と思ってしまうが、そんなことはない。違っているのは金額だけであって、心は同じである。僕も来週以降に郵便振替で寄付をするつもり(街角募金はサギが多いから注意ねw)。


 午前中から出勤!
 ウナギ屋も多角経営。ふーんだ、どうせ2%の価値しかない人間だもん、下流だもん、ゲスだもん、コツコツ働くしかできないんだもん。可愛くないけどな、この年齢だと(^^ゞ

 お昼に終了。
 昼食は鶏肉とニンニクの茎炒め。中華食べ過ぎと違いますか。少し悩んでいったん帰宅。長い空き時間を外で過ごすのが苦手だし、いったん帰宅できると気分を変えられて良い。2週間くらい前だと、

余震が怖くてウチに独りでいたくない

と思っていたわけだが、状況は好転しつつある。基本的にはおうち好きのヒキコモリ系人種である。


 帰宅途中でスーパー。
 4枚切の食パンはない。ヨーグルトは1個85円というものだけあったが、そんなん高くて手が出ない。イチゴだけ買って、ついでに酒店に寄る。日本酒1升を購入。せっかくいったん帰れるのだから、

手ぶらで帰りたくない

と考えるわけだ。ちょっと貧乏性な気もするけど、時間って貴重だからさ。

 帰宅して雑用。
 朝に干した洗濯物は薄手のそれだけ乾いていた。布団も干していくべきだったが、朝は迷っていたからやむをえない。朝こそ寒かったけれど、よく晴れてそこそこ暖かくなった。歯を磨く。そして出勤!


 またもやウナギ屋も多角経営(@_@;)
 行ったり来たり、何をやっとるのだかなと思う。しかし僕には僕にしかできないことがあるわけで、せめてそれだけでもやっておくしかない。やるべきである。2%、かあ。年収500万で40年ねえ。


 またまた帰宅。
 雑用的な仕事を少し。紅茶を呑んで一服し、シャワーを浴びて三度出勤!

 今度は本業である。
 ワセヨビ西船橋校。いつも書くように通年授業はこの時期でも休講なしで続く。もともと高2対応の春期講習はなかったはず。70分を2コマ。授業前にコロッケパンと何かの甘いパン。よう食べますわね。


 授業開始9分後、緊急地震速報(@_@。
 僕のケータイも複数の生徒様のそれも鳴った。千葉県東方沖。教室にケータイは持ち込まないことにしているが(どうせ使うヒマがないのだから無意味だ)、今はご時世的に持ち込んだほうが良いかと思っている。しかし全く揺れず。

 あとでネットで見ると、またもや空砲。
 誤報というのは言い過ぎだと思っている。福島県沖で最大震度2とのこと。ついでに生徒様と授業中に無駄話をする。イメージとは裏腹かもしれないが、僕はときどきこうして生徒様と話すことがある。人間味のない授業だから、たまにはいいかなと思って。


 あの最初の地震で、ケータイでは速報を受信しなかったそうだ。
 時期的にも時間的にもそれほど人がいたとは思えないが、自習室ではそうだったと言う。僕はそのときまだ古いケータイを使っていたから確かめようがない。TVでは速報が流れているのを見たし、「あっ、これは危険かも!」と思ったから

千葉県も速報の範囲内

にあったはず。東北地方では大きな揺れの数〜20秒前に発令されたことがすでにニュースになった。すると。

1:信原の記憶違いで、実は千葉県は範囲外
2:範囲内だったが、メールが配信されず
3:自習室のサンプル数が少なく、メールは配信された
4:自習室はすべてソフトバンク製で、メールが配信されず

どれだろうね。ネットで検索すればわかりそうだけど、そういう趣味はない。


 実際の生徒様♀との問答。

僕「速報が来なければ大地震ではない、はずだよね」
♀「でも・・・(=上記の鳴らなかった件)」
僕「それマジ? じゃあダメじゃん
♀「どう見たって完全じゃないですよね」
僕「ウソだウソだっ、そんなのウソだ! 『速報』にはガセがあるだけじゃなくて、大揺れでも鳴らないときがあるなんて・・・。裏切ったな、裏切ったな、気象庁、オマイラは父さんと同じに僕を裏切ったんだっ!」

 最後のは脚色。真実はどこにあるのだろう。僕としては、どれほど誤報が多くても、

大きいときは必ず(遅れたとしても)速報が出るシステム

が望ましい。そもそも、これは原理的に「予報」ではなく「速報」なのだから、事後に1秒でも早く情報を伝えてほしい。「速報」に過ぎないという事実を無視している人が「鳴っても揺れないじゃないか」という的外れな苦情を言っているのだと思う。


 夕食を取らずに帰宅。
 このままだと、朝になってどれくらいの空腹を感じるのか知りたかったため。いま腹が鳴ったけどな。月曜日なので休肝日。明日は早起きの練習をする予定。2%に、どこまで近づけるだろう?
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