予備校講師でわるかったな!





各ページのご案内はコチラ 

proflile 自己紹介

diary 日記

essay エッセイ

bbs 掲示板
  

Copyright (c) 2004 
takeshi nobuhara All Rights Reserved. 

昔話が多い 4月6日
  8時半起床は適切な寝坊。
 いまだに余震が怖くてリビング・ダイニングで寝ている(大きな机の下に隠れられる)わけだが、そろそろ寝室に戻るべきだろうか。いちいち布団を引くのが面倒だし、ほこりが出るから朝の掃除機かけも大変だ。寝室は寝室で、

ベッドの隣に本棚があるから

怖いような気もする。大震災当日でも、本が数冊落ちて本棚本体がズレたくらいだから大丈夫だろうとは思う。しかし現実をはるかにしのぐのが想像力とも言える。ま、4月11日までには寝室に戻る予定。


 午前中は書類整理。
 つまりゴミ捨て。年度末〜年度当初の恒例行事みたいなもの。「とにかく捨てろ」を合言葉に進める雑務である。忙しくなると溜まっていく一方だから、今週中にケリをつけなければいかん。

 お昼前にプールへ。
 スイミングのみ700メートル。腰痛は一進一退で、右側の腰からお尻にかけて痛む。季節的には痛みが少なくなる時期ではある。体重は62.6Kとまだ軽め。その足でスーパーへ。

 やっとヨーグルトを買えた。
 しつこい男だと思われるかもしれないし、実際にそうである。独り暮らしを始めて15年ほど経った。もちろんときに例外はあったにせよ、朝食にはいつも

ヤクルト・ヨーグルト・果物の3点セット

を並べてきたのだ。健康にはまったく自信がないからこそ、この習慣を維持してきたのである。ヨーグルトなしでは済まないわけね。しかし、平時より4割くらい高いね。


 いったん帰宅してすぐ外出。
 電車に乗って実家近くまで行く。鉄道関係の節電は徹底されていて気分が良い。エスカレーターが動かないことに不満を覚える人は多いようだが、

あんなもん乗ってるから太るんだよ

と言わせていただく。太ってない人ゴメン。東京駅の総武快速線地下ホームくらいの深さならともかく、ワンフロアぶんくらい階段でいいじゃないか。確かに、お年寄りのような肉体弱者にはありがたい道具だとは認めるけれど(だからエレベーターは稼働しているわけだ)。

 車内も消灯されていることが多い。
 路線にもよるし、混雑度にもよるのだろう。少し不便だが困るほどではない。昼間の空いている時間ならたいした問題ではない。だって、乗客の半分はケータイ見てるんだから関係ないでしょう。大いに賛成だ。

 駅構内は暗い。
 その駅の構造次第ではあるが、やや不安感を覚える駅もある。怖くはないが、

何かのトラブルがあったときにイヤだな、

と感じるくらいの暗さだ。次の電車を知らせる電子掲示板などは使われているし、その文字が暗闇に浮かびあがってステキなくらいだ。駅は暗いほうがロマンチックだ、とまでは言わないけれど少しそう思う。

>先生、あの、どこまでテツの話題が続くんでしょうか?


 実家の最寄り駅の1つ先で降りる。
 天気が良いので散歩でもしようかと。小学生のころに自転車で激走した道を歩く。なつかしい。もちろん風景の多くは変わっているけれど、幼いころの自分がここを走っていたのだな、と郷愁を覚える。そんなもんですかと高校生は思うかもしれないが、なにぶん

僕の小学生時代なんて30年くらい前

だからそうなるんだよ。年を取って良いことは、「最近の若者はそんなことも知らんのか」と言えることである。そんなこと言われたって、当の若者はまだ生まれていないから反応のしようがないんだけどね(^^ゞ


 リサイクルショップがあった。
 市の払い下げ品みたいなものを売っている。廃品回収で出たものをリサイクルしているんだろう。キズものばかりだが、異様に安くて驚く。一間ぶんのクローゼットが5,000円とか。1,500円の鏡台なんてのもあった。どのくらい売れるのだろう。

 なお、一間(いっけん)とは長さの単位で、おおむね1.8メートルくらい。
 一説には

一間=成人男性が両手を広げたときの幅

ともされている(注:度量衡の起源には俗説が多く、むしろ出どころがハッキリしているものは少ない)。いや、もちろん僕の世代あたりでは使わない言葉になっていたけれど、知識としては普通知っている。少し前の時代のことを知らないと、大人になってからは恥をかきやすい。

「そんな昔のこと知らない」と言ってるだけの奴はただの子ども

と見なされる。若い人は気をつけよう。


 信頼できる魚屋に寄って帰宅。
 実はこの魚屋に寄るのが散歩の目的だった。銀行にも寄って、やっと振り込みができた(某銀行の某支店では節電のためにATMが休止されているのだ)。このHPの運営費用である。10万円はしない。帰宅すれば午後の良い時間で、洗濯物と布団を取り込む。夕方にかけて授業準備やらウナギの仕込みやら。

 夕飯のメインは刺身。
 ひさびさのシャコは柔らかすぎてイマイチ。この日記に初登場かと思われるのはクジラ。僕が10代前半くらいまではよく食べられていたけれど、

捕鯨を理不尽に毛嫌いする国際的風潮のせいで

食べる機会が少なくなった。この問題については世界に申し述べたいことがたくさんあるが省略。ただまあ、クジラの肉ってそんなに旨いもんじゃないよな、というのは確かだ。また昔話に戻ると、

鯨ベーコンの異様な脂っこさ

を懐かしく思ったあなたは僕より年上。僕なんかはあれが鯨という食べ物かと思っていたなあ。


 明日は早起きの予定。
 しかしすでに10時半。ニュースをチェックするためにTVを観ると、被災者の悲惨な生活を見ることになる。計画停電はしばらくペンディングされるそうだが、

僕たちは被災者のことを一時も忘れてはいけない

と思う。具体的には、節電しようぜ募金しようぜ。その前に明日の俺は寝坊禁止だ!
diary 日記  
これまでの日記はコチラ