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どう生きるかという問題 |
4月8日 |
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9時20分起床はじゅうぶんな寝坊。
寝入りバナの大きな余震のせいで眠れない、なんてことはなくて、グッスリ。そろそろ本格的に年度が始まるから、地震のことに気を取られたくないのけど、こればっかりは。「それでも余震の数は(たぶん)減っている」と信じてがんばろう。
朝のうちに今日の授業準備の仕上げ。
教えるときの具体的なイメージがすっと頭に浮かんでくる感じ。教えるハウツーやコンテンツではなくて、どこが強調ポイントになるかを見つけておくわけだ。朝から曇りで強烈な南風。網戸が自動で動いてしまうほど。気温は高い。
外出して整骨院。
腰の調子は一昨日あたりからまた悪化して、ケツ筋が痛い。「けつきん」という名詞はないはず。骨盤調整でいつもより診療費が高くなった。その足でプールへ。
スイミングは750メートル。
調整程度のウォーキングが100メートル。体重は空腹時とはいえ62Kジャストまで戻ってしまった。たくさん食べてるんだけどね。そのまま昼食を取りに行く。居酒屋のワンコインランチはカツ煮丼。上品で旨いが量が少ない。
カップルが店に入ってきた。
大学生くらいだろうか。午後1時過ぎのけだるい昼食だ。まあ、その、なんだ・・・
「気がついたら雀が鳴いていて、やっと眠って起きたら正午過ぎ」
という気配が漂っている。男がアパート住まいなんだよな(勝手な妄想)。朝までやれちゃうのがすごいね、若いね(*^_^*)
オーダーに激しく悩んで、2人そろってショウガ焼き定食。
つまんねー奴らだ。こういうのが堅気のリーマンになって、上司と昼飯を食べに行って、
「ええ、僕も係長と同じものを」
とか言うんだろう。お前2度と「個性が」とか言うんじゃねーぞ。
2人で店に入って同じもん注文して楽しいか。
自分が頼みたいものを先にオーダーされたら、意地を張って別のものを注文し、「やっぱ焼き魚定食にするんだった」と後悔するのが人生ってもんじゃあるまいか。という話を、むかしよく女の子と2人で食事をするときにしていた。すると彼女たちは口を揃えて、
「信原くんの考えてることってのは、ほんとうに下らないことばっかりなのね」
と言いやがるのであった。ったくよう、女ってのはよぉ、正論ばっかり言いやがって・・・。
スーパーへ。
大震災で品切れになっている商品を発見。「ひじき」である。海藻ですね。なんでひじきが完全に売り切れているんだと思ったら、そうね、
>被ばく予防にはヨードがいい、従ってひじきね!
と買いだめした人がいるんだろう。おいおい、3食すべてひじき食ったくらいで改善できるのは、被ばくなんて言わないぞ(^。^)
しかし、ひじきくらいなら許せるかって気もする。
トイレットペーパーや食パンとは違って日常に必要なものではないし、そのくらいで被ばくの心配を和らげることができるなら、それはそれで幸せなことかと思われる。それにしたって、
ひじきを毎日のように水で戻すのってすごい大変じゃないか
と心配するくらいだ。午後は雑用など。読書感想文しあがる。
『節約の王道』林望を読了。
無意味なお金の消費をしないことを中心にした「生き方」論。
この著者がいつも書いていることが繰り返されるだけだが、悪くはない。
とりたてて具体的な節約話が出てくるわけではない。
広く考えれば生活することはお金を使うことだから、生活を見直せばお金を見直すことになる、という主旨だろう。この著者に「1円でもスーパーで安く買うコツ」なんていうのを求める読者もいるまいから、ニーズにはあっていると思う。たとえば、本について。
>人に勧められた本を読むということは、借り着を着て歩いているのと同じことです。その本を勧めてくれた人と自分とは、それまでの人生経験も違えば、抱えている問題も違う、興味の範囲も違うはずです。ですから、やや極言するなら、私は人に勧められた本を読んで、面白いと思ったことなど一度もありません。
最後の一文が余計で、これがまあこの著者独特のにおいと言える。
ところで、本書に限らず、この手の話で出てくるのが
「万札は崩すと早くなくなる(から崩すな)」
という話。本書に至ってはこのルールを守るために「お金を下ろすなら3万4千円」というくだりまで出てくる。この中途半端さがこの著者らしくて面白い。が、それはともかく思うこと。
・万札を崩すと、お金にだらしなくなるわけ?
俺、そんなこと1回もないけどなあ。お金を使うか使わないかを決めるとき、財布をのぞく人がいるんだろうか。
話を戻して、新古書店で買うなら良い本じゃないですか本書は。
申し訳ないけれど、一般庶民が考える「節約」とはレベルが違いすぎる。買った本は全て蔵書として保存できるほどの家に住んでいる金持ちが、何を大所高所から言っておられるのか、という不快感は残る。僕なんかは
・スーパーでひき肉を買う時、できるだけ量の少ないパックを選んで数円を節約する
なんてことをしているだけに、「はー、立派なセンセイは立派なこと仰るわ」と感心して読んでしまった。いや、悪い意味ではないんだけど。
仕事は市進千葉校。
通年授業の再開である。計画停電がとりあえずしばらく中止になったので、6月くらいまでは順調にカリキュラムが消化されていくはずだ。いやマジメに、停電されちゃうとウチらの商売あがったりですよ。
授業は順調、より宜しからず。
ちょっと説明過多だなと進めながら感じていて、2コマ連続の後半は2分も延長してしまった。申し訳ない。通年授業がしばらくぶりで、力が入り過ぎたかなと思う。授業のコツはいろいろあれど、その1つは
受講生全員に理解させようと思わないこと
である。誰もがわかる授業なんて、どこかにインチキがある。もちろん様々な条件があるから一般化する気はない。
帰宅しての夕飯はあれこれたくさん。
一応のメインはサワラの西京味噌漬け焼き。大根おろしは欠かせない。湯豆腐には刻みネギを後のせ。クジラの刺身はニンニクしょう油で食べたらレバ刺のようだった(やはりあまり旨くはない)。ヒラメ刺は少し残ったので塩とお酢でしめておいた。明日食べよう。キャベツとキュウリの塩コンブもみ。白菜とベーコンとエノキダケの煮物はコショウだけで味付け。キュウリの辛味しょう油漬け食べ切り。食後のツマミは昨日と同じくイクラおろし。チーズ。
>どこまで食べるんだあんたは?
いや、夕飯が1日のメインなので、ふつうです。
明日は早起きをする予定。
できることなら週末の夜くらいは飲んだくれたいところだが、来週から始まる厳しいスケジュールのために予行演習をしたい。どのくらい飲んで、どのくらいしか眠れないと、どのくらい翌朝がキツイか。実際には出勤しないし自宅にいるから条件は異なるにせよ、
自分の体力の言わば臨界点をつかんでおく
ことは重要である。洗濯を済ませ、流しの洗い物もざっと片付けた今は日付が変わった頃だ。アップ作業や歯磨きや寝支度があるから、就寝は午前1時過ぎだろう。 |
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