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ため息は人陰で |
4月15日 |
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2度寝に備えて目覚める瞬間がある。
はだけた布団を直し、トイレに行って、ついでに水を飲み、あと何時間眠れるかなと思う瞬間だ。今朝の僕の場合は、午前4時54分。
目覚ましの鳴る1分前である。
なんだ、2度寝も何もない、体が早起きに反応して目覚めただけである。ちょうど7時間半の睡眠だったが、もう少し眠りたいというのが本音。
朝風呂、風呂掃除、洗濯。
暖かい朝だ。自宅で朝食を食べる時間があるのは嬉しい。5枚切りという半端なサイズの食パンを2枚。玉ねぎとハムと半熟のゆで卵を挟んで食べる。さあ通勤電車だと思いながらスーツで出勤。
ウナギの花園。
慣れるには慣れたはずだが、いかんせんタスクが多い。文句を言っていても進むわけはないので、休憩時間も含めて雑用。やっと山が崩れてきたかなあと思う。本来はお昼前で上がりだが、
ここらでケリをつけないと雑用にいつまでも追われる
と考えて残業。自分の生活がなくなってしまうではないか。
と言っても、残業は昼食をはさんで1時間。
今年も昼食は基本的に1人で食べる。人と食べると無駄な時間が増えるし、そもそも独りメシが好きなのだ。社交性や社会性に大きな欠落のある人間と言える。サクサク帰宅。晴れてはいるが風が強く、桜の花びらがあちこちで舞っている。
アイロンかけを済ませて外出。
プールはスイミングのみ550Mで軽め。このスケジュールで週2回も泳いだのは立派だと思うけど、ちょっと無理があるなあ。体重は62.20K。その足でスーパーへ。食材の買いだめが好きではないこともあって、
スーパーにちょくちょく行けない人生
が不満だ。明日は土曜日だというのに、その時間が取れないのだ。3日分に少し足りないくらい食材を買って、2回目の昼食用にほか弁を買って帰宅。
ほか弁食べ終わる。
ちっ、昼寝をする時間が捻出できなかった。ウナギの残業が響いてしまったわけ。それでも15分くらい時間が余ったので、これまたウナギ関係のメール書き。大きな余震で電車が止まってはいけないから早めに出勤するのは、一昨日と同じ。
市進千葉校。
生徒様は学校が始まったばかりで忙しそうだ。新学期、新学年、新しいクラス、新しい教科書、新しい担任、新しいクラスメート、新しい彼女(あっ)。環境が変わって、しかも春という季節もあって体調管理も難しい。具体的にどう忙しそうなのかというと、
15分の休み時間に予習の仕上げ
をやっている。和訳の書きなおしとかやっていて、微笑ましい。彼らからすれば、予備校の恐ろしい英語の先生がバシバシ指名してくるから、充分に準備しないと受講しても苦しいだけなのである。
これが、良い状況である。
学校と予備校の両立が難しい。GW明けならともかく、この時期は上記の事情で絶対的な時間が足りない。ここで踏ん張って予習をするか、
受講してうなずくだけのお客さん
にされるかは、大事な分かれ目である。一般化は難しいにせよ、語学系の授業で予習なしなんて効果半減以下である。
ここで。
「君たち、頑張っているよね。美しい。きっといい未来があるよ。みんな揃って第1志望ゲットぉ!」とでも喋れば立派な偽善系講師である。何の保証があるんだソレ。想定外が未来予想図の基本であると、君たちはこの大震災で学べなかったのかね? 実際の僕のセリフ。
「あのな。この時期に模試で偏差値70とか取っても、早慶目標だと大した意味ないのな。あのへんの大学、誰でも受ける偏差値なんかで決まる勝負じゃないのな。まあ偏差値低いよりはマシだけどな。あのへん、勝負はもっと高いところでつくのな。具体的には、俺様の質問に自分なりの答えを用意できてから始まるのな」
いつか卒業リンチだぁ((+_+))
帰宅して夕飯は軽めに。
昨年度までは金曜日が終われば週末モードだった。お酒を少し過ごす夜が金曜日だった。けれど今年はそうではない。アサイチではないが早起きしなければいけない。だから簡単なツマミを並べる程度の食卓。
・レタスと水菜のサラダ
・自家製大根の葉と納豆
・夕方に作ったキュウリの辛味漬け
・イクラおろし
・昨日の煮物の残り汁で2度炊きした大根
・キムチ
・玉子豆腐
・チーズ
・ビール350MLと日本酒1合ちょっと
まあ、6時間弱は眠れるだろう。
時間は前後して、予備校のトイレで大きなため息をついた。そばにいた同僚に
「お疲れですねえ」
と笑われた。生徒様を含めたお客様の前では、ため息をつかないように気をつけている。そういうことをしていては、やはり、職業を持つものとして失格だと思うので。早く寝よ。そりゃ、疲れてますよ(@^^)/~~~
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